現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > メルセデス流の高級SUV真骨頂!! 8年ぶり登場の新型GLCが世界を席捲! …できるか!??? 820万円のディーゼルHVでいざ尋常に勝負!!

ここから本文です

メルセデス流の高級SUV真骨頂!! 8年ぶり登場の新型GLCが世界を席捲! …できるか!??? 820万円のディーゼルHVでいざ尋常に勝負!!

掲載 13
メルセデス流の高級SUV真骨頂!! 8年ぶり登場の新型GLCが世界を席捲! …できるか!??? 820万円のディーゼルHVでいざ尋常に勝負!!

 メルセデスベンツ日本は3月16日、プレミアムミドルサイズSUVの新型GLCを発表、同日より予約注文の受付を開始すると発表した。ここでは、新型GLCがどのような進化を遂げたのか詳しく見ていこう。

文/ベストカーWeb編集部、写真/メルセデスベンツ

メルセデス流の高級SUV真骨頂!! 8年ぶり登場の新型GLCが世界を席捲! …できるか!??? 820万円のディーゼルHVでいざ尋常に勝負!!

■ベンツのベストセラーSUV「GLC」がフルモデルチェンジ

新型GLCのエクステリア。写真はスポーティなAMGライン

 2015年にデビューしたGLCは、Cクラスと同等の安全・快適装備を備え、高い走行性能と実用性を兼ね備えたSUV。2020年と2021年ではメルセデスベンツのなかでベストセラーSUVモデルとなり、全世界で累計260万台を販売する大人気モデル。今回、8年ぶりにフルモデルチェンジが実施され2代目モデルが登場した。

 エクステリアは、メルセデスのデザイン基本思想である「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」というデザインの基本思想を継承し、ひと目でメルセデスベンツSUVファミリーの一員であることが分かる仕上がりとなっている。

 ボディサイズは、全長4720×全幅1890×全高1640mm 、ホイールベースは2890mm。従来型と比較して全幅に変化はないが、全長は50mm 、ホイールベースは15mm延長され 、伸びやかでスポーティなシルエットになった。

 標準仕様のフロントデザインは、グリル周囲を縁取るクロームトリムとアンダーガード調のワイドなクロームトリムによって、上質かつスタイリッシュに引き締められている。スポーティなAMGラインでは、立体的な形状のスリーポインテッドスターを無数にレイアウトしたスターパターングリルと、 大胆な開口部を備えたアグレッシブなフロントバンパーで、精悍なフロントマスクを形成。

 サイドデザインは、ラインやエッジを大幅に削減し曲面を多用することでプロポーションを強調。リアは、張り出したフェンダーと水平基調のリアバンパー、スリムな新型リアコンビネーションランプにより、ワイドでシャープに見せるデザインとなっている。

■高級感と先進感たっぷりのインテリア

リアルウッドインテリアトリムや本革を採用した高級感のあるインテリア

 インテリアにはリアルウッドインテリアトリムを採用して質感の高い室内空間を演出している。

 また、12.3インチの大型コックピットディスプレイやダッシュボードと縦型の11.9インチのメディアディスプレイを6度、ドライバー側に傾けた新しいデザインを採用し、ドライバーの視認性を向上。

 最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)も搭載。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能に加え、 クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な機能にも対応している。

 実用性の高いラゲッジルームは、620L~1680Lと大容量。また、リアシートのバックレストを約10度起こすことでラゲッジルームの容量が先代モデルより約70~80L増加。ラゲッジルームカバーはフロア下に格納することができる。

■ディーゼルのMHEV搭載!! オフロード性能も向上!

オフロード走行をサポートする機能が多数搭載されている

 パワートレーンは、2.0リッター直4ディーゼルターボとISGを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載。

 エンジン単体では最高出力は197PS(145kW)、最大トルクは440Nmを発生。エンジンとトランスミッションの間に配置されるISGによって、短時間で最大23PS(17kW) 、200Nmのブーストが可能。高トルク、省燃費が売りのクリーンディーゼルエンジンに、電気によるサポートが組み合わさることで、スムーズな加速感と燃費の低減に貢献する。

 9速オートマチックトランスミッションと4MATIC(四輪駆動システム)との組み合わせで、燃費は18.1km/L(WLTCモード)となっている 。

 エンジンやトランスミッションの特性を切り替えることができるダイナミックセレクトには「オフロード」モードを追加。トランスミッションがオフロードモードに切り替わり、雪道や悪路での走破性を高める。 また、「DSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)」も備えており、急な下り坂での安定した走行をサポート。

 さらに、フロント部分下方の路面の映像を映し出す「トランスペアレントボンネット」や、車両の傾き、 路面の勾配等をディスプレイに表示する「オフロードスクリーン」を標準装備することでオフロード性能の向上が図られている。

■Sクラス譲りのベンツ最新技術が満載!! 価格は820万円!

