街中に溢れているレクサスの高級SUV「“新”NX」 「みんなどうやって買ってる？」 月々大体いくら？

■みんなどうやって「NX」買ってる？

　2024年2月に改良されたレクサスの人気SUV「NX」に実際に乗る場合、どのような方法があるのでしょうか。
　
　近年多くの人が利用している残価設定ローンでの契約は可能なのでしょうか。

　新車を買うときには一括で購入する方法やローンを組む方法がありますが、もしNXを残価設定ローンで購入する場合、月々の支払い額はどれくらいなのでしょうか。

　初代NXは2014年7月に登場。当初はレクサス初のコンパクトSUVとして高級感のある質感を感じさせると評価されたモデルです。

　その後、コンパクトSUVとしては2018年に「UX」、2023年に「LBX」が登場したことで現在のNXはミドルSUVとしてラインナップしています。

　2021年10月には2代目NXが登場し、次世代レクサスの幕開けを象徴するモデルとして、ユーザーのニーズに合わせたパワートレインや基本性能を向上させました。

　直近では2024年2月に操縦安定性や静粛性の向上、オプションの拡充などの一部改良をしています。

　さらに、アウトドアスタイルを楽しめるモデル「オーバートレイル」パッケージを追加しました。

　価格はエントリーの「NX250」の485万円から「NX450h＋ version L」の749万5000円です。

　そんなNXですが、多くの場合は一括で払うよりもローンを組んで購入することになるでしょう。他に、レクサスでは残価設定ローンでの契約も可能です。

　レクサスでは残価設定ローンをスマートバリュープランという名称で利用することができます。

　残価設定ローンとは、車両本体価格の一部をあらかじめ残価として据え置き、車両価格から残価を引いた金額を最終回までに支払うプランとなっています。

　この支払い方法は、月々の支払い額を抑えることができるメリットがある一方で、契約後に返却する場合には走行距離や改造を制限されるというデメリットがあります。

　また、残価設定ローンでは、残価率の高さも重要となっており、残価率の高い車はリセールバリュー（再販価格）が高く、手放した後も高く売れるため損をしにくいと言えます。

■残価設定ローンで買うと月々いくら？

　では、NXを実際に残価設定ローンで購入すると月々のお支払いはいくらなのでしょうか。

　まず残価率について、レクサス販売店の担当者は次のように話します。

「NXの残価率は、3年で50～55%ほど、5年で40%です。

　残価率は平均的で残価設定ローンで購入しても損のない残価率になっているのではないでしょうか」

　一般的な残価率の平均は、3年で55%、5年で35%と言われているので、平均もしくはそれよりやや高めに設定されているようです。

　次に、NXの人気グレードで残価設定ローンを使用する場合、月々はいくらになるのでしょうか。

　前出の担当者によると、人気のグレードは「NX350h F SPORT」となっているようです。当モデルを例に計算してみます。

　本体価格は667万6000円にオプション・諸費用を加え21万5000円追加。購入価格は合計で約689万円になります。

　頭金・下取りは無しで5年契約の均等払いで計算してみると、残価設定ローンでは60回払いで月々の支払い額は5万5200円です。

　一方で通常ローンで計算した場合、5年借入、60回払いで設定すると、購入価格が約689万円なので月々11万5000円となります。

　実際は金利を加えてより高い金額を支払うことになるため、残価設定ローンの方が月々の支払額を6万円以上抑えられることになります。

　レクサスの公式サイトによると、支払い回数は12回から84回払いの中から選ぶことができ、支払いプランの一部変更も可能です。

　また、顧客のライフプランに合わせて、憧れのモデルを気軽に乗ることができる方法としておすすめしているようです。

※ ※ ※
　
　車両を返却して手元に残さないと考えている人は、残価設定ローンを積極的に利用することで、月々のお支払い額を抑えることができそうです。

　また、自身のライフスタイルを考えて、それにあわせて憧れのクルマに乗ることも可能になります。

Comments

[coo********]

日本国民はトヨタの借金奴隷に成ります

[ぴかちゅう]

残価設定ローンの怖さ！
身の丈に合った車に乗りましょう