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新型ZR-VをライバルSUVと徹底比較!走りの実力差はいかに!?

掲載 更新 25
新型ZR-VをライバルSUVと徹底比較!走りの実力差はいかに!?

新型車比較・ライバル車対決 [2023.03.15 UP]


新型ZR-VをライバルSUVと徹底比較!走りの実力差はいかに!?

新型ZR-V長距離試乗!次世代ハイブリッドの実力を徹底検証!

ライバルとの関係は如何に? 新型ZR-V vs ライバルSUV 実力チェック
ミドルSUVは実力モデルが揃う激戦カテゴリーだが、ZR-Vが登場したことで勢力図が大きく変わるのは間違いなさそう。特に走りを重視するユーザーには最有力候補になりうるだけに、ライバルとの関係はしっかり確認しておきたい。ここでは4台の有力モデルとの関係をお教えしよう。

●文:川島 茂夫


HONDA ZR-V

●価格:294万9100~411万9500円

HONDA ヴェゼル

●価格:227万9200~329万8900円
車格や動力性能は劣るが
実用性重視ならいい勝負
 フィット系プラットフォームから開発されたコンパクトSUVであり、車体サイズはZR-Vより一回り小さい。e:HEV車の排気量は1.5ℓであり、ガソリン車はNA仕様のみ。e:HEV車なら高速長距離にも不足はないが、走りの余力や質感は車格相応でZR-Vよりも明らかに1クラス下になる。ただ、街乗りで扱いやすい車体寸法はメリットのひとつ。それでいて居住性やキャビンの開放感、積載性にも優れている。タウン&レジャーの両立という面ではSUV全体の中でもトップクラス。もちろん、価格もZR-Vより手頃であり、実用重視のSUVとしてはZR-V以上の面を持っている。
 動力性能やフットワークの車格差が出やすい高速長距離用途ではZR-Vが有利だが、街乗りが多いユーザーならば、ヴェゼルのウェルバランスぶりは大きな魅力に映るはずだ。


フィットベースながらも低床構造を採用したこともあって、キャビンは広々。後席の余裕も十分に確保されている。内装加飾も最上級のPLaYとの比較ならばいい勝負だ。

ハイブリッドのe:HEVは1.5ℓがベース。動力性能はZR-Vに及ばないが、高速長距離も無難にこなす実力派でもある。ただガソリン車は少々役不足だ。

TOYOTA RAV4

●価格:293万8000~563万3000円
価格設定は近いモデルだが
キャラは完全にオフロード寄り
 パワートレーンは2.5ℓHEVと2.5ℓPHEV、2ℓダイナミックフォースエンジンを搭載するガソリン車を設定。スタイリングも性能設定も、アウトドア趣味を強く意識したモデルで、ラフ&オフロード用途を意識したグレード(ガソリン車・アドベンチャー)には悪路踏破性を向上させた4WDシステムを採用するなど、乗用車型プラットフォームを採用するミドルSUVの中ではトップクラスの踏破性を売りとしている。
 価格的には、ハイブリッド車もガソリン車もZR-Vに近い設定だが、キャラ的にはオンロード志向のZR-V、ラフ&オフロード志向のRAV4になり、走りの志向も同様の違いがある。


キャビンはカジュアルな雰囲気。広さや使い勝手はこちらの方が勝る印象。トヨタ車らしく実用性にも優れている。

NISSAN エクストレイル

●価格:319万8800~449万9000円
走りの実力はトップクラス
ZR-Vとキャラが似ている好敵手
 ニッサン電動化技術の看板と評するに値する走りを持つことが、最大のセールスポイント。なかでもe-4ORCEと名付けられたツインモーター4WD搭載車の走りは大きな見所で、揺れ返しの無駄な動きが少ない車体挙動や扱いやすい操縦特性は秀逸。走りの質感はミドルSUVのトップクラスといっていい。
 走りの特性を比較すると考え方はZR-Vと似ている。特にハンドリングについては同系統といっていい。逆に似ているからこそエクストレイルの質感や快適性のアドバンテージが分かりやすい。ZR-Vはカジュアル寄りで、エクストレイルの方が高速ツーリングに重きを置いたタイプだ。


キャビンまわりの質感が向上したことも現行型の魅力。2列5人乗り仕様のほか、一部グレードは3列7人乗り仕様も選べる。

1.5ℓのVCターボが組み合わされたe-POWERを搭載したことで、強力なモーター駆動を獲得。トップクラスの動力性能を持つことも強み。

SUBARU フォレスター

●価格:299万2000~363万円
動力性能に余裕があるターボ車なら
ZR-Vとも互角に戦える
 キャビン実用性や悪路踏破性などアウトドアレジャー向けのSUVとして高い資質を備えたモデル。SUVらしい用途を求めるならばZR-V以上だが、ハイブリッド車同士で比べるとフォレスターのe-BOXERはマイルドハイブリッドのため動力性能は少し見劣りしてしまう。
 それを補完してくれるのが1.8ℓターボ車で、177PSの動力性能に加えてサスチューンもオンロードを意識した硬めの味付け。高速走行にも高い適性を示してくれる。
 スポーティな性能を売りものにするSUVとしては価格も手頃で、引き締まったフットワークをSUVに求める向きにとっては、フォレスターのターボ車はZR-Vの好ライバルになるうるだろう。


SPORTはターボエンジンを搭載する上級グレード。内外装カラーにダークトーン系のアクセントを用いて差別化されるほか、本革シートが標準となるなど装備面も充実。

エンジン回転が低い領域から最大トルクを発揮するダウンジングターボを搭載。スポーツは専用サスチューンでスポーティさがより強調される。

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みんなのコメント

25件
  • 悪口言うほどいい車に乗ってるのかい?
    そこんとこ乗っている車種聞きたいわ。
    自分が軽で嫁がミニバンとかだったら悪口はやめてくれよ。
  • これがフグ顔というんだったら、BMWは豚の鼻だな
    ケチなんてつけようと思えばどうにでも付けられる
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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