短い名前に込められた想い 人気原付二種の名前の由来とは
原付二種は、コロナ期に「密」を避ける移動手段として注目されたことも相まって、人気を集めています。
法定速度が30km/hの原付一種と比べて、原付二種の法定速度は60km/h。さらに二人乗りも可能など使い勝手の面で優れている部分が多く、値段も比較的リーズナブルなことから通勤・通学時に利用する人も少なくありません。
また各メーカーの原付二種ラインナップも増えており、中でもホンダ「PCX」や「グロム」、スズキ「アドレス」や「アヴェニス」などは、人気が高いモデルとして挙げられます。
しかしこれらの人気車種の人気の理由を知っていても、車名の由来を知っているという人はそう多くないかもしれません。では、それぞれの車種名にはどのような意味が込められているのでしょうか。
◼️ホンダ「PCX」
2010年にホンダから発売されたのが「PCX」です。2021年にフルモデルチェンジされた4代目モデルには、出力向上と低燃費を実現した新設計の「eSP+」エンジンが搭載されています。軽快なハンドリングや日常での取り回しやすさに加え、ABSやトルクコントロールが標準装備され、安全性が向上。また、ラゲッジボックスの容量拡大やUSBソケットの追加など、使い勝手も向上しています。
そんなPCXの名前の由来は、「Personal Comfort(コンフォート:快適さ) Scooter」という意味のPC、「道の、次世代の」という意味が込められたXを組み合わせることで「PCX」としています。
◾️ホンダ「Dio110」
2011年にホンダから登場し、2021年にフルモデルチェンジした「ディオ110」。109ccの空冷4ストロークOHC単気筒エンジン「eSP」を搭載したシティコミューターで、軽快な走りと優れた燃費性能、取り回しのよさが特徴です。また環境性能にも優れており、新型モデルでは、燃費性能がさらに向上した新しいエンジン設計が採用されています。
そんなディオ110の名前の由来は、「使い勝手に優れて利便性が高く、若々しいスタイリングをもった原付二種のスタンダードスクーターをつくりたい」という想いに起因しています。
つまり、ホンダのスクーターとして知名度の高いディオと、排気量クラスを組み合わせたネーミングとなっているというわけです。
◼️ホンダ「グロム」
2013年にホンダから発売された「グロム」は北米でも人気の小型バイクで、2025年モデルでは5速マニュアルミッションと125ccの単気筒エンジンを搭載し、快適な性能を実現しています。
さらにスポーティーでアグレッシブなデザインに加え、ホンダ純正アクセサリーによるカスタマイズが可能。軽快な走りと独創的なスタイルで、一目でグロムとわかる個性が引き立っているバイクです。 グロムの名前の由来は、「GROMMET」の短縮語。GROMMETはサーフィンやスケートボードなどエクストリームスポーツを楽しむ若者のことです。これは、グロムはターゲットを若者層に向けており、若者のファッションの一部になってほしいという想いが込められているためです。
◼️スズキ「アドレス」
「アドレス」シリーズは通勤用スクーターとして長く親しまれてきました。最新モデルは2022年に登場した「アドレス125」で、丸みを帯びたデザインやLEDライト、広い足元スペース、充実した収納機能を備え、快適な乗り心地を実現。さらに、軽量な124ccのSEPエンジンを搭載し、優れた加速と燃費性能を併せ持っています。
そんなアドレスの名前は、add(加える)とdress(ドレス)を掛け合わせたもの。メットインスクーターがまだ珍しかった頃に登場したモデルだったため、パーソナルスペースにウェアを入れ、いろいろな場所で自分自身を演出できることから名付けられました。
◼️スズキ「アヴェニス」
1998年にスズキより初代モデルが登場した「アヴェニス」は、都市のストリートを自在に移動できるパーソナルコミューターとしてデザインされたバイクです。
2022年には新型「アヴェニス125」が販売開始。加速性能に優れたエンジンやコンバインドブレーキシステムを搭載し、街乗りに特化したモデルで、排出ガス規制にも対応しています。
そんなアヴェニスは、都市のAVENUE(アヴェニュー 南北の通り)とSTREET(ストリート 東西の通り)を自在に移動できるパーソナルコミューターを象徴して名付けられました。
※ ※ ※
人気モデル5車種の名前は、それぞれの特徴を踏まえた上で想いが込められたネーミングであることがわかりました。他にもさまざまな種類の名前の由来を見てみると、おもしろい発見があるかもしれません。
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こんな記事、無駄無駄無駄ぁぁぁ!