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優等生の「ドイツ車」じゃ満足できない! 一度乗ったら中毒必至の超刺激「イタフラ車」3台

掲載 更新 8
優等生の「ドイツ車」じゃ満足できない! 一度乗ったら中毒必至の超刺激「イタフラ車」3台

 強烈なインパクトをもたらすサソリの毒のトリコになる人も!

 輸入車と聞けば当たり前のようにドイツ車を連想する人が多い。その気持ちはもちろん理解できる。確かに優れたクルマが多いし、信頼性が高いイメージだって強いし、なによりジャーマン・ブランドは多数派だから気持ちに馴染んでもいる。

優等生に飽きた人に禁断の果実! 一度ハマったら抜けられない「イタフラ」のオススメ中古車4選

 けれど、その反面あまりにも順当で、いまひとつ面白味や刺激に欠けるような印象がついてまわるのも事実。そんな人はぜひともイタフラ系に目を向けてもらいたい。美と快の国イタリア、ナンバーワンよりオンリーワンの国フランスからは、いかにもそれぞれのお国柄がそのまま自動車になったかのような個性派が次々と生み出されてきているのだ。

 1)アバルト595

 たとえばコンパクトカー。昔はどこの国にも小さくてピリッと辛いヤツがあったものだけど、今やBセグメントにウルトラ・ホットを探すほうが難しい。けれど、イタリアにはアバルトがある。世界的ベストセラーであるフィアット500をベースにメーカー謹製チューンアップを施し、とびきり強烈なパフォーマンスとテイストを持たせたアバルト595シリーズは、世界最強の小型爆弾といっていいだろう。

 1トンほどの車体に1.4リッター+ターボの145馬力/165馬力/180馬力という布陣は、数字だけ見れば大したことないように思えるかもしれないけれど、その強烈な爆発力は走らせたら一発でわかる。そのサウンド、加速、曲がりっぷりを体験して、一発で落ちてハンコを押した人というのも、じつは少なくない。エンブレムにあるサソリの毒は、想像以上に強いのだ。

 イタフラは見た目からは想像もつかない「走り」をみせる!

 2)アルファロメオ・ジュリア

 次にセダン。世界中にスポーツセダンと呼ばれるクルマは数多あるし、そのカテゴリーではドイツの独壇場のようにも感じられる。けれどイタリアン・ブランドのセダンは、ひと味違う。例を挙げるとすれば、アルファロメオのジュリア。スポーティに見せるためにいかつい仕立てにするのではなく、セダンとしては異例に官能的なスタイリング。

 ほんの一例だけど、ステアリングのギアレシオを11.7対1という超クイックな設定にして“曲がる”ということへの徹底的なこだわりを貫き通すなど、ドライバーを狂喜させることにかけてはピカイチ。エントリーモデルの“スプリント”では200馬力に330N・mと数値は決して大きくないが、パワーとトルクの引き出し方が巧みだから充分に速い。パワーの数字なんぞに依存してないのだ。昔から熱いクルマしか作ったことのないブランドならではの哲学が生きているのである。

 3)シトロエン・ベルランゴ

 家族のためのクルマとなれば、フランスが抜群に上手いといっていいだろう。なにしろヴァカンスの国。家族フル乗車で荷物もたっぷり積み込んで遠くまで走っていって長い休日を楽しむ。それに費やす情熱は、日本人には想像できないレベルといっていいだろう。シトロエン・ベルランゴは、まるでそのために生まれたような気すらしてくるほどの存在。もちろんMPVなだけに、日常的なデューティだって楽々こなしてくれる。

 けれど、その辺の高級セダンを軽く凌駕するような快適な乗り心地は、どこまでだって疲れ知らずで走っていけるかのよう。スペースは乗員の分も荷物の分もたっぷりしているし、遊び心ある収納スペースだって用意されている。リラックスして高速巡航できる直進性と力強さがあるし、適度に素直な曲がりっぷりも見せてくれる。見た目は風変わりだけど本質ってものをよくわかってるのだ。

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みんなのコメント

8件
  • 20年くらい前にアルファ ロメオ アルファ156を
    所有したけど、填まるどころか故障の多さに中毒死
    したので2度と買う気にはなれない。
  • 『中毒必至』は言い過ぎかな。魅力はあるけど。全体的にはアフターサービスや搭載機能精度に愛想を尽かして去っていってるのが現実。販売台数に見合うバックグラウンド整備がまだまだ未熟だから、特に独ブランドや国産からの乗り換えでデビューしアフターサービスに一定レベルを求める人は特に注意。そこが改善されれば安心して魅力を堪能出来るんだけどナ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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