ベントレーは6月、PHEVパワートレインを初搭載する第4世代『コンチネンタルGT』を発表する。ワールドプレミア間近のこのタイミングで、その最終デザインをプレビューしよう。
コンチネンタルGTは、ベントレーがフォルクスワーゲングループに入ってから、初めてゼロから開発された車として2003年に初代がデビュー。現行型は第3世代で、2017年に登場しており7年ぶりの世代交代となる。
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新型コンチネンタルGTは、新しいPHEVシステム「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」パワートレインを搭載する最初のモデルとなることが明かされている。W12気筒エンジンの後継として登場する、新設計のV8ツインターボエンジンと電気モーターを組み合わせた高性能ユニットだ。
W12エンジンでは最高出力635ps、最大トルク900Nmを発揮したが、新V8 PHEVでは、最高出力782ps、最大トルク1000Nmへと大幅にパワーアップ。WLTPサイクルでは、1回の充電で最大80km走行できるとしている。またシャシーまわりではトルクベクタリング、4輪ステアリング、電動リアLSD、48ボルト・エレクトリックアンチロールバーと新開発のアダプティブデュアルバルブダンパーを組み合わせる。駆動方式は4WDだ。
そんな新型コンチネンタルGTのデザインはどう進化するのか。ベントレーは全身にラッピングを施したプロトタイプの写真2点を公開しているが、ディティールは謎に包まれたままだ。今回は、海外自動車メディア「KOLESA RU」の協力によりCGを作成、そのデザインを予想してみた。
エクステリア最大の注目は、ヘッドライトだろう。歴代コンチネンタルGTと言えば円形の4灯ヘッドライトがアイコンとなっているが、新型では史上最強の限定モデル『マリナー バトゥール』のようなシャープなスタイルとなる。クレオパトラのアイラインを彷彿させるラインが、ライトユニットからフェンダーへ伸びているのが特徴だ。
オーセンティックな2ドアクーペGTスタイルはそのままに、前後フェンダーの張り出し、くっきりとしたキャラクターラインが力強さも感じさせる。後部では、現行型より細長くなったLEDテールライトを装着。リアバンパーやエキゾーストパイプのデザインも刷新され、新たな表情を生み出している。
ワールドプレミアは、6月に予定されている。
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