現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 62台の限定車は納車式も超ド派手! マセラティ「MCXtrema」第1号車がラグナ・セカでオーナーへ手渡し…北米デビューを華々しく飾りました

ここから本文です

62台の限定車は納車式も超ド派手! マセラティ「MCXtrema」第1号車がラグナ・セカでオーナーへ手渡し…北米デビューを華々しく飾りました

掲載
62台の限定車は納車式も超ド派手! マセラティ「MCXtrema」第1号車がラグナ・セカでオーナーへ手渡し…北米デビューを華々しく飾りました

ラグナ・セカで第1号車を顧客へ引き渡し

マセラティはモントレー・カー・ウィーク期間中の2024年8月18日、サーキット専用車「MCXtrema」の第1号車をウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで顧客に引き渡しました。この納車セレモニーでは、GTクラスで4度の世界タイトルを獲得した伝説的のドライバーで、マセラティのチーフテストドライバーを務めるアンドレア・ベルトリーニ氏の走行が行われ、多くの観衆の注目を集めました。

パガーニは電動化と無縁!? 「ユートピア ロードスター」はV12エンジンのみ…原点回帰のアナログな野性味がハイパーカーのトレンドです

咆哮とともにサーキットを駆け抜け北米デビュー

栄光に満ちたモントレー・カー・ウィーク期間中、ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカ(以下:ラグナ・セカ)で、マセラティ「MC20」ベースのサーキット専用車「MCXtrema」が納車セレモニーで北米デビューを果たした。MCXtremaは3L V6ツインターボの「ネットゥーノ」エンジンを搭載し、62台のみ生産される限定車だ。

一連の厳しいテストを経て待望の納車に至ったわけだが、世界でも最も有名なサーキットかつモントレー・カー・ウィーク期間中に第1号車の納車が行われたことは、サーキット専用車のMCXtremaにふさわしい出来事であった。

この納車セレモニーは、伝説的なマセラティ「MC12」に乗り、GTクラスで4度の世界タイトルを獲得したことで知られるマセラティのチーフテストドライバー、アンドレア・ベルトリーニ氏が登場したことで大きな注目を集めた。ベルトリーニ氏はMCXtremaでラグナ・セカを走行後、オーナーへキーを手渡した。

マセラティ・コルセの責任者であるジョバンニ・スグロ氏は次のように語った。

「MCXtremaが実現するプロセスを見ることができたのは、とてもやりがいのある仕事でした。マセラティはちょうど1年前、モントレーでコンセプトを発表しました。そして今、ラグナ・セカで最初の1台を送り出すことができました。私たちのチームは、数え切れないほどのハードワークと献身的な努力を重ねてきました。

このクルマはまさにマセラティの精神を体現するもので、最先端のテクノロジーとマセラティ自慢のイタリアン・クラフツマンシップが融合しています。このマイルストーンに参加し、情熱的なお客様と分かち合えることを光栄に思います。

MCXtremaを所有する権利の承認は、顧客を尊重しながら、最初から最後まで独自の選考プロセスにより行われます。マセラティの長い歴史の中で、最もパワフルなサーキット専用車を開発することを決定したとき、私たちはまた、単なるオーナーとしてではなく、豊かな遺産の管理者として、62人のユニークな個人を特定したかったのです」

計1200時間におよぶバーチャル解析によって開発

マセラティMCXtremaは、イタリアのクラフツマンシップと最先端テクノロジーを融合させた、自動車技術革新の最高峰である。このサーキット専用車は、マセラティで最もパワフルなパフォーマンスカーのひとつであり、最適なパフォーマンスを確保するために、徹底的なバーチャル解析によって開発された。マセラティのダイナミック・シミュレーターには200時間が費やされ、さらにさまざまなシミュレーションで1000時間におよぶ詳細なバーチャル解析が行われた。

MCXtremaは、マセラティ・チェントロスティーレのデザインチームによってデザインされた。美しさと機能性を融合させ、優れたエアロダイナミクスとハンドリングを実現しているモデルである。

また、マセラティはMCXtremaオーナー専用の「MCXperience」サービスを提供する。野獣(MCXtrema)の顧客だけに提供するこのサービスは、プロのドライバーやマセラティ・コルセ・サービスの技術者とともに、マセラティのレーシング世界に没入することができる。MCXperienceには、サーキット体験へのアクセスを支援するコンシェルジュサービスや、Sparcoと共同で設計されたMCXtremaレーシングキットも含まれている。

AMWノミカタ

MCXtremaは3L V6ネットゥーノエンジンに新しいターボチャージャーを採用し、100ps、90Nm向上して最高出力740ps、730Nmを誇るサーキット専用モデルである。62台限定生産となるこのモデル自体のパフォーマンスやテクノロジー、そしてデザインに至るまでももちろん素晴らしいが、マセラティの豊かな遺産の管理者として最良の62人を選びたかったというマセラティの想いも素晴らしい。その言葉から、このモデルに対するマセラティの絶対的な自信と愛着を感じる。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

