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Mクラスミニバン御三家で最も納期が早いのは日産セレナe-POWER! ノア/ヴォクシーやステップワゴンに対する意外なアドバンテージとは?

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Mクラスミニバン御三家で最も納期が早いのは日産セレナe-POWER! ノア/ヴォクシーやステップワゴンに対する意外なアドバンテージとは?

扱いやすいボディサイズで7名乗車を実現
日本の道路事情でも扱いやすいボディサイズで7人が無理なく乗れ、ストレスなく遠出もできるミドルクラス・ミニバン。今年はカテゴリーの王者「トヨタ ノア/ヴォクシー」に続き、「ホンダ ステップワゴン」もフルモデルチェンジを発表するなど新車ラッシュが続いている。

そうしたなか、いま改めて注目したいのが、同クラスミニバンで御三家の一角を占める「日産 セレナ」。製品ライフサイクルで見るとタイミング的には成熟期に入っているが、だからといってスルーしてしまうのはもったいない。今回特に注目したいのは、ハイブリッドの「e-POWER」搭載モデルだ。なぜ、デビューから時間が経ったセレナに注目するのか。その理由を紹介していこう。

日産「セレナ」 e-POWERはやや高いがドライバーも満足度が高いミニバンの一台

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ライバル車と異なる日産独自のハイブリッド
まず、セレナ e-POWERが搭載する日産独自のシリーズ式ハイブリッドから見ていこう。先代「ノート」に初搭載されたe-POWERは、他メーカーのハイブリッドとは仕組みが異なっている。その特徴を簡単にいうと、エンジンで発電する電気自動車といったところ。他社ハイブリッドがエンジンでも駆動を行うのに対し、e-POWERではエンジンを純粋に発電機として使い、モーターだけで駆動を行うのだ。

この結果、e-POWER 搭載車の乗り味は、ほぼEVのそれと一致する。セレナe-POWERは1.2リッター3気筒ガソリンエンジン(84PS/103Nm)にモーター(95PS/320Nm)の組み合わせだが、EVと同じく停止状態からモーターが最大トルクを供給するために、圧倒的にスムーズな加速を実現。一例を挙げると、ノアハイブリッドのモーターは95PS/185Nmとトルクがやや細く、この辺りにも完全にモーターで走行するセレナの特徴が表れている。燃費(WLTCモード)については、セレナe-POWERの18.0km/Lに対し、ノア(X)は23.4km/L、ステップワゴン(e:HEV AIR)は20.0km/Lと一歩引けを取るが、18.0km/Lというのは十分に低燃費で、かつトルクフルな走りが楽しめるとあれば、日常域での運転のしやすさを重視する人には注目に値する存在となるだろう。

>>ノアハイブリッドの詳細やユーザーレビューをチェックする
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なんだかんだ扱いやすい5ナンバーサイズ
次に、もはや絶滅危惧種となった5ナンバーサイズのミニバンが新車で手に入るという点も注目すべきポイント。5ナンバー枠というのは、全長4700mm以下、全幅1700mm以下、全高2000mm以下だが、セレナe-POWERの中で「XV」グレード(約323万円)だけは、同4685mm×1695mm×1865mmとギリギリ基準を満たしている。一方、かつて5ナンバーミニバンの覇権を争ったノア/ヴォクシーは全幅が1730mm、ステップワゴンに至っては全長4800mm、全幅1750mmと2方向で要件をオーバーしており、セレナのコンパクトさが際立っている。それでいて、セレナの室内寸法は3車種中、長さと幅が最大で、パッケージングの良さは折り紙付き。狭い路地でのすれ違いなどを考えると全長1700mm以下の5ナンバーサイズは運転しやすい。近所の道が狭いなどサイズを重視する人には、セレナe-POWERの「XV」は唯一最良の選択肢となるだろう。

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ライバルに比べて納期は短め
最後に、比較的余裕のある納期。公式ホームページには掲載されていないが、現状セレナの納期はパワートレーンにかかわらず1~4か月の模様。一方、ライバルのノア・ヴォクシーハイブリッドは5~6か月程度、ステップワゴンハイブリッドは6か月程度とされ、セレナの納期の短さが際立っているのだ。車検が迫っているなど、乗り換えを待てないという方には大いに朗報だろう。

スタイリッシュなe-POWER ハイウェイスターV という選択肢
というわけで、セレナe-POWER、中でも「XV」グレードの隠れた魅力を紹介してみた。なお、セレナ e-POWERでもドレスアップにこだわったハイウェイスターは全長、全幅が伸びて3ナンバーとなるが、「e-POWER ハイウェイスターV」(約358万円)なら最小回転半径は「XV」と同じ5.5mで、Uターンなどの小回り性能は変わらない。1.7m以下の全幅にこだわらないのであれば、こちらも検討に値する存在だ。

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みんなのコメント

70件
  • 当たり前でしょ

    他はフルモデルチェンジ
    セレナはモデル末期で受注が他より
    少ないんたから
  • 新たに作ってるメーカーと在庫処分のメーカーの差だな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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