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「大物」たちの新型全情報! 次期プリウス、次期クラウン、次期スカイライン…最新開発情報

掲載 更新 22
「大物」たちの新型全情報! 次期プリウス、次期クラウン、次期スカイライン…最新開発情報

 プリウス、マツダ6、インプレッサ。いずれも各メーカーたちの誇るベストセラーモデル、フラッグシップたちだ。これらの次期型はどうなるのか? ベストカーでは見過ごせない情報を多数つかんできた。

 先行きの不透明感が増す一方の印象を抱くクラウン・スカイラインの今後についてもお伝えする。

群雄割拠の時代で一番魅力な軽はどれだ!?

●ラインナップ
・トヨタ 新型プリウス(2022年12月登場予定)
・マツダ 新型マツダ6(2022年春登場予定)
・スバル 新型インプレッサ(2022年11月登場予定)
・トヨタ 新型クラウン
・日産 新型スカイライン

※本稿は2021年8月のものです
文・予想CG/ベストカー編集部 写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2021年9月10日号

【画像ギャラリー】デザインはどうなる? 現行型と予想CGをギャラリーでチェック!

■トヨタ 新型プリウス(2022年12月登場予定)

 ハイブリッドのトヨタ……。それを浸透させたのは間違いなくプリウスだ。初代から3代目までで圧倒的な“ハイブリッド王国”を築いたプリウス、その次期モデルとなる5代目は来年12月の登場となるという情報を入手。

 ここまで「ハイブリッド」の文字が躍るが、5代目プリウスには衝撃の事実があることも判明! それは「水素を燃料とした内燃機関」を採用することだ。

『ベストカー』本誌での既報やテレビCMなどでも「カローラスポーツをベースにした、水素燃料の内燃機関エンジン搭載車」で豊田章男社長自らがサーキット走行するシーンが流れているが、そのパワートレーンと同様のものが5代目プリウスに載せられるという。

2022年12月の登場時は1.8Lのハイブリッドシステムだが、マイチェンで水素化の計画もある!?(画像はベストカー編集部による予想CG) 

 2022年12月登場時は、現行型同様の1.8Lエンジン+モーターのハイブリッドシステムで、PHEVの設定もあるが、これだけでは「新しさ」がない。

 それを満たすために水素燃焼エンジン搭載のプリウスが誕生するというわけだ。

 実用化には最低でも3年ほど必要ということで、この5代目のマイチェンに合わせて追加投入する計画という。

スクープ班がつかんだ情報による、5代目プリウスのエクステリアデザインの最終確定版。斬新なリアデザインが印象深い(画像はベストカー編集部による予想CG)

 ご覧のようにデザインも一新される新世代プリウス。2025年頃登場予定の水素燃焼エンジンが本命といえそうだが、ハイブリッド車も期待大だ。

■マツダ 新型マツダ6(2022年春登場予定)

 マツダは2030年に向けての商品戦略を発表しており、内燃機関+電動化技術(HEV、PHEV、レンジエクステンダーEV)という計画。

 それを基盤としつつ直6+FRプラットフォームが公開され、来年春登場のマツダ6がその第一弾となることが有力。

 3LのSKYACTIV-Gに48VマイルドハイブリッドとPHEVが組み合わされ、生まれ変わった走りの質感を体感できるはずだ。

マツダ6。既存の概念を覆し、伸びやかなフラッグシッププレミアムサルーンとして生まれ変わる(画像はベストカー編集部による予想CG)

リアスタイルにはハッとさせられる(画像はベストカー編集部による予想CG)

■スバル 新型インプレッサ(2022年11月登場予定)

 人気のインプレッサの新型登場が、いよいよ来年11月に迫ってきた。

 ハッチバックとセダンが用意されるのは現行と同じだが、前者はよりハッチバックスタイルが強調されるデザインになるもよう。

 搭載エンジンは現行同様に、1.6Lと2Lの2種の水平対向4気筒エンジンとなる見通しだが、新開発の1.5Lダウンサイジングターボに置き換えられる可能性もあるという。

 トルクで有利な1.5Lターボに期待したい!

