ジープは7月14日に開幕するシカゴオートショーで、「ラングラー エクストリーム リーコン パッケージ」を披露すると予告。超大径タイヤとサスペンションのリフトアップで走破性を劇的に高めたというモンスターラングラー。その正体を詳しく見ていこう。
足元を引き締める17インチホイールに装着されるのは、工場装着としては初となる35インチ!タイヤ。「LT315/70R17C (35インチ) 」という巨大なサイズのBF グッドリッチ製「KO2」オールテレーンタイヤは悪路でもトラクションをしっかりと確保するとともに、ルックスを高める効果も絶大だ。ジープの調査では、大径タイヤの装着はアフターマーケットで最も人気のカスタマイズとのことで、後付けのド迫力パーツをメーカー自ら手がけてしまおうという趣向はさすがアメ車だ。
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もちろん、ジープ随一の本格オフローダーであるラングラーだけに、見掛け倒しとはまったく無縁。タイヤのサイズアップとともに、独自チューンのショックによりサスペンションは約38mmリフトアップされ、グラウンドクリアランスをたっぷりと確保している。この結果、ラングラー エクストリーム リーコン パッケージのオフロードスペックは、アプローチ・アングル47.4°、ブレークオーバーアングル26.7°、デパーチャーアングル40.4°、渡河性能853mmと、高いオフロード性能に磨きをかけている。
ラングラー エクストリーム リーコン パッケージは悪路の王者「ルビコン(4ドア)」と、久方ぶりにV8エンジンを搭載した「ラングラー ルビコン 392」に設定可能。生産は米国オハイオ州の工場で8月からスタートする予定だ。
さらに、オフロードマニアに嬉しい話題がもう一つ。ジープでは新たに4.88:1のアクスルレシオをラングラー・ルビコンにオプション設定するという。このオプションはマニュアルトランスミッションとの組み合わせのみが用意され、ローギア、副変速機を加味した最終的なクロールレシオは、こちらもベスト・イン・クラスという驚異の100:1を達成。登坂と下りでの低速走行に比類ない能力を発揮する。
オフロード帝王に相応しいその強烈なパフォーマンスを、ぜひ日本でも味わいたいものだ。
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