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最大差200万円!? トヨタ「ハリアー」のグレード差が凄い! エントリー&トップで異なる豪華さとは

掲載 更新 51
最大差200万円!? トヨタ「ハリアー」のグレード差が凄い! エントリー&トップで異なる豪華さとは

■人気と伝統のオンロードSUV、ハリアーのエントリーグレードとトップグレードを比較

 4世代24年の歴史をもつトヨタ「ハリアー」。同車は、オンロードSUVとして安定した人気と販売台数を誇り、2020年6月に発売した現行の4代目モデルは、2021年7月時点でもある程度納車に時間がかかるという人気車です。

超豪華なトヨタ「ハリアー」!? 最上級グレードにフル装備な夢仕様の価格は?

 では、人気が続く4代目モデルの、エントリーグレードとトップグレードではどのような差があるのでしょうか。

 ハリアーの車種構成は、パワートレインで分類すると2リッターのガソリン車と2.5リッター+モーターのハイブリッド車に分けられます。

 いずれのパワートレインにも「S」、「G」、「Z」の3グレードがあり、「G」と「Z」には、本革内装の「Leather Package」も選択可能です。

 駆動方式はいずれのパワートレインとも2WDと4WD(ハイブリッド車はE-Four)を設定しています。

 では、エントリーとなるSグレードとトップグレードのZグレードでは、どのような違いがあるのでしょうか。

 エクステリアでは、Zグレード(G含む)には前後バンパーやドアハンドルにメッキ加飾が施され、豪華さを増しています。

 ライト類を比較すると、Sグレードは片側3灯式LEDで、ハイとローを自動で切り替えるオートハイビームを採用、クリアランスランプとターンシグナルランプもLEDになっています。

 一方Zグレード(G含む)では、同じLEDでもプロジェクター式で、先行車や対向車だけ照らさない仕組みのアダプティブハイビームが標準装備されています。

 クリアランスランプ、ターンシグナルランプに加え、デイタイムランニングランプも加わり、同じLEDが発光色を変える方式になっているほか、リアのLEDハイマウントランプではZグレードのみロングタイプを採用しています。

 タイヤサイズは、Sグレードが225/65R17で、シルバー塗装のアルミホイールと組み合わされます。

 Zグレードでは225/55R19となり、高輝度シルバー塗装のアルミホイールと組み合わされます。

 インテリアでは、Sグレードの内装色がブラック、シート生地はフルファブリックです。

 Zグレードでは内装色がブラック、ブラウン、グレーの3色で、シートは合成皮革とファブリックの組み合わせとなり、運転席・助手席の位置調整も電動になります。

 またLeather Packageの場合は、内装色はブラックとブラウンの2色になり、シートは本皮に変わります。

 メーターはアナログのオプティトロン式(文字が光る方式)で、4.2インチカラーTFT液晶マルチインフォメーションディスプレイが組み合わされます。

 Zグレード(G含む)では、アナログ式のオプティトロンであることは同じものの、マルチインフォメーションディスプレイの大きさが7インチに拡大、ヘッドアップディスプレイも標準装備、エアコン操作パネルも、静電式のタッチ操作型になります。

 運転支援面では、前方に対する機能は同一ですが、後方の障害物に対するブレーキ機能の「リヤクロストラフィックオートブレーキ」がZグレードに標準装備、Sグレードではオプションです。

 また、雨天時や夜間の後方視界が著しく改善される、「デジタルインナーミラー」もZグレード(G含む)では標準装備、Sグレードではオプションです。

 この「デジタルインナーミラー」は、単に後方映像をデジタル表示する以外にも、前方、後方とも映像を録画する機能がありますので、ドライブレコーダーに近しい機能も有しています。

 また、Zグレードでは室内に解放感をもたらす「調光パノラマルーフ」をオプションで選択出来るようになります。ルーフがガラスになり、シェードが電動になっているだけでなく、光の透過率も調整できます。

■グレード差だけじゃない! 駆動方式やパワートレインでも異なる部分とは?

 ハリアーの4WDシステムでは、ガソリン車とハイブリッド車で仕組みが異なっています。

 ガソリン車は前2輪駆動を基本としており、エンジンパワーの一部を後輪に配分する方式です。

 後輪への配分量は、自動で制御されています。滑りやすい路面では、前輪のスリップ量などに基づいて、後輪にもエンジンパワーを配分します。

 コーナーリング時は、ハンドル操作量などから後輪にも積極的にエンジンパワーを配分し、ドライバーが狙ったコーナーリングラインをトレースするように制御をしています。

 トランスミッションはCVTを採用していますが、発進は専用の固定ギヤでおこないます。

 発進時はアクセルペダル操作に応じたリニアな加速を、走行中はCVTならではの効率の良さを両立しています。

 さらにSポジションを選択することで、マニュアル感覚のシフトチェンジを楽しめる、「6速シーケンシャルシフトマチック」も備えています。

 一方、ハイブリッド車は前輪側とは別のモーターを後輪側に装着、最高出力54馬力を発揮します。

 これまでトヨタのハイブリッド車に採用されていたE-Fourのモーターよりもはるかに大きなパワーを発揮しており、前輪側と後輪側の出力比を、100:0から最大20:80まで変化させています。

 すなわち、登坂路や滑りやすい道では、荷重が移動する後輪側モーターの出力を高めて安定した発進を可能にしたり、コーナーリング時などに後輪側の出力を高めて、アンダーステアを軽減させる効果も期待できます。

 また災害時の装備として注目されるアクセサリーソケットは、ガソリン車、ハイブリッド車ともオプションで、ガソリンの場合にはAC100V、100W、ハイブリッド車の場合にはAC100V、1500Wとなります。

※ ※ ※

 では、それぞれのグレードにおける価格差はどうなっているのでしょうか。

 Sグレードのガソリン車が299万円(2WD)と319万円(4WD)、ハイブリッド車が358万円(2WD)と380万円(E-Four)です。

 一方、Zグレードのガソリン車が393万円(2WD)と413万円(4WD)、ハイブリッド車が452万円(2WD)と474万円(E-Four)で、Leather Packageを選択すると30万円高となります。

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みんなのコメント

51件
  • 300で、この大きさのハッチバックが買えることがすごい。
    非力さや高級感を気にしないのであれば、2リットルガソリンのボトムグレードで充分。
  • 購入した者の意見です。
    ディーラーオプションのマット類が前のモデルより、安くぽくなった。
    あと、内装のプラスチック感。
    なぜそこの部分をそれにしたのか。
    その点を前のモデルと同じように質感が良ければ、もっとよかったと思います。
    もっと言うなら、ドアパネルが軽すぎるためか、スカスカした感じもあります。
    この高い価格なら、前のモデル同様により良い物にできたはずです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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