V8搭載でスーパースポーツ並みの加速を実現したJeepラングラーの史上最強の「ルビコン392」発表

FCA（フィアット・クライスラー・オートモービルズ）グループのJeepは11月17日、本格オフローダー「ラングラー」の新グレードとなる「ルビコン392」を北米で初公開した。

ルビコン392は、ラングラー史上最強のパワーを誇る高性能モデル。「392」のモデル名は、排気量を示したもので、米単位で392inch3（＝6.4リッター）ユニットを搭載し、最高出力470hp、最大トルク470lb-ft（637Nm）を発生する。なおラングラーへのV8エンジンの搭載は約40年ぶりとなる。

これまで直4とV6のみがラインナップされてきたラングラーだが、V8モデルはV6モデル比で4割ほど速い加速性能を発揮するとのこと。具体的には0-60mph（96km/h）加速は4.5秒と、本格スポーツカーも真っ青の性能を有する。なおトランスミッションはパドルシフト付きの8ATが標準で組み合わされる。

もちろん、最強のオフロード性能を誇るルビコンの名を冠するだけに、悪路走破性もラインナップ中随一を誇る。エンジンはピーク性能が高いだけでなく、アイドリング回転域で最大トルクの75％を発揮する。

サスペンションが2インチアップされることで対地障害角もモデル最高値を達成しており、アプローチアングル44.5度、ランプブレークアングル22.6度、デパーチャーアングル37.5度を誇り、渡河性能も83cmと並みのSUVを大きく凌ぐ。

ほかにもデフロックやスタビライザー解除機能を持つDana44アクスルを搭載するなど、ジープならではの技術が生かされている。

なお、ラングラー ルビコン392の本国での発売は2021年第1四半期が予定されている。

Comments

自動車税が安い国だから出来る事だなぁ
プラドにV8の5000cc積みましたとかやったらほとんど売れんだろうし

何でAUX四つもあるん、、、？