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トヨタ「RAV4」実は“ほぼコンセプトカー”だった? ド迫力ボディがカッコイイ! トヨタ「FT-AC」とは

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トヨタ「RAV4」実は“ほぼコンセプトカー”だった? ド迫力ボディがカッコイイ! トヨタ「FT-AC」とは

■トヨタ「RAV4」はほぼコンセプトカーと同じ姿で登場した?

 世界各国で行われるモーターショーやオートサロンなどのイベントでは、各自動車メーカーなどから様々なコンセプトカーや新型車、カスタムカーが発表され、人々の注目を集めます。

【画像】これがトヨタ「RAV4」に…! トヨタ「FT-AC」を画像で見る(94枚)

 2017年に開催された米国・ロサンゼルスオートショーでは、SUVのコンセプトカー「Future Toyota Adventure Concept(以下FT-AC)」がトヨタから出展されました。

 このクルマは、翌年の2018年に登場した5代目「RAV4」へと繋がりました。

 2017年に開催されたロサンゼルスオートショーで公開されたFT-ACは、山岳地帯でのキャンプや川下り、マウンテンバイク走行など、本格アウトドア活動を楽しむユーザーをターゲットに、アクティブな休日の過ごし方を提案するデザインコンセプトとして企画されたモデル。

 そのエクステリアは、拡幅したフロントグリルと側面まで回り込んだLEDヘッドライトが特長となるフロントフェイスのほか、ロングホイールベースとワイドフェンダーに20インチホイールを装着し、SUVらしい力強く大胆なスタイリングを強調。

 また、最低地上高の高さに加え、フロントとリヤにアンダーガードを装備することで、多彩な「冒険」を可能にする悪路走破性を表現。ボディカラーには、鮮やかなグリーンとグレーの2色のコントラストを出すことで、アウトドアにおけるアクティブさを表現しています。

 アウトドアに必要なアイテムを搭載するルーフラックには、モバイル端末で調光可能なLEDライトを装着。ライトは、夜間や悪天候時の走行をサポートするだけではなく、サイドミラー付属の赤外線カメラのフラッシュとしても使用可能です。

 また、マウンテンバイク搭載用に、格納可能なラックをリヤに装備。フォグランプは取り外し可能とし、懐中電灯やマウンテンバイク用ライトとしても活用できる。

 サイドミラーには取り外し可能な小型カメラを装着し、悪路走行の記録などに活用可能。撮影データは、車載Wi-Fiからクラウド上のストレージに自動でアップロードし、スマートフォンなどのモバイル端末からリアルタイムでの写真・動画の編集やSNSへの投稿を可能としています。

 また、車両の位置情報を発信することで、FT-ACをベースキャンプとした周辺探索を安心して楽しめるようにしていたといいます。

 コンセプトモデルですが、パワートレーンについてもきちんと想定されており、当時搭載するエンジンはガソリンエンジンで、ドライブトレーンには左右後輪に駆動トルクを適切に配分するトルクベクトル式4WDシステムを設定し、最適なトラクションコントロールにより路面に応じたセッティング切替機能やデファレンシャルロック機能を可能とするとされていました。

※ ※ ※

 このFT-ACのコンセプトは、2018年に北米で登場した5代目RAV4受け継がれました。日本では2019年に発売されています。

 FT-ACと5代目RAV4を改めて比べてみると、特にAdventureグレードのデザインはかなり共通点が多く、“ほぼそのまま”の姿で市販モデルが登場したといっても過言ではないでしょう。

 このように、イベントで公開されるコンセプトカーの中には、ほぼ同様の姿で市販モデルとなる事例もあります。

 日本で行われる東京モーターショーは2023年、JAPAN MOBILITY SHOW 2023と名前を変え、2023年10月26日から11月5日まで開催される予定です。このイベントでどのようなコンセプトカーが登場するのか、注目です。

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みんなのコメント

2件
  • ハイブリッド系は、状況によりガソリン車より駆動力落ちるってカタログに小さく書かれている
    低コスト、低性能の生活四駆efour

    エクストレイルのe4ourceや、三菱のSAWCの足元にも及ばない。

    所詮おねーちゃんがステッカーベタベタ貼って乗るファッションSUV
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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