2年連続でF1セーフティカー供給
アストン マーティンは、2シーズン連続でF1にセーフティカーを供給することになった。スポーツカーのヴァンテージがセーフティカーとして、SUVのDBXがメディカルカーとして使用される。
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伝統的なレーシンググリーンをイメージした2台のデザインが公開されている。2022年シーズンの全23戦中、4月7~10日開催のオーストラリアGPから12戦に導入される予定だ。アストン マーティンのF1マシン、AMR22とボディカラーを共有している。
ヴァンテージをドライブするのは、20年以上F1のセーフティカーを運転してきたFIA公認のベルント・メイランダー氏。アストン マーティンによると、ヴァンテージは「F1での重要な役割を果たすために、究極のスピードとハンドリングを実現した」という。
FIAセーフティカーのカラーリングに加え、LEDナンバープレート、無線アンテナ、LEDルーフライトバーなどを採用。車内には、FIAマーシャリングシステムとライブ映像システムが装備されている。
新時代を迎えたF1 出番が増えるかも?
一方、メディカルカーのDBXは、消火器、除細動器、大型の医療キットバッグを搭載できるように改造されている。さらに、FIA公認のレーシングシート、6点式ハーネス、独自のマーシャリングシステム、テレビスクリーンが装備される。
最高出力550psと、DBXのパワートレインに変更はないが、0-100km/h加速は4.5秒に達するという。今シーズンも引き続き、FIA医療救助コーディネーターのイアン・ロバーツを事故現場に搬送するために使用される予定だ。
アストン マーティンのトビアス・ムアースCEOは次のように述べている。
「当社のクルマがF1で重要な役割を果たしていることは、わたし自身にとっても、会社全体にとっても誇りです」
「ヴァンテージとDBXは今年12のグランプリに登場します。レースではあまり呼ばれないことを願っていますが、F1が新しい時代に入ると忙しくなることは誰もが知っていることでしょう」
アストン マーティンは昨シーズン、メルセデスAMGとセーフティカーの任務を分担した。アストンが2021年に参加するまでは、1996年以降メルセデスAMGが毎年F1セーフティカーを単独で供給していた。
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