独フォルクスワーゲンは10月30日、間もなくデビューする新型「ゴルフR」の予告画像を公開した。
8代目ゴルフの頂点に君臨することになる新型ゴルフRは、11月4日に実車がワールドプレミアされ、翌5日には欧州でプレセールが開始となる。「ワールドプレミアへのカウントダウンが始まった」というコピーと共に、オフィシャルサイトにアップされたのは、リアエンドの一部を写したイメージフォト。鮮やかなブルーのボディカラーにペイントされたリアゲートには、新デザインのブランドロゴが付与され、その直下には誇らしげに「R」のバッジが取り付けられている。
新型ゴルフRは、これまでデビューしてきた「GTI」や「GTD」を凌ぎ、史上もっともパワフルなゴルフとなる。その心臓はエグゾーストガスの水冷装置やバリアブル・バルブ・タイミング機構を備えたEA888型2.0L直4ターボユニットで、出力は先代の300PSからさらにアップすることが確実。また、ビークル・ダイナミクス・マネージャーが、革新的なAWDシステムやフロントの電動デフロック(XDS)及びアダプティブ・シャシー・コントロール(DCC)を統合制御し、ニュートラルで精緻なハンドリングをもたらしている。こうした新機軸により、開発目標である「かつてないレベルでの最高のドライビングプレジャー実現」を達成するという。
ゴルフRの歴史は、3.2L 自然吸気V6ユニット(241PS)を搭載し2002年に誕生した「R32」まで遡ることができる。このR32は、ブランド初となるデュアル・クラッチ・ギアボックス(DSG)の採用や、0-100km/hを6.6秒で駆け抜ける俊足ぶりがファンを引きつけ、予想の3倍近いセールスを記録。現在まで続く評価の基礎を作った。そして、2009年には2代目R32のV6NA(250PS)から直4ターボ(270PS)へエンジンを換装した3代目モデルがデビューし、ネーミングも「R」へと変更。その後、2013年に現行形の4代目が登場し、出力は300PSの大台に到達した。こうした系譜に連なる新型Rがどこまでスペックを高めてくるか。11月4日の発表を楽しみに待ちたい。
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みんなのコメント
V6 3600から、4気筒1400に乗り換えられるわけ無い
内張は剥がれるし
本国ではトゥアレグRとか魅力的な車有るのに、ちっとも輸入しない
Rラインとか言うもどきでごまかす
2000止まりの大衆メーカーに成り下がった。
東京都心じゃ、まったく見かけないよ。