コンパクトカー戦国時代に取り残された「名門」 日産はマーチを諦めるな

　トヨタから新型ヤリスと新型アクアが発売され、ホンダからは新型フィットが登場、日産もノートがフルモデルチェンジして、先ごろノートオーラが発売されている。

　いま日本のコンパクトカー市場は大変な激戦区となっている。

　そんななか、かつてこのカテゴリーで珠玉の存在として活躍していたモデルが、まったく手つかずのまま放置されている。日産マーチである。

　現行型（4代目）マーチの登場は2010年。もう今年で11年が経過した。次期型開発の噂はまったく聞こえてこず、そろそろモデル廃止の話ばかりが囁かれている。しかし日産はマーチを諦めるべきではない。

Comments

国内販売担当星野朝子副社長に何故インタビューしないの？それともできない理由がある？ライター及び評論家の妄想記事はもうたくさん。

ベストカー編集部か親会社が、500億円くらい日産の社債を引き受けてあげたら、重い腰を上げると思うよ。社内で新マーチを立ち上げるとしたら、それくらいの資金と責任感が求められる。それにノートのプラットフォームベースというけれど、あれは電動車用で、純粋なガソリンエンジン車は想定外。載せようと思えば載せられるだろうが、新しいプラットフォームをイチから立ち上げるのと同じぐらい金がかかる。2021年にもなって純ガソリンエンジン車を新規に設計/開発する余裕は日産にはない。