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20~30年落ちでも新車時の「2倍3倍」当たり前! 恐るべき「中古価格」の国産スポーツ車4選

掲載 更新 6
20~30年落ちでも新車時の「2倍3倍」当たり前! 恐るべき「中古価格」の国産スポーツ車4選

 2000万円超やASKとなっている高額な個体もある!

 お金さえあればだれでも最高のコンディションのものが購入できる新車とは異なり、中古車しか存在しないモデルであれば、時間の経過とともに程度のよい個体は減少してしまう。そのため、人気の高い車種の極上車は中古車市場でも高値で取引され、気づけば新車価格と変わらないか、それ以上のプライスタグをつけるようになってくる。

【お宝】もしも車庫に眠っていれば高値が付く超人気の中古車4選

 そこで今回は、そんなプレミア価格となった国産中古車をピックアップ。なかには少し目を離した隙にとんでもない上がり幅を見せたモデルもあって、“あのとき買っておけば……”と思ってしまうこと請け合いだ。

 1)日産スカイライン GT-R(R34)

 現時点ではスカイラインが付くGT-Rとしては最終型となるR34型スカイラインGT-R。じつは1999年から2002年と販売期間が短く、総生産台数が1万1000台という点もプレミア価格に拍車をかけているのかもしれない。

 そんなR34型スカイラインGT-R、新車時はもっとも高いものでも600万円台だった価格が、ここのところ急騰して1000万円オーバーも珍しくない状態で、なかには2000万円を超えるものもチラホラ見かけるようになっている。むしろ、もっとも安い部類でも600万円台ということで、もはや中古車として新車価格以下で狙えるR34スカイラインGT-Rは存在しないという恐ろしい状況となっているのである。

 2)ホンダNSX(初代)

 GT-Rとともに日本を代表するスーパースポーツモデルと言えるNSX。現在は2代目となるモデルが販売中ではあるが、ハイブリッドの4WDとなったことで初代とはキャラクターの異なる方向に進化している。それによってピュアなフィーリングを持つエンジンをミッドシップに搭載し、後輪を駆動する初代モデルに新たな価値を見出すユーザーが増えてきたようだ。

 もともと高額で取引されてきたタイプRはすでにASKとなっている個体がほとんどで正確な価格帯すら判別できない状態であるが、タイプR以外のモデルも1500万円を超えるものが珍しくなくなりつつある。当時はどちらかというとナンパなイメージで人気薄だったタルガトップモデルも同様で、とくにMTモデルの値上がりっぷりは顕著となっている。

 一時のブームかと思いきやコレクターズアイテムに昇格も!

 3)ホンダ・シビックタイプR(EK9)

 当時はもっとも手ごろな価格で手に入れることができるタイプRだった初代シビックタイプR。当時は200万円を切る新車価格でレーシングカー並みのレスポンスを持った高回転型のB16B型エンジンと、即サーキット走行OKのサスペンションや補強がなされたボディを持つ車種として多くのファンを魅了してきた。

 シビックタイプR自体は現在も新車にラインアップされているモデルであるが、シビック自体の大型化や安全装備の義務化などもあって重量も嵩み、環境対策の面で高回転NAエンジンではなくターボエンジンとなったことで、NA高回転型のイメージとは異なる車種となってしまった。

 そのためか、NAエンジンを搭載していたFD2型までのシビックタイプRは高値となっており、とくに初代モデルはその傾向が顕著だ。クルマのキャラクター的にも走り込まれた個体が多いということもあって、状態がよく走行距離の少ないものは300万円台中盤のプライスタグとなっているものも珍しくない。

 4)トヨタ・カローラレビン/スプリンタートレノ(AE86)

 大ヒット漫画となった頭文字Dの影響で一躍人気車種となったAE86型カローラレビンとスプリンタートレノ。漫画ヒット以前は手ごろな価格で購入できる後輪駆動の練習用モデルとしてヒトケタ~数十万円程度で取引されていたが、頭文字Dの影響で一気に100万円オーバーの人気車種となったのだ。

 そんな頭文字Dも2013年に連載が終了し、AE86ブームも落ち着いた……と思いきや、立派なクラシックカーとして再び価格を上げていたのである。

 現在、ピカピカに仕上げられたAE86はついに400万円台のプライスタグを掲げるものもあり、フルノーマルに近いものもかなり手が加えられたものも状態さえよければ高値安定といったところ。とてもじゃないが、FRの練習用に使えるクルマではなく、すでにコレクターズアイテムとなってしまっているのだ。

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みんなのコメント

6件
  • ハチロクなんかカローラの一種で、シルビア、セリカが買えない人の乗る貧乏グルマだったのに。
    漫画の影響は凄いね。
  • 同年代の輸入車は全てスクラップされているという現実
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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