■JMSで世界初公開の「FT-3e」 欧州で再登場
トヨタ欧州法人は2023年12月4日、ベルギー・ブリュッセルで開催された「Kenshiki(見識)フォーラム」において、欧州におけるゼロエミッション達成に向けた商品計画について明らかにしました。
フォーラムでは、欧州初となる「FT-3e」のプレゼンテーションが行われています。
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トヨタは2026年までに、欧州市場において6車種のBEV(バッテリー電気自動車)を投入する予定を明かしました。
このうち4車種は、すでに発売されている「bZ4X」と2022年の技術イベントで発表された「コンパクトSUVコンセプト」で、さらに今回、「アーバンSUVコンセプト」と「スポーツクロスオーバーコンセプト」の投入を発表しました。
アーバンSUVコンセプトは「ヤリス クロス」と同等のセグメントに位置するといい、欧州における最大のBEV市場と予想される、重要な位置付けとなっています。
一方のスポーツクロスオーバーコンセプトはファストバックタイプのスタイリングで、デザインを重視したモデルとなるようです。
また、2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー」において世界初公開されたFT-3eも登場しました。
FT-3eは、同時にお披露目となったEVスポーツカー「FT-Se」とコンポーネントを共通する4ドアSUVで、ボディサイズは全長4860mm×全幅1955mm×全高1595mm、ホイールベースは3000mm。
大きな前後フェンダーの盛り上がりや、ブラックのフェンダーアーチモールなどが力強い堅牢さを表現。近年のトヨタ新型車のトレンドであるハンマーヘッドモチーフのヘッドライトや、真一文字のテールランプも採用されています。
その一方で、bZ4Xや2代目「C-HR」などとも共通性を感じさせるデザインも随所に採用されるなど、市販を前提としていると思わせる完成度の高いものとなっています。
コンセプトモデルのため、インテリアやパワートレインなどの詳細情報は明かされていませんが、BEVモデルの課題となっていた重量の最小化、空力性能の最大化、コストなど、将来に向けた技術を包括したスタディモデルだといいます。
加えて、コネクテッドサービスにより社会とつながることで、モビリティ以上にどのようなものをユーザーに対して提供できるかを検討しているといい、次世代の乗り物としてのあり方を示唆するモデルとなっています。
また、フォーラムでは2026年以降の導入に向けて開発しているという全固体電池についても言及し、10分で10~80%の充電を目指し、数万台規模の生産能力で2027年~2028年に実用化することを明言しました。
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みんなのコメント
これもしかしてハリアーみたいにウインカーは下に小さく付けるとかじゃないだろうな