現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ「車中泊バン」がスゴイ! カプセルホテルみたいな「居住性」再現! サクシードの車中泊仕様とは

ここから本文です

トヨタ「車中泊バン」がスゴイ! カプセルホテルみたいな「居住性」再現! サクシードの車中泊仕様とは

掲載 15
トヨタ「車中泊バン」がスゴイ! カプセルホテルみたいな「居住性」再現! サクシードの車中泊仕様とは

■後部座席の乗り心地も抜群! まるで走るカプセルホテルのようなサクシード車中泊

 商用車として活躍している姿をよく見かけるトヨタ「サクシード」。
 
 実はサクシードは、商用シーンだけでなく、アウトドアや車中泊といったシーンで利用している人も多くいるようです。

【画像】こりゃスゴイ! まるでカプセルホテルみたいなサクシード車中泊仕様! その実車を見る!(43枚)

 サクシードでの車中泊ライフとは、どのようなものなのでしょうか。

 ここ最近需要が高まっているさまざまなアウトドア。さらには、コロナ渦での“外出自粛”や“三密回避”などの影響を経て、宿泊施設いらずで移動の自由を楽しむことのできる車中泊の人気も増しています。

 なかには、自分の愛車を車中泊仕様にカスタムしているオーナーもいるようです。そんな車中泊仕様のカスタムに向いているといわれるクルマのひとつにサクシードが挙げられます。

 2002年に登場した商用バンのサクシードは、2020年に姉妹車「プロボックス」に統合されるまで販売されていました。

 商用バンならでの積載量を誇るほか、後席を倒すとフルフラットの空間を確保することが可能で、フロア高が低く大きな荷物を出し入れするのに便利な設計になっています。

 ちなみに、後席を倒した状態の荷室のサイズは、荷室幅1420mm×荷室高935mm×荷室長1810mmです。

 では、そんなサクシードでの車中泊の実際の過ごし方は、どのようになっているのでしょうか。

 実際にサクシードで車中泊を楽しんでいる「はるき(@haljun2002)」さんは、2019年式サクシードの「Fグレード」を車中泊に利用しています。

 サクシードを選んだ理由について、はるきさんは以下のように話します。

「2022年の6月に中古で購入したばかりなのですが、家の駐車場の高さ制限の都合で背の低いクルマの中から家族3人でキャンプへ行くときの積載量や車中泊が出来そうな荷室の長さから選びました。

 商用車ですが1番上の『F』グレードだと後部座席の座り心地も良く、試乗してみて家族からも即OKしてもらえました。

 最近プロボックス・サクシードのアウトドアカスタムが流行っているので後々リフトアップや全塗装もしたいなと考えています」

※ ※ ※

 仕事で栃木に行った際に、ホテルが取れなかったことから初めて「道の駅はが」で1泊2日の車中泊にチャレンジしてみたというはるきさん。

 はるきさんは、サクシードでの車中泊の感想を以下のように話します。

「2022年の夏は猛暑が続いてますが、今後はさらに暑い日や真冬の車中泊を想定してポータブル電源(扇風機や電気毛布用)の導入も検討してます。また後部ハッチドアから出入り出来るような工夫をしたいなと考えてます」

■サクシードをさらに快適空間に! どんな工夫をしたのか?

 車中泊をした日はたまたま気温も低く快適だったそうですが、その時の室内環境の工夫やこだわりについて、次のように話します。

「最近の年式の『F』グレードだと後席の座面シートを外すことができ、WAQ製のコットがピッタリと収まるという話を聞いた事があったので、実際に試してみるとピッタリと“シンデレラフィット”しました。

 自分の身長は174cmですが、それでも頭も足も付かずに伸び伸びと寝ることが出来ました。

 コットの上にインフレーターマットを敷くことによって、さらにフカフカの寝床に進化し、またドアに被せるタイプの網戸を用意したので風通しもよく、朝まで快適に過ごすことができました」

 このように、荷室についても広いスペースがとれるよう工夫がされているサクシードでは、快適に過ごせる睡眠スペースの確保もじゅうぶん可能であるようです。

 キャンプ用のコットを使用しているため、後部座席に人を乗せる際はすぐに畳んで片づけることができます。

 ほかにも、リクライニング機能のない後部座席での居住性をアップさせるため、トヨタ「コースター」の専門店「Bliss」の「座席がナナメになるお君」をDIYにて取り付けているといいます。

※ ※ ※

 はるきさんは、「新しい遊びを見つけてしまった」とも話しており、ふだんとは違う、非日常感を味わえるのも車中泊の魅力のひとつといえそうです。

文:くるまのニュース Peacock Blue K.K.
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

