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大自然の中で思わぬトラブル発生…ジープ「ラングラー」で冒険気分を味わえるオーバーランディングに挑戦

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大自然の中で思わぬトラブル発生…ジープ「ラングラー」で冒険気分を味わえるオーバーランディングに挑戦

ひょんなことから「オフロード走行」に誘われ、オフロードの沼に片足をつけてしまった筆者。愛車ジープラングラーのポテンシャルの高さに惚れ直したが、やはりノーマルタイヤでは心もとなかったため、タイヤを37インチへパワーアップ。「これで万全だ!」と思いオフロードに向かったのだが…。

冒険気分が味わえるオーバーランディング

今週、話題になったクルマのニュース5選(2023.3.18)

オフロードを楽しむ人の中では「急こう配や難しいロードを制覇したいタイプ」と、「走りながら大自然を楽しみたいタイプ」と大きく2タイプに分かれている。

筆者は後者の「舗装された道では見れない景色を楽しみたい」派。よって、日帰りよりも、数泊自然を堪能しながらオフロードを走るオーバーランディングスタイルが好み。

私が住むロサンゼルス周辺には、オフロードを楽しめる山や砂漠がたくさんあるが、その中でもお気に入りの場所が「アンザボレゴ砂漠州立公園」だ。春はワイルドフラワーが咲き誇り、ヤシの木が生い茂るオアシス、岩に囲まれた狭い渓谷、サボテンの丘など、さまざまな地形があり、現在でも浸食や鉄砲水により変化し続けるエリア。

名前は州立公園となっているがその広さは242,811ヘクタールで東京都よりも広く、手つかずの大地が残る冒険心くすぐるオフローダーにとって「ディズニーランド」のような場所だ。

細い渓谷を走る楽しさ

砂漠を爆走するのも楽しいが、今回は細い渓谷を走るルート。自然にできた渓谷の隙間を縫うように運転。凹凸差はさほどないが、道がクネクネ、細く、走るだけでも楽しめる。

もちろん、アスファルトで舗装されておらず、標識などは一切ない。頼りになるのはGPSのみ。しかし、近年は多少山や砂漠にいっても携帯電話の電波も届くようになり便利になった。

キャンプする場所はその日の気分で

アメリカでは至るところにキャンプ場があるが、設備はピンキリ。砂漠や山の中にぽつんとある場所もあり、スタッフが常時いないキャンプ場も多い。よって、オフロードを走っていてもキャンプ場はよく見かけるが、今回は気が向くまま。キャンプ場ではない場所でのキャンプになる。

もちろん、灯など全くないため、日が暮れる前にテントを設営。夕食も早めに作り、夜は満点の星空の下就寝。私たちはテント泊だが、メンバーの中にはルーフテントの人もおり、各々オーバーランドの宿泊を楽しむ。

凹凸は少なかったものの…

新しいタイヤになって2度目のオフロードだが、前回の日帰りオフロードのとき、タイヤを大きくしすぎて凹凸が激しいところでは、タイヤがフェンダーにぶつかることに気づいた。

「フェンダーも変えないといけないな~」と思いつつ、そのまま今回は参加したが、今回のルートは凹凸は少なかったものの、蓄積した衝撃にフェンダーの留め具がグラグラに。

そして、右後輪のフェンダーがブラブラするようになり、何度か車を降りてフェンダーを押して留め具をはめ直してみたものの・・・。

少し走らせると、後部車のCB無線から「フェンダー落っこちてますよ~」と連絡が・・・。

とうとうフェンダーが取れてしまいました!

ラングラーのフェンダーは独立しているため、フェンダーが取れたとしても走行には問題はない。よって、フェンダーを車に積んでその後は走行。

フェンダーは極論から言えば走行に必要はなく、フェンダーをとってタイヤを剥き出しにするスタイルが好んでいる人もいるほどだ。しかし、フェンダーがあることで横転や、傾いたときのボディやタイヤへのクッションになってくれる。

現在使用しているフェンダーは純正のもので、留め具が取れただけなので、留め具を変えるとまた嵌めることは可能。ただし、再び同じフェンダーをつけても、タイヤが大きくなっているため、通常の道では問題ないものの、オフロードを走行時はまたタイヤとフェンダーがぶつかってしまう。

これを防ぐ方法は、車をリフトアップするか、フェンダーを薄いモノにするかの2択。

フェンダーを変えることで、ラングラー君の見た目も変わる。以前よりフェンダーは変えようと思っていた。しかし、なかなか好みのフェンダーが見つからず、タイミングを逃していた。

次のカスタムはフェンダーになりそうだ。

文/舟津カナ

編集/inox.

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