アウトドアで使える中古スバルのベストバイはどのモデルか?
あのポルシェと同じ水平対向エンジン、そしてシンメトリカルAWDなど、スバリストと呼ばれるマニアから雪国のユーザーまで評価が高いスバルのクルマたち。しかもアウトドアカーとしても最強で最高だ。なにしろラインアップのほとんどが悪路に強く、ラゲッジルームの使いやすさを備えた、アウトドアに適したオールラウンダーモデルが多いからである。ここでは、そんなスバルのアウトドアカーの中古車を100万円以下の予算で狙ってみたい。さて、どんなクルマが選べるのか?
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先進安全装備充実で悪路走破性もピカイチ「フォレスター(SJ型式)」
まずは、スバルの本格派SUVの代表格と言っていいミッドサイズSUVのフォレスターだ。100万円以下の予算となると2013年モデルが上限。つまり、2012年に登場した4代目SJ系である。このモデルは、全長4595mm×全幅1795mm×全高1695mm、さらにホイールベースは2640mm、最低地上高が220mmのディメンションを持ち、日本の道路事情でも扱いやすいサイズと言える。
室内寸法は室内長2095mm×室内幅1540mm×室内高1280mmとゆとりがあり、運転視界にはボンネット先端がしっかり見えて車両感覚がつかみやすく、本格SUVとしての機能もバッチリだ。パワーユニットは2L NAと2Lターボを設定し、トランスミッションはリニアトロニックCVTのほか、一部グレードに6速MTも用意された。
アウトドア派にとって気になるパワーテールゲートも備わり、ラゲッジルームは開口部地上高740mm(開口部に段差なし)、フロア奥行き940mm、フロア幅1070~1290mm、天井高800~884mmと余裕たっぷり。さらに後席格納時の拡大フロアはフラットで、奥行きはフロア部分で1515mm、最大1900mmに達するから、アウトドアでの荷物の積載も大容量を誇る。
また、バックドア内側にフックが付いているので、屋外やアウトドアでちょっとした荷物を引っかけておくのに便利だった。唯一、惜しまれるのは、インプレッサベースであったため、後席エアコン吹き出し口がなかったことだが、2名+後席格納での使用なら関係ないとも言える。今、中古車を手に入れるなら、4代目から設定のあるアイサイトVer.2を装備したモデルを狙いたい。
安心のセーフィティ装備と豊富なラゲッジが自慢「アウトバック(BR型)」
スバルはレガシイで名を馳せたワゴンメーカーだった時代もあり、レガシィツーリングワゴンが一世風靡。そしてそのクロスオーバーモデルであるアウトバックもスバルらしい1台だ。新車の販売台数はそう多くなかったため、中古車も台数は限られるものの、100万円以下の予算であれば、年式の上限は2012年モデル、つまり4代目BR系が狙える。
このBR系アウトバックは、2010年のマイナーチェンジでアイサイトがVer.2に進化。2012年のマイナーチェンジではフロントフェイスやメーターパネルを一新するなどの改良が施されている。全車AWD搭載で最低地上高にも余裕があり、悪路、雪道の走行も安心・安全。ワゴン基準のラゲッジルームの容量、使い勝手も文句なしと言っていい。
コンパクトながら余裕たっぷりの積載性を両立「XV(GP型)」
だが、自宅の駐車場やよく行く駐車場事情で、全高制限のある人であれば、SUVの選択は困難だ。そこでお薦めしたいのがスバルXV。ベース車はインプレッサスポーツで、その車高を高めたクロスオーバーモデルというキャラクター。全高は1550mmと立体駐車場への入庫も容易だ。予算100万円以下で手に入るのは2012年から2017年まで販売された2代目GP系。じつは現行XVとかなり似ていて、型落ち感が最小限なのも狙い目となる理由のひとつ。インプレッサにFF/AWDが用意されていたのに対して、こちらはスバル自慢のAWDのみの設定なので、走破性の高さも魅力である。もちろんアイサイトVer.2(2.0iは非搭載)が採用され、後期型ではVer.3に進化している。
アウトドアの荷物の積載で気になるラゲッジルームは当時のインプレッサスポーツと同じで、開口部地上高690mm(段差350mm)、フロア奥行き980mm、フロア幅1060~1380mmと、幅方向の余裕がポイント(※ミッドサイズSUVでも1000mm前後)。後席を格納すれば最大奥行きは1860mmに達し、コンパクトクロスオーバーとは思えない荷物の積載力を誇る。
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みんなのコメント
周りから見たらちょろい人が乗るクルマw
それ以外は、2010年初頭まで他社と何も変わらなかったが、WRXのヨウツベ動画だけでスバルがサモ悪路に強いと言われて来た。
以後は、Xモードを使い滑るタイヤに電子制御でブレーキを掛けて駆動力を振り分ける誤魔化。
これは他社でも導入している会社があるが、スバキモリストはそれを知らないし認めない。