ニッポンのカングーファンのみなさん、ご存知ですか?カングーはフランスでは郵便配達にも使われているのです。今回はフランス北東部のモブージュという街で、ホンモノの郵便局員のおふたりを直撃取材!タフな道具としてのカングーの魅力を語ってもらいましょう。
これぞカングーの本当の姿!
第29回メディア対抗ロードスターレース参戦記(5)バクバクのコースイン
鮮やかなイエローのボディカラーが目印の郵便配達仕様車。カングーはフランスだけではなく、スイス、ポルトガル、スウェーデンでも郵便局の公式車両に採用されている。
一日4~5時間は配達でカングーに乗っているというブルーノさん。配達の仕事は「乗っては降り、乗っては降り」の繰り返しなので、完璧なポジションで運転できないこともしばしば。ある程度ラフな姿勢も許容してくれるカングーのシートをベタ褒めだ。
助手席を前に倒すと完全にフラットになり、バスケットなどをセットするためのアタッチメントを設置できる。専用設計だから剛性感も抜群で、少々雑に扱ったところでビクともしない。先代カングーの時はグラグラ揺れたそうだ。
配達仕様はディーゼルなので、レブカウンターは6000rpmまで。燃費運転を心掛けるため、1500~2000rpmの位置にマーキングしてある。これは工場出荷時に付けられるという。
ルノーがLa Posteの協力を得て開発したサイドブレーキレバー。平均して一日300回もの操作を繰り返す配達員たちの意見を取り入れ、この形に辿り着いた。「しっかり握らなくても簡単に親指に力が入るから、ブレーキリリースが楽なんだよ」とブルーノさん。
日本でも人気のダブルバックドアだが、ルーツはもちろん配達仕様車。後ろに迫り出す長さがハッチゲートよりも短い上、ちょっとだけ開けて中のモノを取り出すことも容易にできる。「開閉に掛かる時間もダブルバックドアの方が短いんですよ」とセバスチャンさん。時間に追われるポストマンならではの意見だ。
多いときには天井までいっぱいに積むため、シートの背後には荷崩れ防止のケージが張られる。先代では肩の辺りまでしかケージがなかったため、荷物の多いクリスマスの時期に荷物が前に飛び出して来たことがあったとか。
A4サイズの書類がピッタリ収まるサイズのダッシュボードのトレー。ブルーノさんの配達車には、伝票やらカッターやらが無造作に突っ込まれていた。「勢いよく走っても動かないから、気軽に何でも置けるよ」
ホイールハウスをはじめ、出っ張りが少ないラゲッジスペース。ボディ断面は限りなく正方形に近く、限られたディメンションの中で最大限のスペースを稼ぎ出していることがわかる。バックドア開口部の下端と荷室床面がほぼ同じ高さであることもポイントだ。
※本記事は「ルノー・カングー20周年のすべて」から抜粋したものです。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
全長3.5m! トヨタが「小さなMRスポーツカー」を開発! “5速MT×1.8Lターボ”搭載した「爆速モデル」に熱望の声!
[N-BOX]もっと窮地に!? 新型ムーヴ秋発売!? バカ売れ必至のデキ
車検更新「2か月前から」に拡大へ!「年度末激混みパンク状態」脱却へ法改正 “期限そのまま新車検証”受付期間の延長で便利に!?
マツダ「“超すごい”4ドアクーペ」実車公開! “元祖”な「美麗デザイン」がカッコイイ! 精悍すぎる「魂動」第一弾「SHINARI(シナリ)」登場
中華製ディスプレイオーディオの耐久性ってどうなん!? 数年使ってわかったホントの性能が衝撃
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?