よりハッチバックテイストが注入されるスタイル。もちろん「アイサイトX」が選択できるグレードもある(画像はベストカー編集部による予想CG)

■クラウン&スカイラインはどう変化、進化するのか?

●伝統のブランドに「大変革」の鐘が鳴る

 初代の誕生が1955年のクラウンと1957年のスカイライン。ともに国産車屈指の歴史を持つ2台が今、大きな転換期を迎えている。

 両車ともに正式な発表はされておらず噂が先行している状態だが、どんなことになるにせよ、今までと同じ流れが続く可能性は非常に低い。

 まずクラウンだが、伝統のFRレイアウトをやめてFFに切り替わることは確実だ。レクサスESやカムリに採用されているTNGAのFF用GA-Kプラットフォームが使われる。

 これまでの歴史を考えると、それだけでも大きな変化だが、セダンをやめてSUVに転身するという噂もあるのはご存知のとおり。

 未だにその真偽を明確にする情報は入手できていないが、販売店などの周辺取材を進めている限り、その可能性はかなり高そうだ。

 一方で、法人需要への対応もあり、SUVとは別に伝統のセダンも残されるという情報もある。

 この場合セダンはクラウン、SUVはクラウン+サブネームの車名として2系統のラインナップになる可能性もある。ともに駆動方式はFFとなる。

現状、FFセダン、SUV、FCVすべての可能性がある、という言い方もできるトヨタの次期クラウン。画像は燃料電池版の予想CG

 さらにクラウンには別の動きもあり、MIRAIをベースとした燃料電池車として次期モデルが登場するという情報もある。後輪駆動に生まれ変わったMIRAIだけに、ある意味それが正統的な進化の形と捉えることもできる。

 このように未だ確定的な情報が手に入れられていない状況だが、次期型の登場は早ければ年内という説もあり、水面下での開発は相当進んでいるようである。

FFセダン版の予想CG(画像はベストカー編集部による予想CG)

SUV版の予想CG。情報を追う限り、次期クラウンはこのすべての可能性があり、どうなるにしても大きく変化することになる(画像はベストカー編集部による予想CG)

 スカイラインはどうか。こちらは「開発中止説」が出ており、コンセプトの変更どころか、消滅の危機さえ取り沙汰されている状況だ。

 経済紙のスクープにより出てきた話だが、星野朝子副社長が直後に「スカイラインを諦めない」とコメントを出すなど日産は火消しに躍起に。

 しかし、現行型の登場から8年が経つ今も次期モデルの具体的な情報は何もなく、実際に開発はストップしていると見られてもしかたのない状態になっている。

 北米では、昨年11月にスカイラインのSUV版とも言えるインフィニティQX55の新型が発売されており、これを新型スカイラインとして日本でも販売するという説もあるが、それで日本のファンを納得させられるのか。スカイラインの置かれた状況は極めて厳しいものと言わざるを得ない。

4ドアクーペ、新世代クロスオーバーの可能性がある次期スカイライン(画像はベストカー編集部による予想CG)

日産にとってスカイラインは簡単には諦められないモデルだが、4ドアクーペ、SUVなど生き残りをかけた大胆なモデルチェンジが必要なのは確かだ。消滅だけは避けてもらいたい!(画像はベストカー編集部による予想CG)

 クラウン、スカイラインという日本が誇る伝統のビッグネームモデルに変革期が訪れている。これからの動きに注目したい。

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みんなのコメント

22件
  • またまた、性懲りもなくベストカーがデマの記事書いてるという印象しか持てません。
    勝手にスクープした事実が、外れた場合、いい加減謝罪の一言くらい書けよ。このゴシップカー雑誌が。
  • ベストカーのスクープ写真なんて当てにならない。
    それにしても全ての写真の車高の低さといったら・・・・・ローダウンしてあると、そこそこには見えるけど。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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