新型「4シリーズ グランクーペ」の国内販売が開始された。4シリーズ グランクーペといえばDセグメントの4ドアクーペで、直接のライバルの筆頭は「アウディ A5/S5 スポーツバック」。ということで、ここではアウディ A5/S5 スポーツバックと比べながら、新型の特徴を探っていく。
国内における4シリーズ グランクーペのグレード構成は、2.0L直4ガソリンターボ(184PS/300Nm)を搭載する「420iグランクーペ」ならびに「420iグランクーペ M Sport」、3.0L直6ガソリンターボ(374PS/500Nm)を搭載する「M440i xDrive グランクーペ」の3種類。価格(税込)はそれぞれ620万円、660万円、1005万円となる。
>>BMW 4シリーズグランクーペ(※旧モデル)のおすすめグレードやユーザーの評価を見てみる
対するA5/S5 スポーツバックはディーゼルを前面に打ち出したラインナップで、価格的に4シリーズ グランクーペとガチンコ勝負になるのは2.0L直4ディーゼルターボ(163PS/380Nm)を搭載する「35 TDIアドバンスト(616万円)」および「35 TDI Sライン(665万円)」、そして3.0L V6ガソリンターボ(354PS/500Nm)の「S5スポーツバック(926万円)」だろう。
2.0Lユニット同士の比較だと、燃料の違いによりパワーのBMW、トルクのアウディというキャラクターが明確になり、価格はほぼ同等。一方、ガソリンのトップグレード同士を比べると、エンジン形式が直6、V6と異なるうえ、BMWの方がパワー、トルクとも上回っており、そのことが価格差にも表れている。
機構面での大きな違いは駆動方式で、BMWのFRに対し、アウディはFF(トップグレードはともにAWD)を採用。また、トランスミッションもBMWが8速トルコンATとなるのに対し、アウディでは7速Sトロニック(DCT)が基本(S5 スポーツバックのみ8速トルコンAT)だ。ちなみに、A5 スポーツバックには2.0LディーゼルとAWD(クワトロ)の組み合わせも用意されるが、価格は30万円程上昇する。
ボディサイズについては、全幅こそ両車ともに約1850mmで近いが、全長は+30mm程度、全高は+60mm程度ともに4シリーズ グランクーペ(4785mm×1850mm×1450mm)が上回り、車重もBMWのほうが70~100kg程重くなっている。
同一セグメントで駆動方式やトランスミッションは異なるものの、価格はガチンコのBMWとアウディの4ドアクーペ。あなたならどっちを選ぶ?
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みんなのコメント
縦長グリルも4シリーズの中で1番似合ってない。
アイデアがないからこういった余計なことで個性出すんだろうけど、なんかね。