マセラティ史上最もパワフルなサーキット専用スーパースポーツカー、「MCXtrema」が英国に到着!
マセラティ史上最もパワフルなサーキット専用スーパースポーツカー、「MCXtrema」が英国に到着!
LE VOLANT CARSMEET WEB
マセラティ初代「ギブリ スパイダー」と新型「グランカブリオ」が夢の共演…「オート・エ・モト・デポカ」で展示! 見比べることでわかる両車の共通点とは
マセラティ初代「ギブリ スパイダー」と新型「グランカブリオ」が夢の共演…「オート・エ・モト・デポカ」で展示! 見比べることでわかる両車の共通点とは
Auto Messe Web
クラシカルな「高級オープンカー」発売 モーガン・プラスシックス 世界限定30台の最終モデル
クラシカルな「高級オープンカー」発売 モーガン・プラスシックス 世界限定30台の最終モデル
AUTOCAR JAPAN
「ミウラS」のレストア途中車両が30周記念モデル「ディアブロ SE30」とともに展示…「オート・エ・モト・デポカ」のランボルギーニブースを紹介
「ミウラS」のレストア途中車両が30周記念モデル「ディアブロ SE30」とともに展示…「オート・エ・モト・デポカ」のランボルギーニブースを紹介
Auto Messe Web
漫画『サーキットの狼』の早瀬佐近の愛車「ナナサンカレラ」はいまや1億5000万円以上! ポルシェ「911 カレラRS 2.7 ライトウェイト」の魅力とは
漫画『サーキットの狼』の早瀬佐近の愛車「ナナサンカレラ」はいまや1億5000万円以上! ポルシェ「911 カレラRS 2.7 ライトウェイト」の魅力とは
Auto Messe Web
今後注目の歴史あるビッグブラント…知る人ぞ知るスパイカーは値上がり必至!「C8ラヴィオレット」が約8520万円で落札されました
今後注目の歴史あるビッグブラント…知る人ぞ知るスパイカーは値上がり必至!「C8ラヴィオレット」が約8520万円で落札されました
Auto Messe Web
懐かしの「スターレット」「レビン」「サニー」レースカーに会える!「富士モータースポーツミュージアム」の企画展から目が離せません!
懐かしの「スターレット」「レビン」「サニー」レースカーに会える!「富士モータースポーツミュージアム」の企画展から目が離せません!
Auto Messe Web
パガーニ新型「ユートピア ロードスター」や「ゾンダ C12」が展示…40年前から始まった「オート・エ・モト・デポカ」でオラチオが伝えたかったこととは
パガーニ新型「ユートピア ロードスター」や「ゾンダ C12」が展示…40年前から始まった「オート・エ・モト・デポカ」でオラチオが伝えたかったこととは
Auto Messe Web
ポルシェ伝説のマシンが約800万円のなぜ?…川崎重工製400ccエンジンを搭載したジュニアカーは、本物と見まごうばかりの出来栄えです
ポルシェ伝説のマシンが約800万円のなぜ?…川崎重工製400ccエンジンを搭載したジュニアカーは、本物と見まごうばかりの出来栄えです
Auto Messe Web
現存するたった1台のポルシェ「959」は2億4700万円! 故ピエヒ博士も愛用した個体であるプロトタイプ「V5」とは?
現存するたった1台のポルシェ「959」は2億4700万円! 故ピエヒ博士も愛用した個体であるプロトタイプ「V5」とは?
Auto Messe Web
ランボルギーニは女性に寄りそう…性差の固定観念を打ち破り、自動車産業における多様性を支持するイベント「#SheDrivesaLambo」とは
ランボルギーニは女性に寄りそう…性差の固定観念を打ち破り、自動車産業における多様性を支持するイベント「#SheDrivesaLambo」とは
Auto Messe Web
衝撃!! ランボルギーニ「ムルシエラゴ 」がなんと約2億円! もはや「ミウラ」並の価格…6MTでロードスターという希少性が高額の理由でした
衝撃!! ランボルギーニ「ムルシエラゴ 」がなんと約2億円! もはや「ミウラ」並の価格…6MTでロードスターという希少性が高額の理由でした
Auto Messe Web
新車当時価格1870万円!! オーテック・ザガート「ステルビオ」を前オーナーに手紙を送って懇願すること3年…情熱が伝わって晴れてオーナーに
新車当時価格1870万円!! オーテック・ザガート「ステルビオ」を前オーナーに手紙を送って懇願すること3年…情熱が伝わって晴れてオーナーに
Auto Messe Web
アバルト「124ラリー」と「30年つきあっても全然飽きない」理由とは?…DIYでコツコツとライフワークの「軽量化」を楽しんでます
アバルト「124ラリー」と「30年つきあっても全然飽きない」理由とは?…DIYでコツコツとライフワークの「軽量化」を楽しんでます
Auto Messe Web
息子とクルマ旅を楽しむためのマツダ「ロードスター RHT」…FC/FD「RX−7」にアルファ ロメオ「155/159」などを乗り継いだオーナーの現在地とは
息子とクルマ旅を楽しむためのマツダ「ロードスター RHT」…FC/FD「RX−7」にアルファ ロメオ「155/159」などを乗り継いだオーナーの現在地とは
Auto Messe Web
ランチア『イプシロン』新型、ラリーカーの受注開始…212馬力の1.2ターボ搭載
ランチア『イプシロン』新型、ラリーカーの受注開始…212馬力の1.2ターボ搭載
レスポンス
モーガン『プラスシックス』最終モデル発表…限定30台の「ピナクル」
モーガン『プラスシックス』最終モデル発表…限定30台の「ピナクル」
レスポンス
6速MT搭載! 超レトロな新型「“丸目”スポーツカー」発売へ! “最新・高性能モデル”に匠の手作り「旧車ボディ」採用! 斬新すぎる「新型モデル」M55が凄い
6速MT搭載! 超レトロな新型「“丸目”スポーツカー」発売へ! “最新・高性能モデル”に匠の手作り「旧車ボディ」採用! 斬新すぎる「新型モデル」M55が凄い
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

383.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索
ラグナの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

383.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村