3月のステーションワゴン市場は計1万5550台が登録され、登録車の合計に対するシェアは5.2%と、前月から0.1ポイント低下。今年に入ってからシェアの微減が続いている。
前月に引き続き首位は「トヨタ カローラツーリング」。登録は前月比47.5%増の6370台となった。12月と1月は2位に甘んじたものの、前月は首位を奪還。内訳では登録の8割近くがハイブリッドとなっており、アクティブな生活を支えるステーションワゴンということで長距離ドライブの経済性が重視されている傾向が見られる。
2位「スバル レヴォーグ」は前月比33.0%増の4892台を登録した。昨年10月に発表された新型の人気は高く、12月と1月にはカローラツーリングから首位を奪ったほど。スバルでは半導体不足の影響が大きく出ており、生産調整を行っている。そうした外的要因も登録に影響した可能性がある。
3位は「ホンダ シャトル」。登録は2041台で前月比59.7%増となっており、もっとも強い伸びを見せた。元々「フィット」の派生車種「フィット シャトル」として登場したモデルだけに、コンパクトボディとユーティリティの高さのバランスの良さが好評だ。
4位「トヨタ カローラフィールダー」の登録は前月比35.0%増の1580台。カローラツーリングと同じカローラファミリーだが、こちらは全幅が50mm狭く5ナンバー規格に収まることと、リーズナブルな価格設定が好調の要因だろう。
5位は前月比17.9%増の460台を登録した「トヨタ プリウスα」となった。先代「プリウス」をベースとしたプリウスαは、デビューから10年以上が経過した長寿モデルだったが3月で生産終了が伝えられ、有終の美を飾った格好だ。
来月以降、プリウスαの登録は減少する可能性が高く、トップ5の顔ぶれが入れ替わる可能性がありそう。その動向に注目していきたい。
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みんなのコメント
調べたら1.8リッターでルックスもいいW×Bで236万円、ガンメタの17インチホイールにホワイトレザレットの洒落た内装も選べたり、ディスプレイオーディオまで標準で。
ちょっと良いヤリスよりむしろ安いくらい。
見た目も品があるし、売れる訳です。