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まさかのトヨタ高級「クラウンミニバン」の衝撃! 1600万円超えの「王冠マーク」付いた存在感… なぜ新生クラウンと別に誕生していた?

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まさかのトヨタ高級「クラウンミニバン」の衝撃! 1600万円超えの「王冠マーク」付いた存在感… なぜ新生クラウンと別に誕生していた?

■ゴールド加飾入りのヘッドライト装備

 2022年7月に16代目となるトヨタ「クラウンシリーズ」が4つのボディタイプ(クロスオーバー/スポーツ/セダン/エステート)で登場することが明かされました。
 
 そうした中で、その前年となる2021年にはクラウンミニバンが登場していましたが、どのような背景で誕生したのでしょうか。

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 1955年に誕生した初代モデルは、その後歴史を重ねるにつれて高級車の礎を築いてきました。

 先代となる15代目モデルまでは、基本的にセダンをベースとしてクーペやワゴン、バン、ピックアップトラックなどを展開。

 しかしながら、16代目モデルでは「クラウンとは何か」を徹底的に見つめ直し、「これからの時代のクラウンらしさ」を追求したことで、4つの新しいボディタイプが作り出されました。

 セダンとSUVを融合させた新しいスタイルの「クロスオーバー」、スポーティな走りを楽しめる「スポーツ」、新たなフォーマル表現とともにショーファーニーズにも応える「セダン」、大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なSUV「エステート」をラインアップ。

 第1弾となるクロスオーバーは2022年9月に発売され、2023年に入ると街中でも見かける機会が増えてきました。

 その後、2023年4月12日には残るスポーツ、セダン。エステートの追加情報が公開されます。

 スポーツには、2023年秋頃に発売されるHEV、同年冬頃に発売されるPHEVを設定。

 セダンは同年冬頃に発売されるHEV/FCEV。そしてエステートは2024年にHEVとPHEVがラインナップされます。

 このように新生クラウンシリーズは、様々なユーザーをターゲットとして展開されますが、実は一足先に中国で「クラウンミニバン」なるモデルが登場していました。

■なぜ先行して「クラウンミニバン」こと「クラウンヴェルファイア」がお披露目された?

 一般的にクラウンは、これまで日本向けの高級セダンという位置づけの印象が強いですが、中国においてもその歴史は長く存在します。

 中国では、2代目モデルが1964年に輸入され主にVIPなどが乗るショーファーカーとして販売。その後、いくつかの歴代モデルが展開されました。

 2003年には、トヨタと中国の第一汽車による合弁会社「一汽トヨタ」が現地にて生産ならび販売を開始します。

 しかし、近年では同じくトヨタの「アルファード/ヴェルファイア」といった高級ミニバンに需要が代わっていったことで、2020年に生産・販売を終了しました。

 これで中国におけるクラウンの歴史が途絶えたかに思えましたが、翌年の「上海モーターショー2021」にてクラウンのSUVとなる「クラウンクルーガー」とミニバンとなる「クラウンヴェルファイア」がお披露目されたのです。

 クラウンクルーガーは、基本的に海外向けのSUVとなる「ハイランダー」と共通したモデルですが、クラウンを象徴する王冠エンブレムが付与されています。

 一方のクラウンヴェルファイアは、その名の通り日本でも販売されている「ヴェルファイア」を中国仕様にして、王冠エンブレムを付けたモデルです。

 クラウンの名がクルーガーとヴェルファイアに採用されたは背景について、上海モーターショー2021で一汽トヨタは次のように述べていました。

「1980年代にはクラウンは中国の人々が望む高級車となり、当時の富裕層の象徴であり、多くの人が憧れていました。

 今回、クラウンブランドを復活することで、一汽トヨタの『ブランドアップ』を図ります。

 これまでの単体モデルからクラウンブランドのシリーズに変わり、これまでのクラウンで培われたクラフトマンシップや品質と静かな快適性を継承します。

 その一方で、新しいSUVやMPV(ミニバン)というクラウンブランドによって『デュアル・フラッグシップ』のラインナップを構築します。

 これにより、30万人以上のハイエンド市場をカバーし、多くの消費者に対応していきます」

※ ※ ※

 なおクラウンヴェルファイアは、2022年9月20日に一汽トヨタの公式SNSで改良モデルが公開され、84万7000元から92万8000元(約1740万円から約1900万円※当時の為替レート)で販売されていました。

 しかし、2023年4月現在、一汽トヨタのホームページからは姿を消しており、16代目クラウンシリーズが本格的に中国で展開するに伴い販売終了となったようです。

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みんなのコメント

26件
  • やるなら見出しに「中国向け」と書いてから記事にして欲しいものだ。
    くるまのニュースはこんな感じの記事ばかり。
  • 中国向けの車なんて正直どうでもいい。
    クラウンミニバンって言ったってヴェルファイアのエンブレムが変わってるだけじゃん。
    っていうか、ネタが無いんなら無理にネタ作らなくていいから。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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