スズキ GSX-S1000試乗インプレッション【価格アップも納得。扱いやすく進化】
●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年7月16日
スズキGSX-S1000 概要
歴代でも評価の高いK5=’05年型GSX-R1000ベースの直列4気筒エンジンを心臓に持つスポーツネイキッド。’21でモデルチェンジし、スズキ二輪車では初採用となる縦2連のLEDモノフォーカスヘッドライトを持った新スタイルに変身した。エンジン/フレーム/足まわりの基本部分は先代から継承しつつもブラッシュアップ。最新の排出ガス規制に適合すると同時に電子制御スロットルを得たことによって電脳装備面が大幅に進化している。SDMS=スズキドライブモードセレクターや双方向クイックシフターが新たに追加されたほかトラコンも従来の3段階+オフから5段階オフへと細かくなり、ビギナーからベテランまでスポーツライディングを楽しめるマシンに仕上がった。
’21 GSX-S1000
◆主要諸元
―― 【’21 SUZUKI GSX-S1000】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 998cc 150ps/11000rpm 10.7kg-m/9250rpm ■車重214kg シート高810mm 19L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/50ZR17 ■クイックシフター(アップ&ダウン) ●色:トリトンブルーメタリック グラスマットメカニカルグレー グラススパークルブラック ●価格:143万円
―― 【カラーバリエーション】スズキらしいブルー/トレンド色のメカニカルグレー/定番のブラックからなる計3色。ブルーのみホイールカラーが異なっている。 [写真タップで拡大]
◆エンジン
―― 【ユーロ5対応+4psアップ】エンジンはGSX-R1000K5のものをストリート向けにリファイン。さらに従来型から吸気カムシャフト/バルブスプリング/クラッチ/排気系など上記画像の黄色い部分を刷新。ユーロ5対応と同時に4psアップを果たした。 [写真タップで拡大]
◆シャーシ/足まわり
―― フレームや足まわりは従来型から継承だ。 [写真タップで拡大]
―― 【足まわりもしっかり】KYB製のφ43mm倒立フロントフォークは、伸/圧ダンピングとイニシャル調整が可能なフルアジャスタブル。フロントブレーキにはブレンボ製のキャリパーをダブルで装着している。 [写真タップで拡大]
◆主要装備
―― 【最新電子デバイス実装】ライドバイワイヤ̶を採用した最新の電子制御で強化。3段階パワーモード/5段階に広がったトラクションコントロール/オートシフターを備える。 [写真タップで拡大]
―― 【メーターデザインもサイバー風味】メーターは反転液晶を用いた大画面モノクロLCDで、バックライトはブルー色。速度計やギヤポジションインジケーターの文字サイズは大きくて見やすく配置され、タコメーターはバーグラフ式で表示。左下にオド&トリップメーター/時計/燃費計などが表示される。 [写真タップで拡大]
―― 【スズキ初の新型ライト】スズキ2輪車では初となるモノフォーカスヘッドライトを採用し、これを縦2段に配置することで近未来感を演出する独特の新デザインが完成した。テールランプやウインカーもすべてLEDだ。 [写真タップで拡大]
―― 【大理石なマダラ調メーターカバー/フレームサイド】メーターカバーやフレームサイドは大理石調のマダラ模様で質感をアップ。これまでのスズキ車に見られなかった新しい演出手法だ。※写真は欧州仕様 [写真タップで拡大]
―― 【スズキ量産車で初のウイングレット】前方に設置されたウイングレットはスズキ量産車では初。オプションのシングルシートカバーと共にメカニカルな雰囲気を引き立たせている。※写真は欧州仕様 [写真タップで拡大]
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント