ダイハツ工業は15日、小型背高ワゴン「トール」をマイナーチェンジし、発売したと発表した。電子系プラットフォームを刷新し、新型ステレオカメラを採用して安全支援機能を進化させた「スマートアシスト」や電動パーキングブレーキ(EPB)を採用するなど、安全性能や使い勝手に磨きをかけた。
2016年11月の市場投入以来、約4年ぶりの大型改良となる。ミニバンのダウンサイジングユーザーと軽スーパーハイトワゴンからのアップサイジングユーザーの採り込みに成功し、同社の小型車販売の主力車となった。
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電子プラットフォームを最新のものに更新し、6月に投入した軽SUV「タフト」で採用した新型ステレオカメラを搭載。全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールなどの機能を追加した。タフトにも採用したEPBは、同社小型車初の搭載となる。シート形状を変更して座り心地を向上させたほか、助手席アッパートレイにティッシュBOXを収納できるようにするなど使い勝手や快適性も向上させた。
外装デザインは、通常版と迫力あるフロントグリルを採用した「カスタム」を用意する。価格(消費税込み)は、売れ筋の「カスタムGターボ」で旧モデルより4万4千円高の204万6千円。
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