温泉地を走る「日本最古級の電車」! 空から見た「100歳超の長老」の雄姿も世代交代か
温泉地を走る「日本最古級の電車」! 空から見た「100歳超の長老」の雄姿も世代交代か
乗りものニュース
加工いらずで別次元の音へ! FOCAL/BEWITHのジムニー専用キットを徹底試聴
加工いらずで別次元の音へ! FOCAL/BEWITHのジムニー専用キットを徹底試聴
レスポンス
ヒョンデのハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N」がドライビングの愉しさを深化させるアップデートを敢行
ヒョンデのハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N」がドライビングの愉しさを深化させるアップデートを敢行
カー・アンド・ドライバー
Q1突破か、クラッシュか……ルクレール、扱いにくいマシンに「5番手で満足するのはつらいけど、それが現状」
Q1突破か、クラッシュか……ルクレール、扱いにくいマシンに「5番手で満足するのはつらいけど、それが現状」
motorsport.com 日本版
ドイツ潜水艦に「神棚」があった!? 日独をつないだ「過酷な作戦」 100年にわたる“水面下の交流”とは
ドイツ潜水艦に「神棚」があった!? 日独をつないだ「過酷な作戦」 100年にわたる“水面下の交流”とは
乗りものニュース
トヨタ新「5人乗りバン」発表! 全長4.2m“カクカクボディ”&「上質×広々インテリア」採用で実用性もバッチリ! 「リッター24キロ超え」も低燃費も魅力! 安全機能も進化の「プロボックス」最高級モデルとは?
トヨタ新「5人乗りバン」発表! 全長4.2m“カクカクボディ”&「上質×広々インテリア」採用で実用性もバッチリ! 「リッター24キロ超え」も低燃費も魅力! 安全機能も進化の「プロボックス」最高級モデルとは?
くるまのニュース
【イタリアとドイツのパトカー】イタリア警察は「マセラティ MCPura」ドイツは「シュコダ コディアック」を購入
【イタリアとドイツのパトカー】イタリア警察は「マセラティ MCPura」ドイツは「シュコダ コディアック」を購入
AutoBild Japan
「LEMOTTO」と「サンモリッツ」初のコラボ店舗、御在所SAに12月19日開店
「LEMOTTO」と「サンモリッツ」初のコラボ店舗、御在所SAに12月19日開店
レスポンス
メルセデスのウルフ代表、角田裕毅に謝罪「ユウキには申し訳ないことをした。あれは我々のミスだ」
メルセデスのウルフ代表、角田裕毅に謝罪「ユウキには申し訳ないことをした。あれは我々のミスだ」
motorsport.com 日本版
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
乗りものニュース
2025年《冬》注目モデル購入情報『新型デリカD:5』
2025年《冬》注目モデル購入情報『新型デリカD:5』
グーネット
7年ぶり全面刷新! レクサス新型「“4ドア”セダン」に反響多数! 340馬力超え×高性能4WDの「スポーティモデル」もアリ! 美麗な「8代目」豪州ESが話題に
7年ぶり全面刷新! レクサス新型「“4ドア”セダン」に反響多数! 340馬力超え×高性能4WDの「スポーティモデル」もアリ! 美麗な「8代目」豪州ESが話題に
くるまのニュース
マクラーレン、ノリスのタイトルのためチームオーダー発令へ。ピアストリ「簡単な決断ではないが、チームで話し合う」
マクラーレン、ノリスのタイトルのためチームオーダー発令へ。ピアストリ「簡単な決断ではないが、チームで話し合う」
AUTOSPORT web
福岡モビリティショーにEVキャンピングカー「T-01」登場…Carstayが描く「動く拠点」の未来
福岡モビリティショーにEVキャンピングカー「T-01」登場…Carstayが描く「動く拠点」の未来
レスポンス
レッドブルのメキーズ代表、予選での角田裕毅の貢献を賞賛「彼は素晴らしい仕事をしてくれた。これで決勝で全力を尽くすチャンスを得た」
レッドブルのメキーズ代表、予選での角田裕毅の貢献を賞賛「彼は素晴らしい仕事をしてくれた。これで決勝で全力を尽くすチャンスを得た」
motorsport.com 日本版
元マクラーレン育成でマカオGP覇者のウゴチュクがスーパーフォーミュラのルーキーテスト参加。スレイターと共にTOMSのマシンを駆る
元マクラーレン育成でマカオGP覇者のウゴチュクがスーパーフォーミュラのルーキーテスト参加。スレイターと共にTOMSのマシンを駆る
motorsport.com 日本版
「えっ…軽自動車なのに?」 三菱「デリカミニ」はなぜ高いグレードが売れる? クラスの常識を超えた走りも魅力的!“キャラ立ちした新型”の真価とは
「えっ…軽自動車なのに?」 三菱「デリカミニ」はなぜ高いグレードが売れる? クラスの常識を超えた走りも魅力的!“キャラ立ちした新型”の真価とは
VAGUE
2リッターハイブリッドにGRスポーツだと? サイズもデカいし日本とは違う欧州仕様のカローラがうらやましいぞ!
2リッターハイブリッドにGRスポーツだと? サイズもデカいし日本とは違う欧州仕様のカローラがうらやましいぞ!
WEB CARTOP

みんなのコメント

15件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150 . 0万円 185 . 3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

35 . 8万円 159 . 0万円

中古車を検索
トヨタ サクシードの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150 . 0万円 185 . 3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

35 . 8万円 159 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村