細工しやすいサス形状を活かして後輪もステア
フジミ製1/24スケール・プラモデルのホンダ・プレリュード2.0Siを、エンジン再現なども込みで作り込んでみようという連載の4回目である。前回のエンジン/内装再現から少々間が空いてしまったが、今回は4WSやヘッドライトなどのギミック、そしてボディ細部形状の修正などについてお伝えしていこう。
カーモデラーには晴天の霹靂!白い稲妻「S110シルビア」がハセガワからプラモデル化、8月発売!【CARSMEETモデルカー倶楽部】
【画像61枚】なるほどこうするのか!と目からウロコが落ちる加工の様子を見る
以前の回でも述べたように、と言うよりは、当時から知る人にはあらためて語る必要もないことであろうが、三代目プレリュードの大きなセールスポイントのひとつが、4WS、すなわち4輪操舵であった。これは量産車としては世界初の機械式4WSであり、前輪ステアリングの切れ角に応じて、後輪の舵角が同方向(前輪の舵角が小さい時)/逆方向(前輪の舵角が大きい時)で切り替わるというものである。
フジミ製プラモデルではもちろんこの4WS機構を取り入れており、前輪との連動こそないものの、後輪もステアが可能なパーツ構成となっている。ただしこのシャシーは、当時のフジミ製キットでおなじみの共通パーツ――簡素なモールドでタイヤハウスもない、”板シャシー”と通称されるもの――をベースとしたもので、再現性という意味では、話になるレベルのものではない。
この記事で制作を進めている作例では、エンジン再現に伴い、シャシーをタミヤ製の二代目プレリュードから移植している。このシャシーは非常に立体感豊かに実車の様子が再現されているものなのだが、いかんせん二代目と三代目では、そもそも実車のシャシーが異なる。フロアパネルの形状などはかなり似ているので大部分共通なのかもしれない(寸法は異なる)が、リアサスペンションが二代目ではストラット、三代目ではダブルウィッシュボーンなのだ。
そこで作例ではどうするかというと、これも以前にお伝え済みだが、シャシーの移植はあくまでエンジンルーム再現のためと割り切り、車体裏面の再現は放棄しつつ、後輪のステアギミックは自作することとした。実際の工作については画像とそのキャプションをご確認いただきたいが、二代目プレリュードのストラット式リアサスペンションは、ステア機構を取り入れるには非常に好都合な形をしている、と言えるかもしれない。
リトラクタブルライトをどうするか…?
また、フジミのキットではリトラクタブル式ヘッドライトが開閉選択式となっている。可動ギミックを仕込むのも面白いのではあるが、作例はエンジン再現をしている都合上、その機構を仕込むスペース的な余裕があまりない。そこで、マグネットを仕込むことにより、完成後も開閉両状態を楽しむことができるように加工してみた。これについても、その詳細については画像とそのキャプションをご参照いただきたい。
これらふたつの可動ギミックの工作を終え、ボディ形状の細かな点にもさらに修正を施し、加工についてはほぼ終わりということになる。次回はボディなどの塗装へと入るであろう、楽しみにお待ちいただきたい。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
突然…「ゴールド免許」剥奪? 無事故・無違反で「ブルー免許」強制格下げ、なぜ? 忘れちゃいけないコトとは
トヨタ新型「“9人乗り”ミニバン」発表! 最上級「VIP」は1000万円超え!? 斬新“大口顔”の商用バン「プロエース」波で発売に反響も
ホンダ新型「軽バン」発表! 丸目レトロな「豪華“オシャ内装”」仕様! めちゃ上質な「ブラウン」シート採用の「N-VAN」が販売店でも話題に
日産「新型セダン」発表! 上質すぎる「ブラック・ゴールド」が超カッコイイ! 精悍顔の上質「アルティマ」中国で約410万円
そういえば街の郵便車がキレイになったような… なんと全国通達「8000台コーティングせよ!」 大仕事の舞台裏が明らかに
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?