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SUVは見た目が大事!? おしゃれなデザインのSUV5選

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SUVは見た目が大事!? おしゃれなデザインのSUV5選

■SUVは走りよりも見た目が大事!?

 SUV人気はとどまることを知りません。各メーカーはさまざまなニーズに合わせたSUVを用意して、ユーザー獲得を目指しています。

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 SUVはライバルが多いので、装備やデザイン、価格で勝負することになるのですが、なかでもデザインは販売台数を左右する重要な要素です。

 そこで、現在日本で販売しているSUVのなかから、おしゃれなデザインのモデル5車種をピックアップして紹介します。

●シトロエン「C3エアクロス」

 2019年7月に発売されたシトロエン「C3エアクロス」は、同社のSUVとしては「C5エアクロス」に続く日本市場投入第二弾のモデルです。

 ボディサイズは全長4160mm×全幅1765mm×全高1630mmと、日本の道路環境でも取り回しのしやすいコンパクトなサイズと、ポップな内外装の意匠をデザイン上の特徴としています。

 また、サイズを超越し、ミニバンにも匹敵するユーティリティと変幻自在のシートアレンジ、クラストップレベルのラゲッジスペースを備えています。

 エンジンは1.2リッター直列3気筒ターボで、最高出力110馬力を発揮。これに6速ATが組み合わされます。

 前輪駆動ながら走破性を高めるグリップコントロールは、路面状況に合わせてトラクションを最適化し、さらに急斜面の下り坂でも車体を安定させるヒルディセントコントロールも搭載するなど、滑りやすい路面での走行をアシストします。

 また、衝突被害軽減ブレーキやパークアシスト、インテリジェントハイビームなどの先進安全技術を標準装備しています。

 グレードは「FEEL」と「SHINE」の2種類を展開し、価格はFEELが259万円(消費税込、以下同様)、SHINEが274万円です。

●ボルボ「XC40」

 ボルボ「XC40」は、都市型のライフスタイルにマッチする同社初のコンパクトSUVとして、2018年に発売されました。

 スポーティでカジュアルな外観のデザインと、車内はユニークな収納スペースを採用。最新の先進安全技術として、ボルボ初となる「オートブレーキ機能付CTA(クロス・トラフィック・アラート)」をはじめ、16種類以上の運転支援技術「インテリセーフ」を標準装備し、ボルボならではの高い安全性を実現しています。

 ボディサイズは全長4425mm×全幅1875mm×全高1660mmと、車幅が大きいので、日本での使い勝手は若干見劣りするかもしれません。

 グレードは7種類の展開で、搭載されるエンジンはT4シリーズが190馬力を発揮する2リッター直列4気筒ターボ、T5シリーズが252馬力の2リッター直列4気筒ターボで、ディーゼルは用意されていません。駆動方式はT4シリーズがFFと4WDが選べ、T5シリーズはすべて4WDです。

 XC40の価格は、ベーシックな「XC40 T4」が389万円、最上級の「XC40 T5 AWD Inscription」が559万円となっています。

●フィアット「パンダ 4×4」

 1980年に初代フィアット「パンダ」が発売され、ジウジアーロによるデザインのシンプルな外観は、いまもファンが多いことで知られています。

 現行モデルのパンダは3代目で、2013年に国内で販売。4WDのSUV「パンダ4×4」も遅れてラインナップされました。

 ボディは全長3685mm×全幅1670mm×全高1615mmの5ナンバーサイズで、国産コンパクトカーと変わらない取り回しのよさがあります。

 現在、パンダ4×4はカタログモデルではなく限定車として販売されていますが、2019年7月に「パンダ4×4 スッコーサ」を80台限定で発売しました。

「スッコーサ」とはイタリア語で「ジューシー」を意味して、シチリアオレンジのボディカラーが名前の由来です。

 エンジンは直列2気筒ターボ「ツインエア」を搭載。最高出力85馬力とパワフルではありませんが、6速MTを駆使して、パワーを使い切る楽しさが味わえます。

 また、センターデフには電子式デフロックを採用することで、滑りやすい路面でも駆動力が確保でき、SUVとしての走破性能を高めています。

 パンダ4×4 スッコーサの価格は261万円、1グレードのみの展開です。

■もうすぐ販売される国産SUVもなかなかのデザイン

●ルノー「キャプチャー」

 ルノー「キャプチャー」は「Explore(冒険の旅に出る)」をテーマにしたコンパクトSUVとして、2014年に日本で発売されました。

 そのテーマを具現化するために、悪路での走破性能を高める機能の「エクステンデッドグリップ」を装備。これは3つの走行モードをセレクトすることで、乾燥した路面から砂地と、さまざまな路面状況での走行や発進をアシストします。

 ボディサイズは全長4135mm×全幅1780mm×全高1585mmと、日本の道路でもちょうどよいサイズに収まっています。

 エンジンは1.2リッター直列4気筒ターボで最高出力は118馬力を発揮し、トランスミッションは6速DCTのみです。車重が1280kgと、サイズの割に軽量な車体には十分な出力となっています。

 駆動方式はFFですが「マッド&スノータイヤ(雪や泥濘地も走れるタイヤ)」を標準装備しているので、キャプチャーは舗装路が中心のクロスオーバーというよりも、オフロード寄りのSUVです。

 価格はベースグレードの「インテンス」が269万円9000円、レザーシートなど装備が充実した「インテンス レザー」が279万9000円となっています。

●マツダ「CX-30」

 マツダは、コンパクトクロスオーバーSUV「マツダ CX-30(シーエックス サーティー)」を2019年3月に開催されたジュネーブモーターショーにて世界初公開しました。

 CX-30は、マツダのデザインテーマ「魂動デザイン」を具現化したエレガントなスタイルと、SUVらしい力強さを融合させた次世代のSUVです。

 ボディサイズ(欧州仕様)は全長4395mm×全幅1795mm×1540mmで、サイズ的には同社のSUV「CX-3」と「CX-5」の中間に位置します。

 また、CX-30は、広い室内空間とラゲッジスペースを実現していて、市街地での取り回しのしやすさや優れた乗降性を確保した、クルマとしての使い勝手の良さを追求しています。

 エンジンは、気筒休止機能を搭載した2リッター直列4気筒ガソリン(SKYACTIV-G 2.0)と、余裕のある走りを実現する1.8リッター直列4気筒ディーゼルターボ(SKYACTIV-D 1.8)を設定。

 マツダ独自の燃焼方式「火花点火制御着火」という、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの良さを兼ね備えた「SKYACTIV-X」も用意される予定です。

 さらに「SKYACTIV-G 2.0」と「SKYACTIV-X」には、燃費性能の向上をサポートするマイルドハイブリッドシステム「M Hybrid」を搭載。

 組み合わされるトランスミッションには、6速ATと6速MTが用意されます。 
 
 新型CX-30は、2019年の夏から欧州より順次発売の予定で、日本での発売時期や詳細な仕様は、現時点では発表されていません。

※ ※ ※

 今回、紹介した5台のSUVは、どれも比較的コンパクトなサイズです。

 ボディの大きさによってはほかにも美しいSUVもありますが、日本での使い勝手を考えるとこのくらいのサイズがちょうどよいのではないでしょうか。

 また、コンパクトなSUVはギュッと凝縮されたような「カタマリ感」もあり、かわいらしくどっしりと構えた感じも好印象です。

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