果敢なアップデートでWTAC2連覇を達成!
頂点に君臨するレーシングスペックのポルシェ968
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チューニングカー世界一を決するWTAC(ワールドタイムアタックチャレンジ)。その最上位カテゴリー“PROクラス”の頂点に君臨しているのが、このポルシェ968だ。つまり、現時点で世界最速のチューンドと言うことになる。
タイプ968は、ポルシェのFRモデルとして日本でも知られた存在だ。しかし、タイムアタックシーンを研究してほぼ全てのパートに手が加えられたこのマシンは、もはや968とは別物のレーシングスペックへと進化している。
根幹を成すボディは、WTACのレギュレーションに沿ってフロアやファイヤーウォールなどは設けられているものの、基本構造はワンオフのパイプフレーム仕様となる。
ハイダウンフォースを追求したエアロパーツは全てドライカーボン製だ。大きく張り出したフロントのアンダーパネルやリヤウイングはもちろん、フロア下面やフェンダー内部まで空力を追求して作り込まれている。チーム名である”RP968”の文字がペイントされたシャークフィンは、このマシンのアイコン的なパーツだ。
エンジンは、純正で搭載されている直列4気筒3.0LのM44.43をベースに4.0Lまで排気量を拡大。なお、シリンダーブロックはビレット削り出しの逸品だ。
そしてヘッドには、なんとV8エンジン用ヘッドの片バンク用を加工したオリジナルのリバースタイプをセット。これにより、ターボレイアウトの自由度を高めているのだ。タービンはギャレットの最新モデル“G42”をシングルで使用している。
エンジンマネージメントは、EMトロンというメーカーのレース用ECUを採用。最大ブースト圧2.0キロ時に1250psという強烈なパワーを絞り出している。
エキゾースト環境は、排気マフラーもウエストゲート解放もボディサイドから最短距離で排出。これは近年のWTAC参戦車両におけるトレンドで、排気効率はもちろん、ボディ下面のデザイン自由度を高めるためのメイキングでもある。
サスペンションは、前後ともにオリジナルのダブルウィッシュボーン式に変更。アームやアップライトといったパーツ類も含め、足回りはほぼ全てのパーツが特注もしくはワンオフ品で構成される。
ブレーキは、ポルシェのレーシングキャリパーとカーボンローターという最強コンビ。全てのパーツが一切の妥協無しで選ばれた一級品だ。
駆動系に関しては、リヤにトランスアクスルタイプのアルビンス製シーケンシャルミッションを装備する。
操作はIパターンからパドルシフトに変更し、EMトロンのフルコンによる綿密な制御によって電光石火のシフトチェンジを可能としている。メーターはモーテックのC187、ステアリングにはトラクションやブースト圧の制御スイッチが組み込まれている。
このマシンで参戦するチーム“RP968”の代表によると、製作やチーム運営にRPテクノロジー社の協力を得ているが、あくまでもプライベーターであるとのこと。とはいえ、ドライバーからエンジニア、メカニックに至るまで超ハイレベルな一流集団である事は言うまでもない。
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