嬉しい多彩な専用オプションパーツ! 自分仕様のトランスポーターがつくれるコンプリートカー
ビジネスシーンでもレジャーシーンでも、それこそ「どんな用途に使えるか?」をあらためてリストアップしたところで、キリがないのがハイエース。
載らないなら引けばいい! じつは手軽な「牽引トレーラー」という選択
あえて大きく分けるとすると、ひとつは荷物を積んで運ぶトランスポーターとして役割を与えるか、一方がアウトドアレジャーや車中泊仕様(キャンパー)に仕立てるか、たいていその2つに分かれるといったところ。
もしくはその両方を兼ね備えたいという方向になるだろう。なのだが、ハイエース初心者にとっては妄想が膨らむばかりで、ハイエースを使いこなすためのアイデアが、すぐさまいろいろと浮かぶはずもなく、ときには「宝の持ち腐れ」にもなりかねない。
そこで、オススメしたいのが、モデリスタが用意している“ハイエース MRT”。トランスポーター派にしてもキャンパー派にしても将来的な発展を見据え、それらの原点となる架装が装備された完成車両が販売されているのだ。
ハイエースコンプリートカー“MRT”
「自分仕様のトランスポーターがつくれます」をキャッチフレーズに、ハイエースの内装をユーザーが好みでカスタマイズしやすいカタチで、コンプリートカー(完成車両の状態)としてモデリスタが販売しているのが“MRT”。
MRTとはマルチロールトランスポーターを意味し、「Multi Role Transporter」の頭文字から由来するネーミング。趣味から仕事まで、マルチなユースに対して、トランスポーターの原点を追求した仕立てになっているのが特徴。 原点部分となる、専用のフラットフロアやアンカーナットが標準装備され、メーカーオプション品はもちろん、MRTオプションのベッドキットや補助バッテリーなどがたくさん用意されていて、外品による面倒なカスタマイズいらず。仕事でも遊びでも、ユーザーのニーズに合わせたハイエースがつくれるというワケだ。
床仕様のType I、床+トリム仕様のType II
そのMRTだが、ニーズに合わせて、Type I/ Type II 2つの仕様が選べるようになっている。Type Iは、使いやすさ抜群の広大なラゲッジルームがセールスポイントとなる床仕様。
Type IIは、フレキシブルな使い方が可能でスマートキャンパーベースに最適な専用成形フルトリムが装備される、床+トリム仕様をラインナップ。
Type I/ Type II共通で標準装備される架装は、専用ロンリュームフロア(フラットフロア)とアンカーナット、専用バックドア(アルミ製スカッフプレート)の3点。ロンリュームフロアとは、塩化ビニールの一種で、防滴構造になっていて、汚れたときも手入れがとても簡単。
アンカーナットはフロア16箇所(Type I、II)、トリム8箇所(Type IIのみ)あり、耐荷重は1ヵ所につき50kgで、付属のD環フック(タイダウンフック)が使えるほか、市販の8mm径のボルトサイズが使用可能。
オプションの活用でどんどん自分好みの空間に!
Type IにはそのままではMRTオプションのベッドキットなどは装着できないが、逆に広大なスペースを活かした、ラゲージユーティリティフレームの装着が可能。 大きな荷物をフレームに固定できたり、板で棚をつくって上下二段に収納スペースを分けたりと、とにかく便利に使えるアイテム。
Type IIには、収納ボックス付きの専用成形フルトリムが標準装備。小物を収納するのに便利なほか、これをベースに、ベッドキットや補助バッテリーが装着できるようになっている。
あらためて以下のとおり、装着可能オプションを整理してみた。
【Type I 装着可能オプション】・AV100V アクセサリーコンセント(メーカーオプション)・ラゲージユーティリティフレーム※スーパーGL・ラゲージユーティリティフレーム専用カーゴレールASSY・オーバーヘッドコンソール・ラゲージLED・LEDカーゴライト
【Type II 装着可能オプション】・オーバーヘッドコンソール・ラゲージLED・LEDカーゴライト・専用補助バッテリー・カーゴレールASSY・ベッドキット・シングルベッドキット※アクセサリーコンセントは標準装備
1ナンバー/4ナンバーで税制面でもオトク
最後に気になる価格のことをまとめて行こう。モデリスタのハイエース“MRT”は特種用途自動車の8ナンバー車両ではなく、標準ボディは4ナンバー、ワイドボディは1ナンバーとなり、貨物自動車扱いになるので乗用車よりも税金の負担が軽いのもメリット。
あらためて振り返ると、ハイエースをトランスポーターやキャンパーに仕立てるには、やはりそれ相応の経験やノウハウが必要。初心者にとっては何が必要で、どれだけコストをかければいいのかも不安が募る。
そんなときは、まずはモデリスタのハイエース“MRT”をコンプリートカーとして購入し、これをベースにさらなるステップに進むのが、失敗しない方法のひとつと言えるだろう。
モデリスタと言えば、エアロなどのドレスアップパーツのイメージが強いが、実用的なユーティリティ関連パーツもたくさんラインナップされているので、覚えておいて損はないだろう。
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みんなのコメント
町での走り方や乗ってる方々を見ると
やっぱりやめようと思う