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新型を引っ提げ伊ビッザリーニが日本進出! 1964年設立の名門 「ビッザリーニ・ジョット」発表も

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新型を引っ提げ伊ビッザリーニが日本進出! 1964年設立の名門 「ビッザリーニ・ジョット」発表も

ビッザリーニについて

はじめに

【画像】イタリアの自動車ブランド「BIZZARRINI(ビッザリーニ)」日本への進出を発表 全39枚

イタリアの伝説的な自動車ブランドである「BIZZARRINI(ビッザリーニ)」は、日本への進出を発表した。

象徴的なブランドの代表として、山岸大が率いる「株式会社コルセ・オートモーティブ」が日本の正規ディーラーに任命されたという。これはビッザリーニにとって重要なマイルストーンであり、その豊かな遺産と精巧な車両デザインを日本の地にもたらすものだと述べた。

ビッザリーニの豊かな歴史

「ビッザリーニ」は、革新と卓越したエンジニアリングの代名詞ともいえるブランドであり、1964年に伝説的な「ジョット・ビッザリーニ」によって設立されたこのブランドは、モータースポーツの歴史において独自の地位を築いてきたと語り始めた。

ジョットの歩みは1954年にアルファ・ロメオで始まり、フェラーリで象徴的なフェラーリ250 GTOの創造に極めて重要な役割を果たした。1962年に起きたかの「宮廷の反乱」を機にフェラーリを去ったが、自動車界に与えた影響は小さくなかった。

その後、250 SWBをベースにした「ブレッド・バン」の生産に携わり、ランボルギーニ初のV12エンジンを設計した後、レンツォ・リヴォルタとともにイソ・リヴォルタとイソ・グリフォを生み出した。

1964年、この技術的な経験を活かして彼は自身の会社を設立し、新進気鋭のスタイリングスター、ジョルジェット・ジュガリオと組んで「5300GT」によって、彼らにとっての業績をすぐに達成した。エレガントでありながら目的意識の強いこのコルサ・モデルは、1965年のル・マン24時間耐久レースでクラス優勝を果たし、ジョット・ビッザリーニが伝説のエンジニアであることを世に知らしめたのである。

ビッザリーニの復活と将来のビジョン

2018年、自動車業界で豊富な経験を持つ「レザム・アル・ロウミ」の指揮のもと、ビッザリーニの新たな章が幕を開けた。

彼の指導の下、高度に専門的で経験豊富なチームに支えられ、確かな目をもつ顧客を魅了し満足させる新たな機会を創出しながら、ビッザリーニを再び高級自動車セクターの中で傑出した存在に戻すことを目指していると語る。

このビジョンはビッザリーニの復活の一部であり「ビッザリーニ5300GTリバイバル・コルサ」の発表によって示された。

ビッザリーニ・ジョット

2023年9月、ビッザリーニは卓越したエンジニアリングとピュアでエレガントなスタイリングの遺産を基にした、エキサイティングなニューモデル「ビッザリーニ・ジョット」を発表。

ビッザリーニによる新型「ジョット」は、世界中の自動車ジャーナリストやエンスージアストの想像力と興味をかき立てると彼らは表現する。

伝説的なジョルジェット・ジウジアーロとその息子ファブリツィオがGFGスタイルでデザインしたジョットは、過去と現在が調和したモデルであり、アイコニックなビッザリーニ5300GTのデザイン要素を反映した特注のカーボンファイバー製ボディが特徴で、美しさとパフォーマンスの両方を体現したという。

これは、5300GTの三角形のBピラーを現代的に再解釈したジョットのプロフィールや、ホイールアーチとシームレスに一体化した流麗なリアウインド・スクリーンに特に顕著に表れているとしている。

心臓部には、コスワースとの共同開発によるビッザリーニ製V12エンジンが搭載され、この自然吸気エンジンは、ジョット・ビッザリーニが手がけたオリジナルのランボルギーニV12へのオマージュであり、シリンダー容量6626ccは、創業者の生誕日である1926年6月6日にちなんでいる。

究極のエンゲージメントとドライバビリティを実現するために設計されたこのエンジンは、世界的な法規制と排出ガス規制に適合しているとも述べた。

ビッザリーニのかつての作品と同様、ジョットは空気力学的効率の追求が特徴であり、現在入手可能な最も軽量で強靭な素材を使用した設計と構造に顕著にそれは表れている。

さらに、ジョットのカーボンファイバー製ボディ構造は、モータースポーツトップレベルのテクノロジーと製造プロセスから採用され、これにはフォーミュラ1から受け継いだディヘドラル・フロント・スプリッターとリア・ディフューザーが含まれ、統合された固定式リア・ウイングとともに、あらゆるドライビング・コンディションで最適なダウンフォースを確保するという。

先進素材の使用に対するこの献身は、現代工学の限界を押し広げるというジョット・ビッザリーニの遺産を継承するものだと彼らは付け加えた。

コルセ・オートモーティブと日本におけるビッザリーニ

コルセ・オートモーティブの役割

コルセ・オートモーティブは、ビッザリーニの日本における正規ディーラーとして、この象徴的なブランドを日本のエンスージァストに紹介する最前線に立つ。

2023年に創立20周年を迎えたLMPインターナショナルの豊かな伝統の上に設立されたコルセ・オートモーティブは、国際レース界で様々な経歴を持つモータージャーナリスト山岸大によって率いられ、豊富な経験と情熱を持つ。

コルセ・オートモーティブは、2024年後半に東京都港区にビッザリーニ専用ショールームを開設する予定であり、確かな目を持つ顧客にビッザリーニのエレガンスと革新性を紹介する予定だ。

ビッザリーニの最新のコーポレート・アイデンティティを反映したショールームは、ファンや潜在的な顧客にとって、パフォーマンスとデザインのユニークな融合を体験できる拠点となると彼らは語った。

日本におけるビッザリーニのエキサイティングな未来

コルセ・オートモーティブが先導するビッザリーニの日本上陸により、高級車の領域に新たな章が展開される。

このベンチャーは、伝説的なブランドの拡大を意味するだけでなく、日本の自動車ファンに、歴史/パフォーマンス/芸術性のユニークな融合を提供し、ビッザリーニの革新へのコミットメントは、その豊かな伝統と相まって、コレクターや愛好家の心の中に独自の位置を占めるものである。

東京での専用ショールームオープンを待ち望むとともに、ビッザリーニのクラフツマンシップを直接体験できることへの期待が高まっており、日本の自動車業界は重要な瞬間を迎えている。

ペガサス・オートモーティブ・グループの社長兼CEOサイード博士

「コルセ・オートモーティブ、特に山岸大氏にこのアイコンブランドの代表を務めていただけることを大変光栄に思います。彼のビッザリーニに対する熱意、経験、情熱は明らかであり、私たちは共にこのブランドを日本で、そして確かな目を持つ顧客グループの中で発展させていくことを楽しみにしています」と語った。

山岸大

「長年尊敬してきたブランドであるビッザリーニの代表を務めることを大変誇りに思いますし、光栄に思います。5300GTリバイバル・コルサと最近発表されたジョットによって、私たちはお客様にこれらの非常に希少なモデルを確保し、ビッザリーニの旅の一部となるまたとない機会を提供できることを嬉しく思います」と締めくくった。

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みんなのコメント

1件
  • wat********
    もうこの手の車に 魅力に価値が、つり合わなくなった
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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