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【トヨタ トップ5独占ならず】3月の登録車販売 4位に新型ノート食い込む

掲載 更新 206
【トヨタ トップ5独占ならず】3月の登録車販売 4位に新型ノート食い込む

トップ10は、7車種がトヨタ

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

【画像】改良型ホンダ・オデッセイ【細部まで見る】 全158枚

2021年3月の新車販売の車名別ランキングが発表された(日本自動車販売協会連合会/全国軽自動車協会連合会調べ)。

登録車については、定番の人気モデルおよび新型車を中心に販売台数を伸ばす。

トップについたのは、SUVモデルのヤリスクロスの販売がとくに好調なトヨタ・ヤリス。前年同月比116.2%増(2万8466台)を達成して、9か月連続での首位に輝く。

続く第2位には、昨年9月に商品改良を図るとともに兄弟車のタンクと統合して同70.1%増(1万6504台)を成し遂げたトヨタ・ルーミーが。第3位には、法人需要も旺盛で同77.4%増(1万3986台)を記録したトヨタ・アルファードが、前月と同順位で位置。

そして、第4位には同21.4%増(1万3352台)を達成した日産ノートが3ランクアップで入り、前月第4位のトヨタ・カローラが同22.4%減(1万2667台)で1ランクダウンの第5位となったため、久々にトヨタのトップ5独占の状況が崩れた。

ただし、以降はトヨタ・ライズ、トヨタ・ハリアー、トヨタ・ヴォクシー、ホンダ・フリード、ホンダ・フィットの順となり、トップ10のうちの7車種をトヨタ車が占める結果となった。

トップ10以外の注目の新型車の動向を見ていこう。

レヴォーグ、オデッセイが伸びる

昨年12月に新型に切り替わったスズキ・ソリオは、前年同月比6.8%増(6089台)を達成して第15位。

昨年10月に第2世代に切り替わったスバル・レヴォーグは、同263.4%増(4892台)を成し遂げて第19位。タイ工場での生産および日本への輸入を強化する日産キックスは、4801台を売り上げて第21位に位置。

また、本年2月よりLパッケージ/エクスクルーシブ・モード/100周年特別記念車の販売を開始したマツダCX-8は同76.9%増(4073台)を記録して第25位。

昨年12月に一部改良を行った三菱デリカD:5は、同47.1%増(2963台)を記録して第32位。昨年11月にマイナーチェンジを行ったホンダ・オデッセイは、同121.9%増(2419台)を販売して第35位にランクインした。

3月の軽自動車販売の車名別ランキングについても確認しておこう。

年度末決算 「軽」の販売動向は?

軽自動車に関しては、依然として「スーパーハイトワゴン強し」の状況が続く。

首位に立ったのは、昨年12月に商品改良を実施したホンダNボックスで、前年同月比23.0%増(2万7164台)を成し遂げて16か月連続でのトップにつく。

続く第2位には、同21.8%増(1万9584台)を記録したスズキ・スペーシアが。第3位には、同1.7%減ながら1万7068台を販売したダイハツ・タントが、前月と同順位でランクインした。

ニューモデルの成績を見ていこう。

昨年3月に発売した日産のスーパーハイトワゴンのルークスは、前年同月比80.5%増(1万3778台)を達成して第4位に。昨年11月に特別仕様車のJ STYLEシリーズを設定したスズキ・ハスラーは、同7.5%増(1万1147台)を販売して第6位に。

昨年6月に発売した新型クロスオーバーのダイハツ・タフトは、7123台を売り上げて第12位に位置。また、フル生産を続けるスズキ・ジムニーは、同174.8%増(5719台)を成し遂げて第14位に。昨年11月に全面改良したホンダNワンは、同1670.2%増(3204台)を達成して第15位に入った。

なお、登録車と軽自動車を合わせた3月の車名別ランキングのトップ5は、トヨタ・ヤリスが7か月連続での首位となり、ホンダNボックスが前月と同順位の第2位に位置。

そして、スズキ・スペーシア、ダイハツ・タント、トヨタ・ルーミーの順で後に続き、6か月連続で軽自動車が3モデルを占める。

また、2020年度(2020年4月~2021年3月)の車名別ランキングは、トヨタ・ヤリスが初の首位を獲得し、3年連続でトップに君臨していたホンダNボックスが第2位に陥落。以降はスズキ・スペーシア、ダイハツ・タント、トヨタ・ライズの順位となった。

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みんなのコメント

206件
  • 思わず笑ってしまった。
    トヨタちょっと独占し過ぎ(笑)
  • 次楽しみなのはカローラクロスと新型アクア またトヨタかよ技術の日産頑張れ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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