この記事をまとめると
■お金の掛け方はさまざまだが、安全装備は充実させたい
その課金ちょっと待った! 付けて後悔しがちなクルマのオプション5選
■先進安全装備はオプション設定や上級グレードのみに限られるものも
■機能の割には価格を求めやすく抑えたものが多い
先進安全装備はオプション設定が多い
クルマに対するお金の掛け方はユーザーによってさまざまだが、安全装備はなるべく充実させたい。交通事故はクルマにとってもっとも大きな欠点で、これを防ぐのが安全装備であるからだ。
安全装備の内、衝突の危険が迫った時にブレーキを作動させる衝突被害軽減ブレーキは、新車として売られる乗用車の大半に標準装着されている。しかし先進安全装備には、オプション設定だったり、上級グレードのみに限られる品目も見られる。
たとえば新型ヴォクシー&ノアの場合、後方の並走車両を検知して知らせるブラインドスポットモニターは、13万4200円のオプション設定だ。価格が高い印象も受けるが、ヴォクシー&ノアのブラインドスポットモニターは、安心降車アシストやパーキングサポートブレーキ(後方接近車両)などと併せてオプション装着される。
安心降車アシストとは、電動スライドドアを開いている最中に自転車を含めた2輪/4輪車が接近すると、スライドドアの作動を止める機能だ。降車した乗員が、接近してきた車両と衝突するのを防ぐ。
ちなみにスライドドアは、開いた時にドアパネルが外側へ張り出しにくく狭い場所でも開閉しやすいが、後方の車両からは開いたことがわかりにくい。しかもスライドドアは、横開きドアと違って前方が塞がれずに開放されるから、子供の飛び出しも誘発しやすい。このようにスライドドアは、便利な代わりに危険も多く、とくに右側はチャイルドセーフティロックなどを使って飛び出しを防ぐ必要がある。この欠点を補うのが安心降車アシストだ。
電源コンセントは災害時に役立つオプション!
パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)は、後退しながら車庫から出る時など、後方から接近する車両を検知して衝突被害軽減ブレーキを作動させる。ヴォクシー&ノアの場合、パーキングサポートブレーキには複数の機能があり、それぞれにセットオプションがあるのでややこしい。
このほかトヨタのハイブリッドには1500W・100V電源も、大半の車種に4万4000円でオプション設定される。電子レンジなども使えて、災害時にも役立つ。スライドドアは手動式だと重いので、右側にもオプション装着しておきたい。価格は6万2700円だ。このようにミニバンには、装着しておくと便利な快適装備が多く、価格も高まりやすい。
また価格の安い軽自動車やコンパクトカーでは、衝突被害軽減ブレーキは標準装着されても、サイド&カーテンエアバッグがオプション設定になる車種が多い。これも今のオプション価格は4~5万円まで下がったので装着したい。
以上のように、今のクルマには先進装備が多く採用される。この影響もあり、乗用車の価格を約15年前と比べると、1.2~1.4倍に上昇した。それでも加わった装備を個別に見ると、機能の割には価格を求めやすく抑えたものが多い。
その結果、小さなクルマに乗り替えるユーザーが増えた事情もある。機能や装備を充実させて価格が高まると、それに応じてボディサイズやエンジン排気量を小さく抑え、価格の上昇を抑えるわけだ。
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みんなのコメント
全部装備の説明だけな気が...
あとプロって何のプロ???