■2024年7月に売れたクルマは?
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)は2024年8月6日、2024年7月の車名別販売台数ランキングを発表しました。
【画像】「えっ…」 これがイマ売れてる「最新軽自動車」です!(81枚)
自販連は登録車(5ナンバー/3ナンバー)ランキング、全軽自協は軽乗用車のランキングをそれぞれ発表しています。
発表されたランキングは通称名別です。例えば登録車のトヨタ「ヤリス」には、コンパクトカー「ヤリス」、コンパクトSUV「ヤリスクロス」、コンパクトスポーツ「GRヤリス」が含まれます。
軽自動車のスズキ「ワゴンR」には、「ワゴンR」「ワゴンR カスタム」「ワゴンR スティングレー」「ワゴンR スマイル」が含まれるなど、同名シリーズ全体が合算されています。
●2024年7月 登録車ベスト10
・1位:トヨタ「カローラ」(1万4622台)
・2位:トヨタ「ヤリス」(1万1617台)
・3位:トヨタ「シエンタ」(1万1441台)
・4位:トヨタ「ルーミー」(1万3台)
・5位:日産「ノート」(9000台)
・6位:ホンダ「フリード」(8442台)
・7位:トヨタ「アルファード」(8234台)
・8位:日産「セレナ」(7607台)
・9位:トヨタ「ランドクルーザーW」(7299台)
・10位:トヨタ「ノア」(7052台)
●2024年7月 軽乗用車ベスト10
・1位:ホンダ「N-BOX」(1万6500台)
・2位:スズキ「スペーシア」(1万3073台)
・3位:ダイハツ「タント」(1万2576台)
・4位:スズキ「ハスラー」(7501台)
・5位:日産「ルークス」(7419台)
・6位:スズキ「ワゴンR」(7083台)
・7位:スズキ「アルト」(5535台)
・8位:ダイハツ「ムーヴ」(5083台)
・9位:ダイハツ「タフト」(4644台)
・10位:三菱「デリカミニ/eK」(4600台)
2024年7月の新車(登録車)販売台数ランキングは、トヨタ「カローラ」(販売台数1万4622台)が1位を獲得。続いて2位がトヨタ「ヤリス」、3位がトヨタ「シエンタ」と上位をトヨタが占めています。
4位にはトヨタ「ルーミー」が復帰しました。スライドドアを備え、使い勝手が人気のハイトワゴンで、2016年11月の発売以来、常にランキング上位に位置していました。
一方で、製造元のダイハツによる認証不正問題があり一時的に受注を停止していましたが、4月に生産を再開。再び上位のポジションを取り戻しています。
5位は日産「ノート」です。2023年12月にマイナーチェンジされ、上級モデル「ノートオーラ」も6月13日に発売。マイナーチェンジ効果もあり、好調な売れ行きです。
6位のホンダ「フリード」は6月28日に3代目の新型が発売されました。デザインを一新したほか、2モーターハイブリッド「e:HEV」の搭載や先進運転支援「ホンダセンシング」の機能向上などを図っています。
発売1ヶ月では累計3万8000台を受注するなど、ホンダの主力モデルとして早速支持を獲得しています。
また、9位にはトヨタ「ランドクルーザーW」がランクインしました。ランドクルーザーシリーズでは、2021年発売の旗艦モデル「ランドクルーザー“300”」に続き、2023年11月には機能重視の「ランドクルーザー“70”」が登場。
さらに、4月18日には主力モデル「ランドクルーザー“250”」が発売され、新世代のモデルが出揃いました。ランドクルーザー“300”とランドクルーザー“70”は現在も長期の納車待ちとなっていますが、ランドクルーザー“250”は初期の納車が進んでいるものとみられ、ランキング圏内に反映される形になりました。
一方で、トヨタ「プリウス」や「ノア」「ヴォクシー」は受注を停止しており、ランキング外となっています。
軽自動車のランキングでは、ホンダ「N-BOX」(販売台数1万6500台)が1位を獲得。
2023年10月のフルモデルチェンジ直後は好調でしたが、ライバルであるスズキ「スペーシア」が翌月に登場。激しい首位争いのうえ、5月に首位を奪われましたが、6月に再び首位を取り戻しています。
3位のダイハツ「タント」は人気の軽スーパーハイトワゴンですが、ダイハツの認証不正により受注を停止。これが解除となり、再び上位にランクインすることになりました。8位「ムーヴ」、9位「タフト」も同様です。
4位のスズキ「ハスラー」は2024年5月に改良を実施。機能の拡充や新タイプ「タフワイルド」の設定で、売れ行きを伸ばしています。
※ ※ ※
登録車(普通車)と軽自動車をすべて含んだ2024年7月の総合ランキングは以下の通りです。
●2024年7月 乗用車ベスト10
・1位:ホンダ「N-BOX」(1万6500台)
・2位:トヨタ「カローラ」(1万4622台)
・3位:スズキ「スペーシア」(1万3073台)
・4位:ダイハツ「タント」(1万2576台)
・5位:トヨタ「ヤリス」(1万1617台)
・6位:トヨタ「シエンタ」(1万1441台)
・7位:トヨタ「ルーミー」(1万3台)
・8位:日産「ノート」(9000台)
・9位:ホンダ「フリード」(8442台)
・10位:トヨタ「アルファード」(8234台)
全体の傾向では、2020年から2023年にかけて発生した世界的な半導体不足に伴う長期の納車待ちが大幅に改善。納車が進んだことで、人気モデルを中心に販売台数を増やしています。
加えて、各社においても部品供給の見直しなどを進めたことで、半導体不足による影響は少なくなりました。
2023年に発覚したダイハツの認証不正問題も、現在は多くのモデルで生産・販売が再開し、上位のポジションを取り戻しています。
一方で、一部モデルでは大規模リコールなどによって受注停止しているものやモデルチェンジを控えているとされる人気車もあるため、引き続きランキングに変動が生じる可能性があります。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
660ccのダイハツ「小さな高級車」に反響多数! 上質な「オトナの空間」極めた軽自動車に「高級感すごい…」「座り心地サイコー!」の声! 時代が求める上質モデル「EXE」とは
衆院選投開票、自公大敗、過半数割れ、自動車議連会長の甘利氏も落選[新聞ウォッチ]
「まさかお前が!」 覆面パトカーのトヨタ「ヴェルファイア」登場!存在感がスゴイ! 驚きの目撃情報とは
「すごい事故…」 圏央道が「上下線一時通行止め!」 乗用車「単独事故」で2車線ふさぐ… けが人はなし 国道409号・128号に迂回必要に
“10人乗れる”超スゴい「大型SUV」販売中! どう見ても「“某”高級車」なのに280万円!? 「5速MT」も搭載したユニークすぎる「4列シートSUV」シティライン印国仕様とは!
「駐車場のトラック専用スペースに乗用車が。腹が立って、前に停めてやりました。私は大人げないですか?」投稿に回答殺到! トラック運転手の怒りに「ルール無視が悪い」「賢明な対応を」の声
なぜトヨタの人気モデルは“納期問題”が長引くのか? アルヴェルやランクルの今後の見通しは?
200万円台でも見栄え! 「フロンクス」と「WR-V」買うならどっち? 装備や走りでコスパ比較
ランチア『イプシロン』新型、ラリーカーの受注開始…212馬力の1.2ターボ搭載
合流は1台置きに……の「ファスナー合流」がコレだけ伝えられているのにまだブロックする意地悪車がいる! ただし残念ながらブロックを罪に問える法はなかった
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント