3月21日にFIA国際自動車連盟は、2025年WRC世界ラリー選手権の第4戦ラリー・イスラス・カナリアスから最終戦ラリー・サウジアラビアまでの11ラウンドにおいて、シリーズへ持続可能な燃料を供給する新たな単一サプライヤーとしてトタル・エナジーズを任命したことを発表した。
この決定は、以前のサプライヤーであるP1パフォーマンス・フューエルズGmbHが破産手続きに入り、選手権への供給契約上の義務を果たせなくなったことを受けて行われたものだ。
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トタル・エナジーズはこれまでに、WEC世界耐久選手権とETRCヨーロピアン・トラック・レーシング・チャンピオンシップのサプライヤーとして活動しており、FIAの主導するモータースポーツシリーズに持続可能な燃料を供給している。
FIAは、P1パフォーマンス・フューエルズGmbHに破産手続きが明らかになると、新しいサプライヤーであるトタル・エナジーズとの合意に向けて迅速に動き、選手権の低炭素競技目標を維持しなががらもシーズンの残りの期間に安定した燃料供給を得るルートを確保した。
これによってトタル・エナジーズは、第4戦『ラリー・イスラス・カナリアス』で持続可能な燃料の供給を開始し、その後シーズン終了まで各イベントですべてのクルーへの配布を展開することになる。
なお、2026~2028年のFIA世界ラリー選手権への持続可能な燃料の単一供給のすでに入札は終了しており、FIAは各企業から受け取った入札を評価中。決定事項は後日発表される予定だ。
また、3月20~23日にかけて行われている第3戦『サファリ・ラリー・ケニア』においては、P1パフォーマンス・フューエルズGmbHに関する発表の前に燃料がすでに輸送段階に入っていたため、FIAは物流会社と協力して燃料をイベントで問題なく使用できるように対応したとのことだ。
[オートスポーツweb 2025年03月22日]
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