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クルマの下敷きに… 後を絶たない「ジャッキアップ事故」なぜ? タイヤ交換時期に注意! 使う時に注意するべきコトは

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クルマの下敷きに… 後を絶たない「ジャッキアップ事故」なぜ? タイヤ交換時期に注意! 使う時に注意するべきコトは

■タイヤ交換には要注意!ジャッキアップ時の事故を防ぐには

 先日、タイヤ交換をしていた男性がクルマの下敷きになって亡くなる事故が発生しました。
 
 本格的な冬に向けて自分でタイヤ交換をおこなう人も多くいますが、どのような点に注意すべきなのでしょうか。

【画像】「これはアウトー!」 危険な状態のタイヤを画像で見る(16枚)

 2023年11月22日、北海道札幌市でクルマのタイヤ交換や整備をおこなっていた男性がクルマの下敷きになって亡くなる事故が発生しており、ジャッキが外れたことが原因とみられています。

 2023年4月にも北海道小樽市においてクルマの修理中にジャッキが外れ、男性が下敷きになる死亡事故が発生するなど、同様の事故は後を絶ちません。

 まだ初雪が観測されていない地域や道路凍結のない地域では、これから自動車ユーザー自身でタイヤ交換をするという人もいますが、作業中の事故には十分注意する必要があります。
 
 では、クルマのジャッキアップ時はどのような点に気をつければ良いのでしょうか。

 まず、タイヤ交換などの作業は地面が平坦で硬い場所を選ぶことが重要です。

 ジャッキが外れる要因のひとつとして「場所が不安定である」ことが挙げられ、坂道や砂利が敷かれた場所ではジャッキが傾いて倒れる可能性があります。

 作業はアスファルトやコンクリート舗装された傾斜のない場所でおこないましょう。

 またジャッキアップする前にはクルマのギアをパーキングに入れ、サイドブレーキを引いたうえ、エンジンを停止しておくことも必要です。これは、誤ってクルマが動き出さないようにするためです。

 加えて、交換するタイヤの対角線上にあるタイヤに輪止めと呼ばれるクルマのストッパーを置いておくとより効果的といえるでしょう。

 次に、ジャッキアップの際には正しい位置にジャッキを当てるようにしましょう。

 ジャッキを当てる位置のことをジャッキアップポイントといい、車種によって異なるものの一般的に各タイヤの内側やクルマのフロント下部などにあります。

 誤った場所にジャッキを当てるとジャッキが外れたり、車体がへこんだりするケースもあるため、クルマの取扱説明書でジャッキアップポイントをよく確認しておきましょう。

 さらに、作業をする際には使用するジャッキの点検をしておくことも大切です。

 家庭用には「パンタグラフジャッキ」と「フロアジャッキ(ガレージジャッキ)」の2種類がよく使用されますが、パンタグラフジャッキはその名称のとおり電車のパンタグラフのような形をしており、手動でネジを回してクルマを持ち上げるタイプです。

 その一方、フロアジャッキは油圧によってクルマを持ち上げるため、ジャッキに付いているハンドルを上下するだけで比較的力を入れずにジャッキアップが可能です。

 特にこの油圧ジャッキに関しては、SNS上で「油漏れして使えなかった」「油漏れが原因なのか途中までしかクルマが持ち上がらなかった」などの声が複数寄せられており、使用する前に動作確認しておく必要があるといえます。

 そしてタイヤ交換や修理などの作業中にはできるだけクルマの下部に潜り込まないことを心がけましょう。

 やむを得ずクルマの下部で作業する場合でも、外したタイヤをクルマの下に差し込んでおき、万が一クルマが落ちてきても衝撃を和らげる工夫をしておくことが肝要です。

 またフロアジャッキで両輪を上げて作業をする場合には、リジッドラック(通称:ウマ)と呼ばれる車体を支える装置をタイヤの内側にあるジャッキアップポイントに当てて安定させると事故防止に有効といえるでしょう。

※ ※ ※

 例年、タイヤ交換や整備中にジャッキが外れ、クルマの下敷きになる痛ましい事故が発生しています。

 自動車ユーザー自身で作業をする場合には周囲の環境や装置の使用方法などをよく確認するようにしましょう。

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みんなのコメント

35件
  • よーだん
    そもそも、タイヤ交換であれば車の下に入る必要はないでしょ。
    タイヤ交換以上をする場合でも「リジッドラック(ウマ)を入れない状態では絶対に車の下に入らない」でいい。
  • マリモ
    なんでタイヤ交換で下敷きになるの??
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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