新型GR86、ついに販売開始へ！ 200万円台のグレードを設定へ

10月28日、トヨタ・ガズー・レーシングは、新型「GR86」の販売をスタートした。

サブスクでも乗れる！

新型GR86は、業務資本提携を結ぶスバルと共同開発されたRWD（後輪駆動）のスポーツカーだ。新型は第２世代目で、すでに販売開始済みのスバル「BRZ」に遅れること約3カ月にして販売が開始された。

GR86はBRZとプラットフォームを共有しつつも、“GRらしい走りの味”を追求したという。「GRらしい走りの味」とは「ドライバーの意のままに操れる“手の内感”」、「限界領域でのリニアな応答、キビキビした走り」である、とトヨタの広報資料は述べている。

内外装は、GR専用デザインのフロントグリルやステアリング・ホイールなどによってBRZとの差別化が図られている。また、車名が従来の86からGR86に変更されたのに伴い、車名ロゴも新しくなった。

さらに、あらたに「GR PARTS」なる専用デザインのカスタマイズパーツも開発されている。

搭載するエンジンはBRZとおなじ、2.4リッター水平対向4気筒ガソリン・エンジンで、235ps/7000rpmの最高出力と250Nm/2700rpmの最大トルクを発揮する。

組み合わされるトランスミッションは6ATまたは6MTだ。

新型GR86の価格は、RC（6MT）の279万9000円から。BRZのスタート価格は308万円（R・6MT）だから、それより約30万円安い。

ほかのグレードは、SZが303万6000円（6MT）/319万9000円（6AT）、最上級のRZが334万9000円（6MT）/351万2000円（6AT）。

なお、トヨタが提供するサブスクリプションサービスの「KINTO」でも、取り扱われる。

RCの場合、月額2万1450円（7年プラン・ボーナス月加算16万5000円の場合）から利用出来るそうだ。

文・稲垣邦康（GQ）

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