2022年8月に登場したトヨタ シエンタ。ベストカーの名物先生たちにもう一度評価をお願いしたが未だ色褪せない魅力がたっぷり!! 実用性も高く、燃費までいい。このクルマ、欠点を探すのが大変です……。
※本稿は2023年5月のものです
文/国沢光宏、片岡英明、渡辺陽一郎、諸星陽一、岡本幸一郎、写真/TOYOTA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年6月26日号
ダントツの運転支援性能!! 人・物積めて燃費よし! 登場から1年のシエンタが未だ凄すぎた
■ちょいユニークなスタイルで大ヒット中。コンパクトなのに3列目も使える便利さ!
2022年8月登場のトヨタ シエンタ(価格:195万~310万8000円)
●トヨタ シエンタ(2022年8月登場/価格:195万~310万8000円)
先代から雰囲気が変わった3代目モデル。ユニークさ漂う外観と明るいインテリア。5ナンバーサイズを維持し、先代から変わらぬ使い勝手のよさなどで、登録車月販台数1位を独走中だ。
先代同様、3列目シートはダイブダウンして格納でき、2列目もタンブル格納すればかなり広いラゲッジスペースになるのも特徴。さらに先進安全装備の充実も特筆もので、なかでも先行車に近づくとおだやかに減速し、車間を保つ「PDA」には感動すら覚える。
■最強スペックの運転支援が良すぎた!
・パワー感:7点
・環境性能:9点
・ハンドリング:8点
・実用性:9点
・快適性能:9点
・お買い得度:9点
何より素晴らしいのがADAS性能。トヨタ車のなかでも最新スペックになっており、このクラスではダントツ性能を持っている。運転に不慣れなドライバーにもぜひすすめたい。NAモデルは値上がり傾向の日本車のなかにあって良心的なプライス。弱点は納期。けっこう待ちます。
●総合評価:90点
■先代から大きく成長
・パワー感:6点
・環境性能:9点
・ハンドリング:6点
・実用性:9点
・快適性能:7点
・お買い得度:8点
7年ぶりに一新したから伸び幅が大きい。3列目のシートは緊急用だし、乗り心地も悪いが、2列目のシートまでなら快適に座れる。多彩なシートアレンジと充実した先進安全装備も魅力だ。走りの実力は平凡だが、主役のハイブリッド車は高い静粛性に加え、燃費も素晴らしい。
●総合評価:76点
■人も乗れて荷物も積める実用性
リアコンビデザインを含め、個性的なリアビュー
・パワー感:5点
・環境性能:8点
・ハンドリング:6点
・実用性:9点
・快適性能:7点
・お買い得度:9点
全長が4300mm以下に収まる5ナンバーサイズの貴重なミニバンだ。動力性能やハンドリングは平凡だが、実用性は高い。薄型燃料タンクの採用で床が低く、3列目シートに座っても膝が持ち上がりにくい。3列目シートを2列目の下側に格納すると、大容量のラゲッジスペースになる。
●総合評価:78点
■5ナンバーサイズキープが偉い!!
・パワー感:7点
・環境性能:7点
・ハンドリング:6点
・実用性:10点
・快適性能:7点
・お買い得度:9点
ファミリーでの使い勝手を第一に考えているクルマがシエンタ。パワーは必要にして充分なレベル。なにより、5ナンバー枠をしっかりと守っているボディサイズが強く評価したい部分。乗れて、積めるというクルマの基本性能をしっかりと確保しているモデルである。
●総合評価:95点
■誰にでもオススメできる万能選手
新しさと明るさを感じるインパネ。収納類も充実!
・パワー感:6点
・環境性能:9点
・ハンドリング:7点
・実用性:9点
・快適性能:7点
・お買い得度:8点
限られたサイズのなかに、いろいろな要素が詰め込まれていて、小回りも利くし本当に便利。しかも走りの仕上がりも上々で、大きな不満がない。ハイブリッドの実燃費もビックリするほど。装備の設定もこのクラスとしてはかなり充実している。誰にでもすすめられる小さな万能選手だ。
●総合評価:85点
●トヨタ シエンタ(ハイブリッドG 7人乗り)
・ボディサイズ:全長4260×全幅1695×全高1695mm
・車重:1360kg
・最小回転半径:5.0m
・パワーユニット:1.5L、直3(91ps/12.2kgm)+モーター(80ps/14.4kgm)
・燃費:28.2km/L
・価格:269万円
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
こういう車が一番使い勝手が良い。