12月のメーカー別 売れ筋ランキングTOP 5 三菱編は、改良モデルの投入効果により、多くの車種で登録が伸びる結果となった。
三菱車の登録ナンバーワンは、クロスオーバーSUV「エクリプスクロス」。前月から大幅に登録を増やし2151台をマーク。これは12月4日にプラグインハイブリッド(PHEV)の追加を中心とした改良が実施されたため。12月は登録の75%以上をPHEVが占めた。
2位は前月から約5割増の1335台を登録した軽スーパーハイトワゴンの「eKスペース/eKクロススペース」。SUVテイストのeKクロススペースには、12月24日に安全装備を充実させた特別仕様車が設定されており、登録が進む来月以降はさらなる販売増も期待できそうだ。
3位はオールラウンドミニバンの「デリカ D:5」。台数は1120台と前月から1割以上増えた。が順位では上位2車種の好調によりワンランクダウンとなった。こちらも12月10日に利便性向上などの一部改良が実施されており、1月以降はさらに台数を伸ばしてきそうだ。
前月首位だった軽トールワゴン「eKワゴン/eKクロス」はスリーランクダウンで4位に後退。台数も1割以上減少したが、スーパーハイト系のeKスペース/eKクロススペースにパイを奪われた可能性もありそうだ。
5位のミッドサイズSUV「アウトランダー」は前月比3割増の225台を登録。うち8割超がPHEVとなっており、元祖プラグインハイブリッドとして人気の高さを見せる。10月29日に実施された安全装備充実等の追い風も受け、さらなる台数増を目指したいところだ。
このほかランク外ながら、コンパクトミニバン「デリカ D:2」も12月24日にフルモデルチェンジを受けて前月から台数を倍増させている。
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