■軽王者のN-BOXがマイチェンで魅力増す!
ホンダの人気軽自動車「N-BOX/N-BOXカスタム」がマイナーチェンジし、2020年12月25日から発売されます。
【画像】迫力アップ!? 新デザインになった新型N-BOXがカッコイイ! (37枚)
今回のマイナーチェンジでは、従来モデルで好評の軽として最大級の広い室内空間や走り、燃費の良さといった強みはそのままに、所有する喜びをより一層感じられるようなデザインへと進化させました。
標準仕様のN-BOXは、ライフスタイルに馴染むことを目指し、シンプルで機能性を重視したデザインとしています。
外観は、ヘッドライトとグリルの形状変更により、落ち着いた表情で親しみやすいスタイルにするとともに、品のあるメッキバーをロアグリルに追加してワイドな基調としました。
内装は、ホワイト加飾やシート表皮を引き立てる。安心感のあるダークブラウンを採用しています。
カスタム仕様のN-BOXカスタムは、標準仕様との違いを明確にするとともに、高級感と存在感を高めました。
外観は、精緻なイメージはそのままに、アッパーグリルのメッキを立体化するなど押し出し感の強い表情を演出。フロントのナンバープレートの配置をボディ中央に変更しています。
内装は、ブラック内装やシート表皮は継承しながら、マルチブラック塗装の加飾を刷新し、深みのある奥行き感を表現。シートアクセントは内装全体の色調を揃え、上質で硬派な印象へと進化しました。
さらに、N-BOX/N-BOXカスタムともに、「コーディネートスタイル」が設定されました。
N-BOXでは、2トーンのボディカラーをブラウンルーフへ統一し、メッキドアハンドルに加えて新たにディッシュホイールを追加。
内装は、ダークブラウンのインテリアカラーに加えて、塗装加飾とシート表皮もブラントすることで、仕立ての良さを感じられるスタイルとしています。
一方、N-BOXカスタムのコーディネートスタイルは、ダークメッキの加飾に加え、色調を揃えたカラークリア仕上げのアルミホイールで重厚感のあるスタイルを実現。
さらに、ボディカラーは、ホンダの軽初となる「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」を採用し、全3色を設定しました。
内装は、ブラック内装にマルチボルドーの塗装加飾と、こちらもホンダ軽初のフル合皮シートを採用し、高級感のあるスタイルとしています。
■ホンダセンシングの進化でさらに安全に
新型N-BOXでは安全装備も進化し、軽トップクラスの予防安全性能を備えました。
先進安全運転支援システム「ホンダセンシング」は、後方誤発進抑制機能にも用いるセンサーを4個へ増やすことで、後方の障害物の接近を検知し、ドライバーに知らせるパーキングセンサーシステムを追加。
駐車時など、さらなる安心感を得られることを目指しています。
また、車線維持支援システムなど各機能が高速道路などで120km/hまで対応するなど、運転時の安全性が向上しました。
パワートレインは環境への対応が強化され、ターボエンジンに燃料蒸発量を抑制するジェットパージシステムを採用。
また、CVTの制御も変更され、アクセル開度にリニアに反応。状況に応じて適正なエンジンブレーキや快適な加速を実現する、ステップダウンシフト制御を取り入れています。
さらに、シフトポジションの表記も「L」から「S」に変更されました。
価格(消費税込)は、N-BOXが142万8900円から202万2900円、N-BOXカスタムが176万9900円から223万3000円です。
※ ※ ※
2011年に登場した初代N-BOXは、軽スーパーハイトワゴンの市場を開拓。さらに、2017年に2代目モデルでは、ナンバー1のブランドを確立しました。
その結果、N-BOXシリーズは累計販売台数180万台を達成し、登録車を含む新車販売台数においては3年連続、軽四輪車の新車販売台数においては5年連続で1位を獲得するなど、大ヒットモデルに君臨しています。
N-BOXと同じカテゴリーには、スズキ「スペーシア」やダイハツ「タント」、日産「ルークス」といったライバル車が存在。
直近の2020年11月の販売台数を見ると、マイチェン前のN-BOXが1万5685台、次いでスペーシアが1万2027台、タントが1万599台、ルークスが9019台と、N-BOXがとくに好調に売れていることがわかります。
今回のマイナーチェンジで魅力を増した新型N-BOXがライバル車をさらに引き離すのか、今後の動向が注目されます。
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みんなのコメント
私も含め、所得が少ない日本人が多いなかで、クルマで贅沢できる限界がこの辺ではないだろうか?これ1台で大抵のことはこなせる。
軽も高くなったが、ホンダは上手く作ったと思うよ。
しかし、軽規格の幅にあの全高の高さで運転している感覚が馴染めなかった。
軽のハイト系って意味あるのかな?