張り出したフェンダーと水平基調のリアバンパーが力強さを感じさせるリアデザイン

 安全運転支援システムには、Sクラスに搭載されるメルセデスベンツ最新のシステムが採用されている。

 また、従来に加えて新しい機能も搭載。高速道路上で今まで以上に精密に車線中央を維持することができる「アクティブステアリングアシスト」や、交差点や曲がり角での右左折で、 飛び出しや巻き込みなどにより、車、自転車及び歩行者と衝突する 危険がある場合、警告したりブレーキを作動させる 「アクティブブレーキアシスト」などが追加されている。

 そのほか、Sクラス譲りのの最新技術を多数採用。効果的な夜間の視界確保ができる片側130万画素の高機能ヘッドライトや、良好な取り回しと優れたハンドリングを実現するリア・アクスルステアリング。直感的な行先案内が可能なARナビゲーションや生体認証(指紋、声)によるシートポジション等の設定など先進機能が満載。

 新型GLCは「GLC 220d 4MATIC」のワングレード。車両価格は820万円となっている。質感を高めた内外装やSクラスと同等の先進装備を搭載し、新型モデルも高い人気を集めそうだ。

■ベンツGLC220d 4MATIC 主要諸元
・全長:4720mm
・全幅:1890mm
・全高:1640mm
・ホイールベース:2890mm
・車両重量:1930kg
・最小回転半径:5.5m(リア・アクスルステア装着車:5.1m)
・エンジン:直列4気筒DOHCディーゼルターボ
・総排気量:1992cc
・最高出力:197PS(145kW)/3600rpm
・最大トルク:440Nm/1800-2800rpm
・モーター出力/トルク:17kW/205Nm
・トランスミッション:9AT
・タイヤサイズ:235/60R18
・WLTCモード燃費:18.1km/L
・価格:820万円

