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「BP型レガシィツーリングワゴンがSEMAに!?」ドレスアップ仕様に見えて中身は究極系チューンドだった!【SEMA SHOW2019】

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「BP型レガシィツーリングワゴンがSEMAに!?」ドレスアップ仕様に見えて中身は究極系チューンドだった!【SEMA SHOW2019】

心臓部はEJ25改GTX3576タービン仕様!

おそらくSEMA唯一のレガシィツーリングワゴン

「BP型レガシィツーリングワゴンがSEMAに!?」ドレスアップ仕様に見えて中身は究極系チューンドだった!【SEMA SHOW2019】

新型車ベースのチューニング&カスタムが溢れるSEMAの会場で、まさかBP型のレガシィツーリングワゴンを拝めるとは!

このレッドビーンズカラーのレガシィは、オーナーであるクリス・ペトルチオとペンシルベニア州のAREA1320モーターワークスが二人三脚で製作したマシン。ドレスアップ仕様に見えるが、中身は究極に近いハイチューンスペックだ。

ボディ同色に塗られたAMSの高効率インマニが目立つエンジンは、IAG PERFORMANCEが販売するEJ25ベースのマグナムショートブロックを採用。これはクローズドデッキ化されたカスタムブロックに、JE製の99.75mm鍛造ピストンとH断面コンロッドを組み込んだコンプリートユニットだ。ヘッドも同社のフル加工が施されたステージ4を投入する。

タービンはギャレットGTX3576。エンジン前方にマウントしてグリルからダイレクトにフレッシュエアを取り込むレイアウトとしている。ラジエターはCSF製。エンジンマネージメントはCOBBチューニングのECUが担う。

ドレッシーなホイールはRotiformのLVS-M、タイヤにはトーヨープロクセスを組み合わせる。ブレーキにはyellowspeed Racingのビッグキャリパーシステムをインストールし、ストッピングパワーの増強を図る。

サスペンションは車高調ではなく、SEMAでやたら見かけたACCUAIRのエアサスだ。タンクはリヤゲート内に美しくマウントしているが、このエアサスはタンクにソレノイドバルブとコンプレッサーが内蔵されているため、非常にシンプルなインストールが可能なのだとか。

マフラーはチタンパイプを使ったワンオフ。テールエンドを上向きにして個性を演出する。

インテリアはノーマル然とした仕上がりだ。ダッシュボードやドアパネルなどは、全てレッドステッチ入りのアルカンターラで張り替えてオールド感を完全払拭。ステアリングもスバルマークの入ったDシェイプを奢る。

その他、ヘッドライトやテールはLED&ファイバーでカスタムしていたり、レカロのスポーツスターをレザーで張り替えていたりと、どことなくジャパニーズチューニングの雰囲気が漂うレガシィツーリングワゴン。ベース車両まで含めて、今年のSEMAで最も親近感を覚えた1台だ。

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