世界中で愛された「クルマのジーンズ」
2021年、ルノー 4(キャトル)が誕生から60周年を迎える。1961年の登場から30年以上にわたって愛され続けたロングセラーモデルは、累計販売台数が800万台を超える。コロコロと愛らしく、潔いほどにシンプルなベーシックカーは、世界100ヵ国の道路上を駆け回ってきた。
ブガッティのコーチビルドが成し得た特別な1台。マットホワイトとピンクを纏った「シロン スポーツ」がデリバリー
「クルマのジーンズ」とも呼ばれ、世界中の人々の生活を支えたキャトル。フランス国内では郵便局や憲兵隊(国家警察)の御用達としても活躍、多くの映画やドラマにも登場している。30年の間には多彩なコラボレーションモデルや、ピックアップ仕様、バギー仕様などのバリエーションも生まれた。
パリの粋を体現した“ラ・パリジェンヌ”
大衆車文化を代表するアイコンのひとつであるキャトルの生誕60年を迎え、ルノーは2021年に多くの記念イベントを計画している。
まず、2月14日からフランス・パリのシャンゼリゼ通りに建つフラッグシップのショールーム「アトリエ ルノー」にキャトルの“ラ・パリジェンヌ”の展示をスタートする。
ラ・パリジェンヌは雑誌『ELLE』とのコラボレーション企画によって1963年に誕生した、当時のパリの最先端ファッションを反映した特別仕様。元々は読者向けの試乗キャンペーン用に作られた車両だったが、この企画が大ヒットしてカタログモデルへ昇格。ボールドのボディに籐カゴ柄、ブラックボディにギンガムチェックなど、当時のパリの最先端ファッションを反映した小粋なキャトルは、1968年まで販売された。
カンヌのレッドカーペットにも登場
さらに、パリ在住のスポーツ・イラストレーター、Greg Podevin(グレッグ・ポデヴァン)氏とコラボレーションし、1960年代~1990年代までの各キャトルをテーマにした作品を順次公開していく。
7月に実施予定の第74回カンヌ国際映画祭では、レッドカーペット上にキャトルが登壇。多くの銀幕を彩ってきた映画のアイコンとして、スポットライトを浴びる。
ルノー・クラシックが虎の子を公開
ほかにもヘリテージ部門であるルノー・クラシックによる歴代モデルの紹介や、若きインフルエンサーらによる愛車のキャトルにまつわるショートムービーの公開など、数多くのコンテンツやプログラムの準備が進められているという。
時節柄、SNSやオンライン上でも楽しむことができる内容が多い模様。1年を通して、キャトルの盛大なお祝いを自宅にいながら一緒に楽しむことができるはずだ。
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