関連タグ

こんな記事も読まれています

進化型『GRヤリス』用、HKSのスーパーターボマフラー2製品発売 「運転が楽しくなる音質」実現
進化型『GRヤリス』用、HKSのスーパーターボマフラー2製品発売 「運転が楽しくなる音質」実現
レスポンス
『ジャガーXJR-12(1990年~1991年)』再びル・マン制した耐久専用車【忘れがたき銘車たち】
『ジャガーXJR-12(1990年~1991年)』再びル・マン制した耐久専用車【忘れがたき銘車たち】
AUTOSPORT web
美しすぎる三菱「和製スポーツカー」が凄い! ド迫力の「巨大グリル」採用した“ラグジュアリークーペ”に大注目! めちゃ開放的な「オープン仕様」も設定した「“幻の”エクリプス」とは!
美しすぎる三菱「和製スポーツカー」が凄い! ド迫力の「巨大グリル」採用した“ラグジュアリークーペ”に大注目! めちゃ開放的な「オープン仕様」も設定した「“幻の”エクリプス」とは!
くるまのニュース
R36「スカイラインGT-R」まもなく実車公開か!? デザインはまるでR34型! 4.1リッターで1000馬力を発生する「次世代型GT-R」の気になる姿とは?
R36「スカイラインGT-R」まもなく実車公開か!? デザインはまるでR34型! 4.1リッターで1000馬力を発生する「次世代型GT-R」の気になる姿とは?
VAGUE
【第1回】長尾循の古今東西モデルカーよもやま話:ミニチュアと実車の二刀流趣味~スーパーセブン編
【第1回】長尾循の古今東西モデルカーよもやま話:ミニチュアと実車の二刀流趣味~スーパーセブン編
AUTOCAR JAPAN
「能ある鷹感がいい」ワゴン専用になったVW『パサート』、デザイン、実用性にSNS注目
「能ある鷹感がいい」ワゴン専用になったVW『パサート』、デザイン、実用性にSNS注目
レスポンス
ハイエースにキャラバンが「デコトラ」みたいに「ギラッギラ」! 一歩間違えると「ブサイク」になる難易度高めの「デコバン」ワールド
ハイエースにキャラバンが「デコトラ」みたいに「ギラッギラ」! 一歩間違えると「ブサイク」になる難易度高めの「デコバン」ワールド
WEB CARTOP
F1ハースとの協業で得られる技術的メリット。WECとの違いとパイプライン【トヨタ/TGR加地部長インタビュー/前編】
F1ハースとの協業で得られる技術的メリット。WECとの違いとパイプライン【トヨタ/TGR加地部長インタビュー/前編】
AUTOSPORT web
マセラティ公式の「スーパーカー消しゴム」グッズ発売、“直線番長レース”で大人も夢中に
マセラティ公式の「スーパーカー消しゴム」グッズ発売、“直線番長レース”で大人も夢中に
レスポンス
「うわっ…!」“西日”がまぶしい! 午後のドライブで突然のピンチに!? 注意したい晩秋特有の“現象”に有効な「対策」とは
「うわっ…!」“西日”がまぶしい! 午後のドライブで突然のピンチに!? 注意したい晩秋特有の“現象”に有効な「対策」とは
くるまのニュース
急転直下のキャデラックF1参戦。マリオ・アンドレッティにとっても謎?「個人的な理由もあったようだが、突然まとまった」
急転直下のキャデラックF1参戦。マリオ・アンドレッティにとっても謎?「個人的な理由もあったようだが、突然まとまった」
motorsport.com 日本版
[15秒でわかる]ヒョンデ『アイオニック9』…柔軟な座席配置を実現
[15秒でわかる]ヒョンデ『アイオニック9』…柔軟な座席配置を実現
レスポンス
いすゞ「“2階建て”キャンパー!?」世界初公開! タフな「カクカク」ボディが超カッコイイ! 6人寝られる「NTB エクスペディション ストライカー」愛知で実車展示
いすゞ「“2階建て”キャンパー!?」世界初公開! タフな「カクカク」ボディが超カッコイイ! 6人寝られる「NTB エクスペディション ストライカー」愛知で実車展示
くるまのニュース
F1シート喪失の周冠宇、2025年はフェラーリのリザーブドライバー就任?「彼らは僕にかなり興味を示している」
F1シート喪失の周冠宇、2025年はフェラーリのリザーブドライバー就任?「彼らは僕にかなり興味を示している」
motorsport.com 日本版
最強ディフェンダー「オクタ」初展示! 驚愕スペックとプロトタイプの全貌とは
最強ディフェンダー「オクタ」初展示! 驚愕スペックとプロトタイプの全貌とは
レスポンス
F1、カタール航空のSAF(持続可能航空燃料)プログラムに参画。”空のネットゼロ”実現にも貢献へ
F1、カタール航空のSAF(持続可能航空燃料)プログラムに参画。”空のネットゼロ”実現にも貢献へ
motorsport.com 日本版
【MotoGP】現役引退のアレイシ・エスパルガロ「才能では劣っていると感じていたけど、努力で勝った!」
【MotoGP】現役引退のアレイシ・エスパルガロ「才能では劣っていると感じていたけど、努力で勝った!」
motorsport.com 日本版
“不死鳥”ウィケンス、IMSAのGTDクラスに参戦! インディカーでのクラッシュで下半身不随もレースへの情熱は燃え続ける
“不死鳥”ウィケンス、IMSAのGTDクラスに参戦! インディカーでのクラッシュで下半身不随もレースへの情熱は燃え続ける
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

13件
  • コミコミで1000万だものなー。高くなってきた。
  • 最近のベンツに乗ってるけど、日本だとドイツと気温差がありすぎと信号多すぎて冷えないから馬鹿みたいに壊れて消耗する。
    エンジンのオイルがミストになり、配線を伝って壊れてコンピューターとハーネス一式交換とか。
    気温が高くなり、コンピューター制御が多くなってから本当に壊れるようになった。
    ヨーロッパとか北米だと問題にならないから放置されるだろうけど、
    ベンツ全体で問題が解決するまでは、新モデルが出ても乗り換えない人周りだと多い。

    それまでのベンツでは、こんなことなかったのに、周りでもどんどん他社に乗り換える人が出てきた。
    5年のメルセデスケアが切れる前に乗り換えていく人は良いのかも。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村