■残る5ナンバーワゴンは「カローラフィールダー」のみに
ホンダは2022年11月、公式ホームページ上で「シャトル」の販売を終了したことを明らかにしました。
シャトルの消滅により、5ナンバーサイズで低車高の国産ステーションワゴンは、トヨタ「カローラフィールダー」を残すのみとなります。
シャトルは、従来の「フィットシャトル」(2011年6月発売)の後継車として、2015年5月にデビューしたステーションワゴンモデルです。
全長4400mm×全幅1695mm×全高1545mmと、国内の5ナンバー規格枠内に収まり、立体駐車場にも入庫可能なコンパクトなボディサイズを維持しながら、ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」を採用するなどし、同クラス最大の荷室空間を備えました。
後席を倒さなくてもゴルフバッグ4個が積載可能な広い荷室とし、後席を倒した際の最大荷室長は1840mm、荷室容量は1141リットルを確保。
またフラットな床面や大きく低いリア開口部などを備え、積み降ろしもしやすく使い勝手も良好な造りとなっています。
パワートレインは2タイプを用意。1.5リッター直噴DOHC i-VTECガソリンエンジンに加え、34.0km/L(JC08モード燃費)の低燃費とスポーティな走りを兼ね備えたハイブリッド車「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-DCD」があり、共に2WD(FF)に加え4WDも設定しています。
最終モデルの価格(消費税込み)は、180万8400円から277万2000円となっています。
2022年11月上旬現在、ホンダの公式ホームページの「カーラインナップ」欄からシャトルの記載が消え、代わって「今まで販売したクルマ(中古車カタログ)」の一覧ページ内に移行していました。
またシャトルのページ上には赤い文字で「2019年5月発表 2022年11月終了モデル この情報は2022年11月現在のものです」との注記も載っています。
シャトルの販売終了により、ホンダの新車ラインナップで5ナンバーサイズの車種は、コンパクトカー「フィット」と、コンパクトミニバン「フリード」、そして軽自動車各モデルのみとなりました。
※ ※ ※
唯一残った5ナンバーステーションワゴンのトヨタ カローラフィールダーは、2019年に実施したカローラシリーズのフルモデルチェンジ時に、ワゴンモデル「カローラツーリング」がボディサイズを拡大し3ナンバー化したことを受け、2012年登場の旧モデルを継続販売したものです。
その際にラインナップが整理され、1.5リッターガソリンの「EX」とハイブリッド「HYBRID EX」の2グレードのみの設定となっています。
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みんなのコメント
家族4人くらいだと、このクラスのワゴンが過不足なく
最もバランスのとれた選択だと常々思っていた。
SUVよりもいいと思うんだけどなあ。
もっとたくさん売れてもいい車なのに。
もうシャトルが販売終了で寂しいです。
こんなにマルチで使える車は貴重な存在なのに、残念でなりません。
本当の意味で、凄くいい車でした。
不人気でしたが、もっと売れてもおかしくないほどの隠れた名車だと思います。
お値段以上の価値ある車でした。
いつか、シャトルの復活を願ってます。