レッドブルのマックス・フェルスタッペンと担当レースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼは、チーム代表であるクリスチャン・ホーナーと共にF1ハンガリーGPでの無線交信についてベルギーGPが行なわれるスパで会談し、一件を清算したようだ。
先日のハンガリーGPでは、チーム戦略に不満を募らせたフェルスタッペンが無線でチームに対して攻撃的な言葉を発したことが話題となった。
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レースではマクラーレンの2台に先行されたどころか、戦略が噛み合わずにさらにポジションを落としたフェルスタッペン。自身の置かれている状況をいかに不満に感じているかについて何度も口にして、苛立ちをあらわにしていた。
その中でフェルスタッペンは、次のようなことを口走っていた。
「おいおい、いい加減な事言わないでくれ! 君たちがこの****みたいな戦略を僕によこしてきたんだぞ? 僕はその尻拭いをしているところなんだ。この****が」
こういった物言いには、フェルスタッペンがチームに対してのリスペクトを欠いており、行き過ぎた行為だったという批判もあった。ただフェルスタッペンはそういった批判の声に対して反抗的な態度を見せており、ベルギーGPを前にした記者会見でも「嫌な人は聞かなければいい」といったコメントをしているが、スパにやってきたフェルスタッペンの態度はより落ち着いていて、チームともその件についてコミュニケーションをとったようだ。
motorsport.comが理解しているところによると、フェルスタッペンとランビアーゼはホーナー代表やテクニカルディレクターのピエール・ワシェといったチーム首脳陣と共にモーターホームで話し合いの場を持ち、ハンガリーで起きた一件について区切りをつけることができたようだ。
またチームはフェルスタッペンがハンガリーで感じたフラストレーションの大きさ、そして違った戦略によって彼の努力を水の泡にしたことを十分理解しているという。そしてそれと同時に、個人の振る舞いにはチームとして守らなければいけない境界線があるとも認識しているのだ。
ホーナーたちとのミーティング以外にも、フェルスタッペンとランビアーゼはスパのパドックで立ち話をしている姿が目撃されている。彼らふたりはお互いに対して非常に実直に向き合っていることでも知られており、その一環として互いを批判することも厭わないスタンスだ。裏を返せば、彼らは先週末のような出来事を長引かせるようなこともないのだと言える。
情報によるとハンガリーで起きた問題はレッドブル内ですでに解決されており、フェルスタッペンがベルギーGPの初日で丁寧な口調で無線に応答していたのは、全てがクリアになったということを公に示す意図もあったという声もある。
またフェルスタッペンは、自身の無線について「嫌な人は聞かなければいい」と語った記者会見の中で、自身の態度は競争心の強い性格が前面に出た結果だったと説明した。
「僕は成功への執念が強いんだ。それはこれまでにも証明してきたと思う」
「僕は常に物事を最適化したいと思っている。無線ではあまり声を荒げない方がいいという意見もあるだろうけど、考え方は人ぞれぞれだからね」
「僕の意見としては、2回目のピットストップが少し間違っていたんじゃないかということを強調するために、あの時点で言う必要があったと思っている。だからそうしたんだ」
「僕たちはすごくオープンに話をしていて、チームとしてお互い批判的でもある。そうすることでうまくいってきたし、それが変わるとも思っていない」
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みんなのコメント
多分今年も来年もそれ以降もタイトル獲得は不可能。
それを生み出した全ての元凶はホーナー