■日産が“ランクル超え”新型「大型SUV」初公開へ?
日産の中東法人は2024年8月8日(現地時間)、登場予定の新型SUVに関するティザーサイトを更新しました。
新たにテールライト周辺のデザインが明らかになっています。
【画像】超カッコイイ! これが新型「パトロール」か!? (79枚)
日産の中東法人が現在展開するSUVは、「キックス」「エクストレイル」「エクステラ」「パスファインダー」「パトロール」「パトロールサファリ」の6モデルです。
国内とは異なり、主に富裕層に対して大型モデルが好まれる傾向にあり、特に迫力のあるエクステリアや豪華な内装をあしらったモデルが人気です。
そんななか7月25日に中東法人は突如、新型SUVの登場を予告しました。
公開された動画には、「まったく新しい感覚を呼び起こすような発表に備えよう。ご期待ください」というメッセージが添えられるとともに、大型SUVのようなシルエットを持ったクルマにベールがかけられています。
詳細なデザインなどは一切不明ですが、高いボンネット位置からは最低地上高の高さをうかがわせるとともに、Aピラーからテールにかけては直線基調をベースとし、テールゲートはほとんど垂直に配されるなど、堅牢な雰囲気をまとっています。
“まったく新しい”とされていることから、これまで公開されていない新型車である可能性が高そうです。
その後、ティザーサイトが更新されており、フロントグリルが披露。グリル上部は一文字のメッキガーニッシュが配され、下部は互い違いの縞模様のような意匠が用いられるなど、上級モデルにふさわしい存在感を発揮しています。
そして、今回の更新では六角形型のテールライトと左右のテールライトをつなぐガーニッシュが披露されました。
車名がわかるエンブレムなどは一切ありませんが、シルエット同様にタフな雰囲気を感じさせるモデルであるとわかります。
なお、中東法人のSUVモデルのうち、中型サイズ以上のものはキックスを除いた5モデルですが、このうちエクストレイルは2023年10月に米国でマイナーチェンジモデルが登場。パスファインダーも2024年1月に中国で新型モデルが登場しています。
エクステラも2020年11月に登場しており、全面刷新には時期尚早といえるほか、パトロールサファリは日本でも販売されていた5代目モデルが継続販売されているものであり、これを全面刷新する可能性は低いと見られます。
残るパトロールは現行モデルの6代目が2010年に登場。2014年、2019年には改良が実施されていますが、長いロングライフを送っています。
一方で、2024年3月に日産の高級ブランド インフィニティが新型「QX80」(4代目)を世界初公開しています。
このQX80は3代目からパトロールと基本設計を共有しており、実質的にパトロールのラグジュアリーバージョンとして展開されています。
このことから、今回登場するのは新型パトロールである可能性は高いとみられます。
なお、QX80のボディサイズは全長5364mm×全幅2115mm×全高1978mm。日本で販売されるトヨタ「ランドクルーザー」を超えるボディを持つほか、日本文化にインスピレーションを得た雅でラグジュアリーな内外装を持ちます。
搭載されるパワートレインは最高出力450馬力・最大トルク516 lb-ftを発揮する3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジン(VR35DDTT)です。
なお、パトロールにはハイパフォーマンスモデルとなる「パトロール NISMO」も設定されており、パトロールが全面刷新を果たせばこちらも新型が登場すると見られます。
※ ※ ※
ティザーサイトには正式発表までの時間が記されており、8月8日現在で残り26日としていることから、9月3日に発表されるようです。今後の続報にも注目が集まります。
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みんなのコメント
今さらですが、買えもしない車を紹介されてもね。
白けます。
日産さん、何故ランクルが売れているのか? 考えてみて下さい。 いろいろお金 開発費 他 掛かるかもしれないが 全て必要経費です。ユーザーは必ず待ってますよ