レンジローバー・ヴェラ―ルが「ワールド・カー・アワード」において「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー2018」に選出された。ジャガー・ランドローバーとしては昨年のFペイスに続く2年連続の受賞だ。PHOTO◎Jaguar Land Rover Limited
レンジローバー・ファミリー第4のモデルとして2017年7月に日本導入となったプレミアムSUV「ヴェラ―ル」。レンジローバースポーツとイヴォークの間に位置づけられるヴェラ―ルは、1969年に公開されたレンジローバー・プロトタイプの名を受け継ぐ、ランドローバーにとっても重要なモデルだ。
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レンジローバー・ファミリーならではの卓越した悪路走破性もさることながら、デザインから不要な要素を省いていく「リダクショニズム(還元主義))」というデザイン理念を採用しているのが特徴だ。スリムなマトリックスレーザーLEDヘッドランプやドアパネル格納式のデプロイアブル・ドアハンドルなど、リダクショニズムが息づく美しい普遍的なデザインは現在販売されているSUVの中でも随一のものだろう。
そのデザインコンシャスなヴェラールが「ワールド・カー・アワード」において「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー2018」に選出され、世界で最も美しいクルマと評価された。
ジャガー・ランドローバーCEOのラルフ・スペッツ博士は「ジャガーではFタイプとFペイス、ランドローバーではイヴォークに続き、今回ヴェラールが『ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー』に選ばれたことは、当社にとって大変意義のあることで、非常に栄誉なことです。審査員の皆様の信頼と支援が、我々のチームが目指すべき道をまい進する励みとなりました。心から感謝を申し上げたいと思います。また、並外れたソリューションを生み出し、限界の壁を乗り越えようと惜しみなく尽力してくれたヴェラールのチームの情熱と献身にも、感謝の意を表したいと思います」とその想いを語っている。
今回の受賞結果はニューヨーク・オートショー2018にて公開される予定だ。
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