『GQ JAPAN』の編集者・イナガキ(29歳)が、ひょんなことから中古のフェラーリを購入した! 勢いで買ってしまったフェラーリのある生活とは? 今回は、まもなく検査満了日を迎える車検にかんするお話。
100万円の覚悟は必要ナシ!?
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わが360モデナは7月25日に車検の検査満了日(有効期限)を迎える。この日までに、車検(継続検査)を受けなければ、公道を走れなくなる。ちなみに車検の正式名称は「自動車検査登録制度」とのことで、道路運送車両法で定められているものだ。
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検査満了日(有効期限)の1カ月前から当日まで車検は受けられるとのことで、早速、フェラーリ横浜サービス・センターの高橋忠久工場長に連絡した。
2年前の車検時から、わが360モデナの整備はフェラーリ横浜サービス・センター(神奈川県横浜市)に依頼している。正規ディーラーゆえの“敷居の高さ”は当初こそあったものの、今では、1年点検、プロテクション・スプレーの施工、そしてエアコン用ガスの補充など大小さまざまな整備をすべて依頼している。
したがって、高橋工場長は360モデナの現況についてよく知っている。今回の車検整備に要する費用について訊くと「おそらく大きな整備はないと思われますので、それほど高額にはならないと思いますよ」とのこと。
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ちなみに前回は、タイミングベルト交換やF1マチックのオイル漏れ修理などの重整備が発生したため、整備費用のみで98万円! これに自賠責保険や自動車重量税といった法定費用がくわわって100万円オーバーだった。
今回も、100万円以上の出費を覚悟していたので、100万円を大きくこえなさそうでちょっと安心した。高橋工場長によればこまめに整備・修理をしているからとのこと。そういえば12カ月定期点検でも、トラブルは若干の冷却水漏れのみだった。
これは360モデナに限った話ではなく、ちょっと古いフェラーリすべてに言えるそうで、マメに整備をしている「F355」なども、車検整備費用はそれほど高額にならないという。
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最低でも30万円
とはいえ、各所をチェックするまでは、異常がないとは言い切れない。上記の冷却水漏れも、点検時にアンダーカバーを外したときに発覚したものだ。
「距離が伸びてないからおそらく異常はないだろう」と、思うのは甘い。この1年で数百kmしか乗っていないが、やはり20年以上の前でフェラーリだ。なにかしらのトラブルが生じたとしても致し方ないだろう。
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今回の車検整備時は、12カ月定期点検のときにおこなわなかったエンジンオイルとフィルターを交換することは決めている。360モデナのエンジンオイルは10リッター必要だから、価格は約4万5000円になる。
ほかに必要な費用は車検整備一式の約10万円や車検代行手数料など。これに法定費用がくわわるから、最低でも30万円ほどは掛かる。
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「30万円は高い!」「オイル交換ぐらいは自分でやってみたら?」といった声も聞くが、360モデナのオイル交換は至難の技だ。アンダーカバーをすべて外すだけでも骨が折れる。時折整備風景を見るが、アンダーカバーの脱着にしても、ドア内張の脱着にしても、素人が手を出したら大変なことになりそう。
以前、フェラーリ横浜サービス・センターのテクニシャンからも「整備性が良いとは言えませんから、ご自身で整備されないほうがいいと思います。ドアの内張りも、外すことは出来たとしても、取り付けられなくなるかと……」と、言われた。
はたして、今回の車検整備費用はいかに。次週以降リポートする。
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