■こんなスカイライン見たことない!
日産のセダンといえば「スカイライン」が有名です。
長い歴史を持つスカイラインですが、12代目をベースとしたスゴいモデルが登場しました。
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国際情報工科自動車大学校は、2008年式の日産「スカイライン 370GT タイプP DBA‐CKV36」をベースとした「Super silhouette police」を東京オートサロン2024に展示しました。
車両コンセプトについて国際情報工科自動車大学校は、次のようにコメントしています。
「旧車好きなメンバーが多く、『昔懐かしい車を作りたい!』現代の車でスーパーシルエットを作ろうというアイディアから始まった『令和のスーパーシルエットVerWestern Police』 V36スカイラインクーペで、誰もが憧れたあのシルエットカーと西部警察マシンRSを融合させました。
現代風にアップグレード。1980年代の興奮をもう一度!たくさんの人に懐かしんで貰えるように学生のアイディアを形にしたコンセプトカーです」
エクステリアはヘッドライト以外、ほとんどスカイラインの原型や面影は残っておらず、巨大なフロントバンパーが取り付けられ、加えて大きなリアバンパーの上には大型のリアウィングも装着されています。
まるで昔のヒルクライムなどで使用されたマシンかのような外観になっており、カラーリングもレーシングカーをイメージしたスポンサーのデカールなどが貼られています。
フロントには大きく車両提供を行なった福島日産と貼られており、そのほかにもNISSANのロゴがサイドやリアに貼られていることも印象的な1台です。
そんな国際情報工科自動車大学校が制作したSuper silhouette policeですが、どのような制作経緯となっているのでしょうか。
国際情報工科自動車大学校の担当者は、次のように話します。
「まず、福島日産という福島のディーラーのほうから車両を寄贈したいという話があり、ベースを日産車にすることが決まったので『じゃあそこから日産車で何ができるか?』という議論をし始めました。
話し合いのなかで『西武警察』や『スーパーシルエット』のような感じがいいと提案があったので、『古い車を使うのではなく新しいクルマで作ろう』ということをコンセプトに作り始めました。
制作期間は、約3ヶ月で西部警察をモチーフにした内装もこだわったポイントです」
また、今後の予定について、同担当者は、「毎年、学生の意見を尊重した作品を展示していきます」と話します。
このように、ベースとなるクルマが決まった上で、そこから何ができるかを学生らで議論した結果、Super silhouette policeが誕生しました。
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