この記事をまとめると
■WRXはスバルを代表するスポーツセダン■まるで純正部品のような完成度■費用は約10万円~30万円弱
「豆腐屋ハチロク」「白い彗星FC3S」「文太のインプ」! 本気過ぎる「イニシャルDレプリカ」大集合
スポーティなその姿はまるでWRXツーリングワゴン!
初代レヴォーグとWRXはシャーシをはじめ、共通設計の部分が多く、相互に流用することが可能なパーツが多いことでも知られる。サードパーティから発売されているアイテムも同様で双方に適合するものが多く、カスタマイズはエクステリアからインテリア、吸排気系までかなりの数の流用メニューがある。しかし、「車検対応で人と違うカスタムがしてみたい!」、あるいは「純正クオリティで愛車を仕上げたい!」というオーナーにとっては、純正パーツを使った流用カスタムは見逃せない手法だ。
スバル車は古くから共通設計としているモデルが多く、例えば7人乗りのエクシーガにスポーツフラッグシップであるWRX STI(3代目 GR/GV型)のスタビライザーが使えるなど、流用チューンはもはや定番だ。初代レヴォーグとWRXでは、パワートレインはWRX S4とレヴォーグ2.0Lモデルでほとんどが共通化しているが、WRX STIやレヴォーグ1.6Lモデルでは異なる部分が多い。
しかし、インテリアやエクステリアでは骨格を共通化していることで、じつは搭載エンジンや排気量の違いがあってもさまざまなパーツ流用が可能なのだ。
まさに兄弟車だからこそなせる先代レヴォーグのWRX化流用カスタム
なかでも人気の流用カスタムは、先代レヴォーグ(VMG/VM4型)にWRX(VAB/VAG型)のバンパーやフェンダーを流用するといったエクステリアのカスタム。一般的にはレヴォーグとWRXのフロントマスクは見分けがつかないと言われるほどだが、オーナーからしてみればまるで別モノ。
バンパーに関してはフォグカバーの形状ひとつとっても、末広がりの安定したデザインとしたレヴォーグに対し、下側に向かって裾を絞った形状のWRXのフォグカバーはアグレッシブな印象をフロントマスクに与える。またフロントフェンダーに関しても、WRXではワイド化され、側面にスリットとガーニッシュを設けたスポーティなデザインとなっている。
これらを流用することで、元からそうしたデザインだったかと思わせるような純正然とした仕上がりのエクステリアとする、WRX顔面スワップがレヴォーグオーナーの間では定着しつつある。
先代レヴォーグの開発担当者も流用カスタムに太鼓判!?
筆者の愛車VMG型レヴォーグもフロントフェンダーをWRX用に変更している。バンパーはあえてレヴォーグSTI Sport用に交換。ようやく装着したのは2019年のことで、パーツ購入してからすでに5年が経過してから。
じつは初代レヴォーグが発売される前のプロトタイプ試乗会で、当時の開発責任者である熊谷泰典さんから、基本骨格の共通化という話題から「じつはWRXのフェンダーはレヴォーグにボルトオンで装着できちゃいます!」という話を聞き、いずれ実現したいと考えていた。
結果的にネタを温めているうちに続々と実践していくオーナーを横目に、羨む日々を送ることになったのだが……。
WRX純正サイドステップ流用でWRX化がよりハイクオリティに!
装着方法を簡単に説明すると、WRX用のフェンダーはフロントフェンダー本体とスリット部分のガーニッシュで構成されていて、フェンダーブラケットさえ交換すればレヴォーグの純正用バンパーにも装着が可能だ。ヘッドライト下側のキャラクターラインが若干合わないという弱点もあるが、クルマから離れてみれば気にならないレベル。
もちろんフロントバンパーもWRX純正に交換してしまえば、このラインの不一致も解消することができる。完全ボルトオンでできるフェンダー移植だが、じつはガーニッシュ下側のデザイン処理がレヴォーグとは異なるため、WRXフェンダーを装着してもレヴォーグのサイドステップのままだとフィッティングできない。
それを解決する方法は2つ。ひとつはサイドステップもWRX純正を移植すること。もうひとつはシャイニングスピードから販売されている「WRXフェンダーガーニッシュ」の装着だ。後者はスリット部分の下側をレヴォーグ用のサイドステップに合わせた形状としているため、フェンダー交換だけでWRX化ができるアイテム。もちろんサイド部分に装着されるエンブレムも純正品が装着可能で、じつに痒いところに手が届くアイテムだ。
WRX化で全幅が15mmワイドになるが構造変更の必要はなし!
こうしたパーツにより比較的流用カスタムのハードルが低いメニューではあるが、気になる車検対応の部分はどうか? じつはWRX純正フェンダーの方がレヴォーグ純正に対して+15mm(片側7.5mm)の拡幅になる。しかし、車検証に記載されている数値より片側で10mm未満、両側の合計で20mm未満であれば、車両の構造変更は不要であり、WRXフェンダーでも基本的には保安基準適合となり車検対応となる。
そして気になる流用にかかるコストだが、すべてを新品で揃えた場合、フェンダーは塗装が必要になる。さらに取り付けもディーラーなどにお願いすると当然工賃がかかり、ざっくり30万弱と高額になる。ただし、前述のシャイニングスピードのフェンダーガーニッシュやネットオークションで中古の純正フェンダーを手に入れることができれば、10万円以下で実現させること可能だ。
ちなみにこうしたバンパー、フェンダーの交換はDIYで作業しているユーザーも一定数存在するが、取り付け作業よりボンネットやドアパネルとの「チリ」と呼ばれるクリアランスを合わせる調整作業の方が意外と手間がかかる。自信のない人は請け負ってくれるショップや整備工場などに依頼するのが無難だ。
せっかくならフロントのワイド化に合わせたホイールマッチングも極めたい
最後に気になるホイールマッチングだが、基本的にはフロントフェンダーをWRX化した場合、WRXのサイズがそのまま履けるわけだが、リヤに関してはレヴォーグの車幅のままとなるので、その辺りのバランスが重要だ。とくにAWD車の場合、4輪とも同一サイズが絶対条件となるのでフェンダー交換をした場合でもリヤにサイズを合わせることになる。レヴォーグGT-SやSTI Sportの純正サイズは7.5J×18(+55)。対してWRX STIやS4ハイパフォーマンスタイヤ仕様は8.5J×18(+55)となる。
WRX純正サイズであれば、レヴォーグのリヤに装着しても車体からはみ出ることはないが、もう少し攻めたサイズもアリだろう。例えばホイールのリムやスポーク形状、さらには車高やキャンバー角などにもよるが、一般的には7.5J(+45)、8.5J(+48)程度であればディーラー入庫も差し支えないというオーナーの声を聞くことが多い。
なかには8.5J(+45)まで入るものもあるが、ギリギリを攻めるのであれば、ホイールの形状によって車検非対応になるものもあるので、専門店などに相談してチョイスしたいところだ。もちろん、将来的にビッグキャリパーの装着を検討しているのであれば、リム幅やインセットをより気を付けて選びたい。 純正然としたスマートなエクステリアカスタムとして、WRXバンパーやフェンダーの流用は主張し過ぎない、わかる人だけが振り返る一押しドレスアップ術といえる。初代レヴォーグオーナーは是非検討してみてはどうだろうか!
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